ホドウフォ・パス

どうもお久しぶりです。


今日は先のムンジアルで黒帯アブソを制し、ジャカレイ・シャンジ・ホジャーといった現人神と肩を並べる存在となったGFチームのホドウフォ・ヴィエイラが良くやるパスを紹介したいと思います。

柔術新聞
このパス、上手くできると相当有用だと思います。

コブリンヤレオジーニョ柔術魂7で紹介されていたホベルト・サトシ選手ジャンピング・トレアナパスも似た動きしますが、少し違います。

理由は後述します。コブリンヤのやつが一番近いかもです。

ホドウフォはこのパスを使って、今年のパンナムでアントニオ・ブラガ・ネトを大翻弄して完パス、勝利しました。

粘着ガードが身上のブラガ・ネトを完パスとか、普通ありえないです・・・。

柔術新聞

その試合でこのパスを連発しており、一番分かりやすかったのですが、Youtube上から試合動画が削除されてしまい、アップした人にもう一度どこかにアップしてくれないかと尋ねると、ビデオカメラのデータ自体が残っていないとの事、Budovideoが発売するパンナムDVDの収録予定にもホドウフォvsネトは入っていないため、幻の試合動画となっていました・・・。


しかしこの記事を読んだ方が親切にも動画をUPして下さいました!

それがこちらです。

http://www.youtube.com/watch?v=5QrN84ItAvw 

どうもありがとうございます!!


ホドウフォ凄いですねー。はんぱないです。

簡単に言うと相手の足掴んで、横にピョコンと飛ぶわけですね。
ノーギで噛み付きやる時、似た動きする事ありますよね。

あんな感じです。

http://www.youtube.com/watch?v=33glH3Gt1-Y

この動画の34秒、そして5分20秒くらいからやってる感じです。

この動画だとホドウフォは立ちながらやってますが、ヒザ立ちからも出来ます。

これが凄く効果的なんです。

柔術新聞
ポイント

①トレアナ・パスのように相手のヒザ付近を掴んで、支点をつくる。

②そこを支点にして、頭を下げて、両足を揃えて同時に横に飛ぶ。

という事です。


この時注意するのは、レオジーニョが良くやるいわゆる倒立パスでは無い事です。

頭で支点を取っていないので、結果倒立パスよりも速く動けて、サイドチェンジも容易なのです。

その他サトシ選手の紹介されていたパスや、倒立系のパスに良くある、床に手を着いて支点を取ったりもしません。

だからそういうのとはちょっと違うんです。

支点の取り方が簡易なのがこのパスの特徴です。

結果連発できます。

http://www.youtube.com/watch?v=H5endmop6vA

この動画の30秒くらいのフェイントの掛け方が分かりやすいですね。

そして、3分20秒くらいから、ガード内、ヒザ立ちに近い状態からこのパスを繰り出しています。
相手は全く反応できていませんね。

相手のヒザに体重をかけるため、ガード足も利かせ辛くなるのです。


そしてこれだけ連発が容易ですと、まるでサッカーのフェイントのように方向をたくさん変えられるため、相手は非常にガードし辛くなる訳ですね。

一見倒立パスっぽいですが、掴み方や、頭や床で支点を取らない事から、これは普通のトレアナ・パスをハイパーにしたものと考える方が良いでしょう。

ホドウフォはトレアナ・パスの名手でもあります。


あの軟体ガードで知られるハファエル・ロバトJrをトレアナで何回も完パスしています。

http://www.youtube.com/watch?v=Mge21UfAv7M

はんぱなく恐ろしい切れ味ですね。

柔術新聞


いかがでしたでしょうか。


ヒザ立ちに近い状態から、相手のヒザを掴み、両足をほぼ揃えて、横にピョコンと飛び出すんです。

身体能力不要の、かんたんジャンピング・パスですが、切れ味は凄いです。

イマイチ足のステップが分からない場合は、行きたい方向の足から動き出す事を意識すると上手く行くと思います。
良かったら試してみて下さい!

柔術新聞

柔術福袋

今日は僕が今までに「これはちょっと面白いな」と思って使ってる技を、脈絡無く並べてみます。
なにぶん「福袋」なので、「もう持ってる物がある」とか「これはイマイチ」とか、そういう返品&クレームはご容赦下さい!!
何か参考になればラッキー程度って感じで!

まず効率の良い鉄砲返しの紹介です。
ハーフから押さえ込まれて、背中付けられちゃった場合ですね。
このままだとじりじりエスグリマ・パス(脇さしパス)とか狙われちゃいます。
そこでこのスイープです。
http://www.youtube.com/watch?v=JYJqs4GSrM0
相手が返る方を塞いで、転がしやすくする訳ですね。
ハマると相手が抵抗できずに転がっていって快感です。
この下足のロックはやり辛い時があるので、そんな時はこのバリエーションを試してみて下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=E97Za6OyWIY
こっちの方がやりやすいかもです!


次に腕十字のクラッチがなかなか切れない
良くありますよね。
そんな時はこの「電気アンマ・クラッチブレイク」はいかがでしょうか。
http://www.youtube.com/watch?v=V6jOohZ9EpE
足をプルプルさせて、相手が「」となった所で一気に切るんです。
知らない人にやると、これが意外と当たりましたねー。


次はガードからのチョークです。
普通に襟を掴んで、起き上がって帯を掴んで、そのままチョークです。
http://www.youtube.com/watch?v=mhVi6XB2btI
起き上がったり帯を掴んだりすると、相手はスイープを警戒するので、そこを突いてチョークにいくんです。
ただこれは自分と相手の間にすき間が空いちゃうと上手く極まらないので、色々試してみて下さい。
そしてラストは「ホジャーグレイシー・ディフェンス」です。
三角が入って、腕も流されちゃって・・・。
絶体絶命のピンチですよね。


しかしこのエスケープ法は、その流される方向に体もそのまま持っていって、極まるのを防いじゃうという斬新なものです。
http://www.youtube.com/watch?v=XNo1Y_yFNEA
この角度だと、なかなか極まらなくなります。
じっとして反撃の機会を伺いましょう。
注意しなければいけないのは、腕を取られてアームロックでやられちゃう事です。
腕のクラッチはしっかりして抵抗しましょう。
ホジャー・グレイシーはその圧倒的な強さを語られる事が多いですが、実は意外とピンチな場面も多いです。しかしエドゥアルド・テレスもかくやという程の凄まじいエスケープ能力で事なきを得ています。

http://www.youtube.com/watch?v=J71vyjW8_6U
この動画がそんなホジャーの凄さを良くまとめていると思います。
ホジャーをピンチに陥れた強豪達、しかしその後・・・。
良く出来ていますねー。
それにしてもホジャー本当はんぱないですね・・・。
なんかみんな魔法みたいに解けていきますよ・・・。
体の入れ方も上手いっていうかぱねえです。
ホジャーのエスケープ能力は海外でも話題になっていて、そこからこんな動画を見つけました。
マイク・スウィックがホジャーが良くやる三角エスケープを紹介してくれてます。
http://www.youtube.com/watch?v=UCGY4tcN-Lc
とても分かりやすいですね。
いかがでしたでしょうか。
何か参考になるヤツが混じってれば良いのですが・・・。
もうすぐ気候も暖かくなって、柔術やりやすくなりますよね。
今まで寒くて体もカタかったです・・・。
寒さからほぐれた体で、色々試してみて下さいね!

ベリンボロ速報

今日トライフォース青山道場にてシュレック関根選手と一緒に練習させて頂く機会がありました。
この道場は技術レベルが非常に高く、なによりも安心して練習できるので、時々お邪魔させて貰っているんです。いつもどうもありがとうございます!

そしてそこで、多分ご存知なんじゃないかと思い、決死の覚悟でストーカーのごとく執拗にベリンボロ質問攻めにした所、アドバイスを頂く事ができました!
僕のあまりに下手くそなベリンボロに呆れかわいそうに思ってくれたのでしょう。
下手で良かった・・・。

ポイントをみんなで共有しましょう。
まず①デラヒーバフックは深く、反対足まで届くようにする。
そしてここからがポイントですが、②フックしてない方の自分の足は、決して振り子のように振らず、フックした足とクラッチして、相手の足を挟み込むようにする。
ここで足を振り子のようにしてしまうと、ヘリコプターの失敗型になりがちなようです。

そして③そのクラッチした足を伸ばして相手を煽る。
この足伸ばし煽りで、相手はベース崩し、もしくは後ろ足で座る例のポーズになります。
http://www.youtube.com/watch?v=uqojS2A8Hck
以前紹介した動画ですが、なるほど確かにハファエルは両足でクラッチして、足を伸ばして相手のベースを崩していますね。

そして④肩横転タイプの回転で逆さになりながら、再度クラッチ掛けた両足を伸ばし、担ぎスイープで相手を持ち上げるみたいな感じで相手をコントロールしながら、バックを取る。
http://www.youtube.com/watch?v=iSP9OWPQeOM
サミュエル・ブラガですが、なるほど最後まで両足クラッチを崩していません。
http://www.youtube.com/watch?v=RNI3CrcPIFg
これも確かに両足クラッチをキープして、吉岡選手のベースを崩していますね。
メモとか取っていなかったので(あんまりしつこ過ぎてキレさせたら挽肉にされちゃいますからね)、もしかしたら遺漏があるかもしれませんが、多分こうだったと思います。
みなさん良かったらちょっと試してみて下さい!

サミュエル・ブラガとBerimbolo

先日紹介したBerimbolo、どうもなんか引っ掛かってたんですけど分かりました。
2008年ムンジアル・プルーマ級決勝戦におけるサミュエル・ブラガvs吉岡大選手の一戦中の事でした。
悲願の日本人ムンジアル初制覇の期待がかかるこの試合、この場面までは吉岡選手が必殺の鉄壁ディフェンス力でサミュエルの猛攻パスを全部凌ぎまくり、サミュエルのベースを崩したりして、かなり押せ押せだったんです!!!
しかしこの1発で試合の流れが変わってしまいました・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=RNI3CrcPIFg

まごうかたなきBerimboloですね。
ここで失ったアドバン差を吉岡選手はついに取り返せず、惜しくも敗れてしまいました。
まさに一撃必殺の切れ味ですね。
そして2007年同じくムンジアル・プルーマ級決勝、サミュエル・ブラガはホビーニョことホブソン・モウラに対しても試合開始早々にBerimboloを仕掛けていました。
http://www.youtube.com/watch?v=NlkTl773wVo
この階級世界最強と言われ続け、長期のブランクを経てこの年のムンジアルに復活したホビーニョにあえなくフックを切られてしまっていますが、この技の防御としては、やはりフックのベースをそもそも取らせない事が重要ですね。
形を作られてしまった後ですと、良いように煽られて
しまいます。
それにしてもATOSのハファエル・メンデスが多用した事でやっとこさ僕が気付いたこの技、実はサミュエル・ブラガの得意技でもあったんですね。
$柔術新聞
技自体は多分50・50みたいに前からあったのかもしれませんが、
それにしてもさすがグレイシー・バッハですね。

ガード技術に関しては常に最先端を走って譲らないです。
現在マイケル・ランギアブマー・バルボーザが得意とする、スパイダーから回転するスタイルもチンギーニャが祖ですし、例のインバーテッドガード・逆さ回転だって、そもそもはあのホレッタが元祖のような存在なんだという意見をある選手から聞いた事があります。
$柔術新聞
どういう経路を辿ったのかは分かりませんが、こういった優れた必殺技が様々な人の手を経て、ボコンと現世に出てくる場に立ち会えるのも柔術ファンの醍醐味ですよね。

Berimbolo

先日紹介した ハファエルの外回りバック取りのムーブ、

どうも「Berimbolo」って言うらしいです。


ハファエルの兄弟であるギリェルミがインタビューでこのポジションに言及しています。

http://www.graciemag.com/en/2011/02/gui-mendes-%e2%80%9cnow-itll-be-like-this-everyone-competing-at-featherweight-together%e2%80%9d/

「Now Rafael beat Renan Borges. Both pulled guard and my brother managed to do that “berimbolo” position of his to get to back mount, where he finished with a choke. 」

「ハファエルはヘナン・ボウジェスと対戦したんだ。二人ともガードに引き込んで、そこからハファエルはバックマウントを取るためになんとかベリンボロ・ポジションをゲットし、絞めで1本勝ちさ」


そして調べてみた所、こんな記述のあるサイトがありました。

http://intheguard.blogspot.com/2010/12/more-far-side-arm-attacks-berimbolo-to.html

なんか誰かの練習帳みたいなブログですけど、Berimboloについて書かれています。

「Berimbolo from footlock- cross over and go inverted dlr- outward pressure and throw them towards trapped leg From standing- inverted dlr to calf lock Mendes belt grab dlr to back or 50/50 or spin under if they try to stuff the leg 」

なんか訳すの面倒なので省略しますけど、どうもハファエル風に帯を掴むムーブ、そこから50/50に移行するムーブ、相手が足を閉じてガードしてきた時に回転して潜っていくムーブ等を意識して練習しているようです。


ずいぶん高度ですね。


またどこかの道場のサイトですが、先日のヨーロピアン選手権におけるJTの試合動画を取り上げて、「俺達が練習していたBerimboloからのバックやってるぜ。」みたいな記述があります。

http://thestrongholdsd.com/

「Great video of JT Torres executing some of the things we have been working on the past couple of weeks: Berimbolo, back control and finishing!」


ちなみにそのJTvsジェイク・マッケンジーの試合動画です。

JTが冒頭からこのムーブを炸裂させてます!!!

向こうではデラヒーバ・フックという意識はあまりなく、カーフロックからの回転技と認識されているようですね。


それにしても進んでますねー。


デラヒーバからの派生技と考えているようじゃ遅れてるんですかね・・・。


興味が有る方はベリンボロ練習してみて下さい!

あと技の名前や読み方、本当にこれで良いのかどうか情報持ってる方いたら教えて下さい

ハファエル18番!デラヒーバ・フックからの外回転バック

先にツイッターで色々書いてみたのですが、分散して見づらいかもなので少しまとめてみます。
お気づきの方も多いと思いますが、若き天才ハファエル・メンデスの必殺技で、最近はハファエルの所属道場であるATOSのチームメイト達もこぞって使うようになってきた技がありますね。
http://www.youtube.com/watch?v=uqojS2A8Hck
これですこれですこの技です!!!
この、デラヒーバ・フックからの外回りバック取りのムーブを紹介したいと思います。
このムーブ、現在の所防御不能で、特にハファエルがこの技を仕掛けるとほぼ100%の割合でバックを取ってしまうという恐ろしいムーブです。
仕組みはこの動画が分かりやすいです。実演はグレイシー・バッハが誇る技巧派世界王者のサミュエル・ブラガです。
http://www.youtube.com/watch?v=iSP9OWPQeOM
別角度から。
http://www.youtube.com/watch?v=G4bJZDgptLs&NR=1
デラヒーバフックをがっちり掛けて、それを維持したまま、相手の帯などを掴んで密着して逆さになって回り込み、自分の頭を相手の両足の外側から出すようにするとアラ不思議、バックが取れるんですね。
知恵の輪みたいな技術です。最初の体勢からはちょっと予想できない結末ですよね。
技術進歩が超超著しい柔術界、今のトップの選手達は、最初の体勢からは想像付かないようなフィニッシュの形になるテクを使いこなしているんです。
展開図とか苦手だった僕なんかは、これらの技術の仕組みが分かるのにとても時間がかかりましたよ・・・。
この技なんかもそうです。なんで?って感じですよね。
http://www.youtube.com/watch?v=gjF6DV9QfJ0
試合だってこんな感じです。ライアン・ホールとエルメス・フランカのグラップリング試合ですが、2分30秒過ぎからのライアンのムーブを見て下さい。なんで?なんでそうなるの?って感じですよ。
http://www.youtube.com/watch?v=curRC4pAE-w
けどこのムーブだって、ハーフ・ガード→ディープ・ハーフガード→逆50/50→なんか前転してバックという風に、一つ一つの技術がしっかり説明できる(一部出来ていませんが・・・)、個々の柔術技術が組み合わさった物なんです。
つまり柔術はもはやそれ自体で進化を繰り返して、柔術独自の語法に習熟していないと中々通用しない、そういう厳しい競技になっていると思います。
そういう柔術独自の超テクを多数生み出し、最新技術の象徴的存在となっているのが、ハファエル・メンデスも所属するATOSというチームなんです。
この外回りバック取りは、そんなATOSチームに数々の栄光をもたらした、最大のヒット作なんです。
これまでデラヒーバからの外回りというと、こういう感じの、いわゆる「ヘリコプタースイープ」的なムーブが多かったと思います。元祖天才レオジーニョことレオナルド・ヴィエイラの素晴らしいムーブです。
http://www.youtube.com/watch?v=VFXjizzj87A
8分30秒からのムーブがそうですね。
しかし外回り回転は内回りと比べてとっかかり場所が少ないため、そのまま見当違いの場所を回ってしまう事が多いのです。レオジーニョですらそういう事があります。
そしてこの回り方だと、相手が座ったりしてスペースを消してきた時、こじ開けるのが難しいです。
しかしハファエルの使う外回りバックは、これとは少し違っています。
まず、回転はどうでもいいのです。
どうでもいいというと少し言い過ぎですけど、とにかく相手と密着して、逆さになって自分の頭を潜らせればムーブ完成なのです。
元々ハファエルの使う回転は、相手の軸足を派手に周回するのではなく、自分の肩を軸にしてお尻を起こして、地面と垂直に周回させるタイプのものです。

その場で逆さになって、横にコロンと転がる感じですね。
①や②の動画の回り方もそうですよね。
今はこの軌道の小さい回り方がナウイです。
そしてこのムーブの場合、回転するというよりも、逆さになって潜って行き、相手の足を束ねて自分の頭を差し込むのが主目的です。だから回る軌道は小さく必要最小限なので、すっぽ抜けが少ないのです。
http://www.youtube.com/watch?v=QhOU2um5MEA
ハファエルのVSテオドール・カナル戦ですが、もはや回転すらしていません。
逆さで潜って→足を束ねて→頭を出す、これでバックに回れるんですね。
大きく回転する必要が無いので、スペースも必要としません。
http://www.youtube.com/watch?v=L-dk33dB21w
この動画なんて見てくださいよ。AXISの片庭選手が完全にスペース消しまくってるのに、かまわずずんずん潜っていってバック取れてますね。
防御不能ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=M0ZhzMWi9VI
アブダビ・プロ柔術2009決勝戦ですが、あのコブリンヤですら喰らってます。
そしてハファエルのチームメイト達もこぞってこの技を使うようになりました。
http://www.youtube.com/watch?v=bjG1v49R3CA

白い道着がATOSのアリ・ファリアス、ちなみに黒帯初大会なのですが、開始から大喜びでこの技を繰り出していますね。
とにかくデラヒーバフック維持して、帯掴んで回転すればバックだぜ!!みたいな勢いが凄いです。
ちなみに相手はガロ級世界最強のブルーノ・マルファシーニです。
http://www.youtube.com/watch?v=qxKMJ4QBCuI
ハファエルの兄弟ギリェルミ・メンデスもオモプラッタからこの技に移行していますね。
http://www.youtube.com/watch?v=ejxzDhKxPLI
ロイド・アーヴィン所属の新鋭JTことジョナサン・トレスですが、3分30秒くらいから同じ発想のバック取りをしていますね。
JTはハファエル達とダチらしいので、教えて貰ったのかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。
外回りは内回りと比べて、防御側としてはブロックが難しいので、入り込みやすいんですね。
ただいくら入り込みやすいと言っても、デラヒーバ・フックを維持しながら外回り回転をするのはやはり難しいです。
しかし出来たらこれほど格好良い技も無いですよね。
デラヒーバ・フックを深くかける事ができる人は、チャレンジしてみる価値があるのではないでしょうか。

TTパス・ヴァリエーションズ

記事にする程の分量でないので申し訳ないのですが、TTパスのヴァリエーションを1つ紹介したいと思います。


以前の記事で、入り方を2通りくらい書きましたが、

http://ameblo.jp/busujiujitsu/entry-10454784820.html

あともう一つあります。


実はこれが一番手っ取り早いTTパス方法かもです。


僕は別に強くもなんともないですが、それでもファイター本能のような物が働いたのでしょうか、1つだけ言わずに取っておきました・・・。

何か全部言っちゃうと手持ちが無くなっちゃう気がして。

いたってネタ無しな人間なので・・・。


けど多分既にやってる人たくさん居るだろうなとか思ったので、改めて書いてみますね。

トレアナorトレアドールorトレアンドレorトリアーダ?等と色々呼び名がありますが、

http://www.youtube.com/watch?v=llwq1rKaQLw

この足引っ張って払うパスと組み合わせるんです。

単純ですみません。


このパス方法はおそらく、通常の道場スパーとかだと最も良く見られる、非常にポピュラーなパス方法なのではと思います。


実際足が凄く利く人とか相手だとそもそも足掴めなかったり、また柔術においてなるべく避けるべき「手vs足」の場面である事は間違い無いですし、しかもこればかりに頼っちゃうと他のパスが上手にならないので、僕は練習ではなるべく使わないようにしているのですが、つまりそれくらいやりやすいパスですよね。


このパス、タイミング良く入られると下の人間にとっては非常に嫌で、思わずなりふり構わずガード足を出しちゃいますよね。そこをキャップします。だから以前紹介した①の入り方とほぼ同じです。

実際やるとこんな感じです。ポポ様が中盤くらいから、この組み合わせを暴力的な勢いで出しまくってます。

http://www.bjjcenter.com/blog/pablo-popovitch-brazilian-jiu-jitsu-center-blog/pablo-popovitch-training-at-xfc-seminar/

元となるトレアナ・パス自体は非常にポピュラーなので色々なやり方があると思いますが、手に入りやすい物だと確か柔術魂4くらいの付録DVDで、元JFT&アカデミアA`Zの荒牧選手が実演して下さっていたと思います。

柔術新聞


また早川氏の「はじめてのブラジリアン柔術」にも収録されていたと思うので参考にしてみて下さい。

柔術新聞

またあまり足引っ張るタイプのトレアナ・パスではないですが、同系列のムーブメント・ドリルのやり方が、ロイ・ディーンの「Purple Belt Requirment」というDVDでシツコイくらい紹介されてますので、興味があったら観てみて下さい。 ただわざわざ買う程ではないかもです・・・。

柔術新聞
http://www.budovideos.com/shop/customer/product.php?productid=29123&cat=&page=1


元となるトレアナ・パスの切れ味が増せば増すほど、ガード足を引っ張り出しやすくなる訳ですから、このパブロ・ポポビッチ並みにハイスピードでトレアナ・パスを使いこなせるようになるといいですよね(無理言ってすみません)。このパスのドリルは非常に有用で、TTパスに限らずどんな場面でも使えると思いますので、頑張ってみて下さい!!

はじめてのムフフ・・・クローズド・ガード編

以前この記事 において、ハーフガードの基本的な対処法を書いてみました。

今回はそこからガードに戻せたという前提で、クローズド・ガードにおける基本戦略を考えてみたいと思います。

と言ってもそんなの膨大なバリエーションがあるでしょうから、ここではクローズドガードからの絞めに照準を絞って、DVDの紹介とかに逃げつつ簡単に書いていこうと思います。


その前にハーフガード編の補足を。

ハーフガードからガードに戻す動きと併せて、三角絞めを狙う事ができます。

http://www.youtube.com/watch?v=BsCCMJrFOi0

こういう動きです。

非常に基本的なムーブで、腰逃がす動作はガードに戻す動きと併せて使えるので、是非両方ドリルって下さい!


実際試合で使うとこんな感じです。

http://www.youtube.com/watch?v=-bCx1egxOSE

この動画では、腰蹴ってませんし、ハーフというよりもほぼクローズドからのオープンで取ってるので、デティールは一部異なりますが、相手の襟を引いて頭を下げさせ、腕を取りながら、腰を逃がしてキャッチ、重要な部分では基本的に同じだと思いますので参考にしてみて下さい。

こういうタイミングで取る訳ですね。


ハーフガードで防御だけだと消耗してしまいますし、長い時間をハーフガード防御のみで耐えられる鉄壁さというのは、そう簡単には身に付かないというか、ほぼ無理です。


だからそこから展開を変えられる技を持っていた方が良いです。

それはもちろんハーフガードスイープでも良いのですが、それの多くはまず筋力が無いと無理なので、始めたばかりの人にとってはハードルが高いと個人的には思います。

ちなみに僕も体を壊してからは、ハーフから相手の体重を乗っけてスイープする技は怖くて仕方ありません。


だからそういうハーフ技を習得するのと並行して、よりベーシックなムーブを使い、しかも1本が取れるこの三角絞めを練習してみるのも良いのではと思う訳です。

それに1本の危険があると、相手も踏み込むのに躊躇してきます。

クロスニー等のパス対策というのは、まずその形に入らせない事が重要ですので、その意味でも1本を匂わせて進入を躊躇させる事は有効だと思います。


基本的なハーフガードの防御で凌ぎながら、相手を進入させず(相手があまり上の方にくると、防御やこの三角絞めがやりにくくなります。後転マスターになるまではなるべく自分の体より下げるようにしましょう。)、タイミング見ながら腰を逃がしてガード&三角、という戦略ですね。


次にクローズドガード内での戦略です。

1本に直結しやすいのは、やはりクローズドガード内での仕掛けです。重要ですね。

三角&十字に関しては、正しい方法でドリルを繰り返すのがやはり一番効果的だと思います。

十字に関して、自宅等でフォームを確認するには、このDVDが素晴らしいです。

柔術新聞


クローズドガードからの十字の正式なフォームが、座りと立ちと2種類入っており、非常に分かりやすく解説されています。

何回も反復して手順を正確に覚え、スパーで淀みなく使えるようにしましょう。


クローズドからの十字はスパー等において、失敗してポジション取られる事をおそれる事なく、もう何が何でも仕掛け続けるのが上達の早道です。もうパスされようが1本取られようが何でもいいから、後先考えず、アホみたいに仕掛けて十字マシーンになって下さい。段々コツが掴めますよ。個人的にはハイガードにして、足を振り子のようにすると取りやすいですが、これは人によると思いますので参考程度に聞いといて下さい。


そして絞めに関してですが、いわゆるクロスチョーク小手絞り及びそのバリエーション、そしてエゼキエルのコンビネーションを覚えましょう。


ガードからのクロスチョークに関しても、上記のDVDにお手本が収録されています。是非見て練習してみて下さい。

それにクロスチョークの相手の襟取って頭を下げるのは、絞めだけでなく、十字や三角を仕掛けるセットアップとしても有効な動作です。連携させましょう。


そしてその襟を取った手をキープしつつ、もう片方の腕を相手の頭の後ろに回すと、いわゆる小手絞りになりますね。こういう感じですね。

http://www.youtube.com/watch?v=ua4COqSf2_o

ねわざワールドの大賀氏が非常に分かりやすく解説しています。是非見てみて下さい。

クローズドガード内から仕掛けるとこんな感じです。

http://www.youtube.com/watch?v=DSx4RPHUl2w

見ると分かりますけど、ハーフ防御としても使えますよね。

実際試合で使うとこんな感じです。

http://www.youtube.com/watch?v=iz359_JQOxM

襟を引き付けて相手を逃がさず、小手で絞って足も使って押さえ込んで締めをキツくしてます。それにしてもおっそろしい極め力ですね。


この連携に長けたクロン・グレイシーのハーフ防御です。冒頭の攻防を見てください。クロスチョークや小手絞り的な動作を繰り返しながら、相手の頭を下げて、シッティングを交えながら進入を防いでいます。上手ですね。

http://www.youtube.com/watch?v=RiC3co9BwEU


この動画では3分10秒あたりで、襟掴んで小手絞り狙いながら相手のベースを崩しつつ、押さえ込みに使った足をそのまま流して十字決めてます。

http://www.youtube.com/watch?v=m-mbhx_Auks

相手の襟を引きまわしてベースを崩すので、そこからこんなスイープも決められます。

http://www.youtube.com/watch?v=ueO2bDXdD18


この小手絞りをやったまま、相手の頭を抑えている腕を枕にして、襟掴んでる腕を離すとエゼキエルになりますね。

このクロスチョーク→小手絞り→エゼキエルという連携は、非常に効率的に繋げられるので、是非ドリル等に活用してみて下さい。


いかがでしたでしょうか。

全てのムーブに共通する、襟掴んで相手の頭を下げてベース崩す動作は、ジョナサン・トーレスのガード等を見ても分かるように、はっきりいって腕力が強ければ強い程良いと思います。


道場に行けない日でも、ギを掴んだり引っ張ったりして、握力と引く力を養ってみると、これらの技術もより使いやすくなると思います。

良かったらこれらを参考にして頑張ってみて下さい。

僕でもできる!TT式キャップ型腰殺しパス

先日のDEEPXでは、我らが回転王ことライアン・ホールが敗れてしまいましたね・・・。

まああれは山田選手が凄い強かったですね・・・。

50・50ガードも足間狙いで防いでいましたし、そもそもライアンをあまり回転させていませんでしたね。素晴らしいです。

それにしてもライアンは山田選手やNTT式「極めへの意識」を注意して無さ過ぎでした・・・。

すごく謙虚そうな人なので、この敗戦を糧にまた強くなるんじゃないでしょうか。


楽しみにしてましょう。



今日はTTパスの入り方で、僕でもできるヤツを紹介します。

足畳むと良いのは分かるんだけど、なかなか上手く畳めない、そんな人が多いのではないでしょうか。


相手も抵抗しますからね。


これから紹介する入り方は、相手の注意を逸らすのが大事です。

だまし絵みたいな感じで・・・。


入り方①

http://www.youtube.com/watch?v=fNRV24kVrZs

こういう感じで横に抜けるパスを仕掛けると、相手がガードに戻そうと足を伸ばしてくる事があります。そこを捉えて上から相手のガード足にフタをして、逆サイドに抜けるんです。


この時、最初のおとりパスとも言える横へのパスは、こんな感じであまり掴んだり相手をホ-ルドしたりせず、通り過ぎるような感じでやってみて下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=PYt3hO84z6g

横に抜ける感が大事です。

このパスは相手を焦らせて、ガード足をおびき出す事が目的ですからね。

あまりホールドするとハーフガードの攻防となってしまいますので、TTパスの形に持っていけません。


入り方②

http://www.youtube.com/watch?v=3EeC9PFaya8

最初クロスニーとかそういう風にパス行くと見せかけ、そのままの体勢で逆サイドに移動して、その間にこっそりと相手のガード足をキャップしてしまうんです。


この際、真横に移動すると上手く行かない事が多いです。


サウロ・ヒベイロのハーフガード・パス技術に、「相手をフラットにしてからパスしろ」というものがあります。ハーフガード防御時の、相手の横寝立ちを崩して、背中を付けさせてからでないと、決してパスに行ってはならないというものです。


ちなみにこういう作業をします。

http://www.youtube.com/watch?v=KiS-XMim0SA


このようにハーフから半円軌道を描くように横移動すると、相手が上手いことゴロンと転がってくれるんです。

ハファエルのこのTTパスも同じなんではないかと思い、そこを意識してゴロゴロと相手を転がしてみた所、上手くできました。

やってみて下さい。メイクサークルが肝要です。


足畳んだあとの足の組み替え方は、なんとも言いがたいので、たくさん見て真似してみて下さい。

要は逆サイドに飛べればよいのです。



番外編スタンド時のTTパス

http://www.youtube.com/watch?v=HdTSBu2F2VU

自分が立った状態、相手のガード内に自分の足がある時です。

良くある場面ですね。


この時も良く見ると、ハファエルは相手のガードをかすかに一方向へと誘導しています。

この動画だと向こう側ですね。ガード足があっち方向に揃ってますね。


その時ガード内にあった自分の足を引き抜いて、向かせた方向とは逆方向の地点に立たせて、そこを基点にして反転するんです

上手くいくとスパっと決まりますよ。


入り方①の補足

相手がガード足を伸ばしてこず、こういう感じでヒザを立て気味のままガードを取る事があります。

http://www.youtube.com/watch?v=RJtEhRuRHfY

まあこういう場合はつまり相手のお腹あたりのスペースが空いてる訳ですから、そのままエスグリマ・パス(脇さしパス)や噛みつき気味のパス、後そのまま横に抜けてパスしてしまうのもとても良いと思いますが、それ以外の方法で参考になりそうなバリエーションを紹介します。

その他の場面でも応用が利きそうなヤツです。


http://www.youtube.com/watch?v=RJtEhRuRHfY

相手の股が開いているのを良い事に、頭をくぐらせて逆サイドに行きます。


もしくはこのように、いわゆるレッグウィーブ・パスを仕掛けるのも良いと思います。

http://www.youtube.com/watch?v=OI8i7cyALAU

このまま同じ方向へレッグウィーブ・パスしても良いですし、足畳めたのでここからTTパスにチャレンジしても良いと思います。



もちろんどの方法も、相手があんまり警戒していたり、こちらの目的が分かっちゃってると上手く行きません。

なるべくそ知らぬふりをして、「TTってナニ?」って顔しながら

試してみて下さい!



腰?足?フェルナンド・テレレ!

こんちは!



今日は「腰を制する」という事について少し話してみたいと思います。


柔術魂1で、レオジーニョがこんな発言をしています。

「パスするとき、ファーストコンタクトっていうのは相手の足なんだけど、最終的には相手の腰を制する事を目指している。相手の腰をコントロールすることが、柔術のもっとも重要な事だね。」

またハファエル・メンデスも同じような事を言っているそうです。



僕は長い間、この言葉の意味が分かりませんでした。



え、腰はてなマーク

パスって足を越える事、足を制する事なんじゃないの?

足越えてパス成功した後、サイドキープのためにヒザを腰に当てる動作を指してるの?

けどもっとパス動作自体の事を話しているように思えるし・・・。

腰を制するってナニ??って感じだったんです。


しかし王冠1パス王レオジーニョ様王冠1のおことば、一生懸命解釈した結果「なるべく腰を押さえながらパスすんのかな?」とか思ってやってみたんですが、どうも違う感じがしますドキドキ


けれども先日発売された柔術魂6においてこの技術が取り上げられるに及んで、鈍い僕でもやっとなんか分かったような気がしてきました。


特に和道さんが紹介・実演しているパス方法、なんか気づきました。

和道さんが「レオジーニョのパスガード」として紹介している、ズボン掴んで互い違いに引っ張るこのパスガード法早川光由氏の教則本にも載っていたので、実際僕も良く使っていまいしたし、知っていた事は知っていたのですが、僕の場合は完全に「足を制する」「足を押さえつけてその隙にサイドを狙う」という意識でやっていました。

しかしこの「腰を制するパス」の流れで紹介されています。


ガウバォンのインタビューとともに紹介されている足首掴むパス方法柔術魂1で出てましたね。けど僕は「かつぎパスか」くらいにしか考える事ができてませんでした。

しかしこれまたこの流れで載っています。



そこで考えてみました。これらのパスでも腰が殺せるのかと。



そして上手な人にこれらのパスをやられた時の事を思い出してみました。

すると、「そういえば何か腰が浮いた感じで、腰切る事もエビする事も何も出来ないままパスされてたな。そうか、腰を制するって事は、腰を押さえるだけでなくて、担いで浮かしてもいいし、他の部分制してもいいし、ヒザたたんで固めてもいいから、とにかく相手の腰のムーブを無力化させながらパスする事なのかと思いついた訳です。


みなさんにも経験があるのではないでしょうか。

上手に腰を殺され、どうにも腰を動かせないままやすやすとパスされてしまったあの切ない感じ

「あれが腰を制された状態なのか!」と思った訳です。


そんな事とっくに知ってるという方も多いでしょうが、僕はパス動作に関して、とにかく足を制するという意識が強すぎたので上記のような担ぐ・たたむという動作も、全部相手のガード足を制するという意識で行っていたため、理解するのが大変だったんです。


なるほど、だから僕が「互い違いパス」をやっても、なんかレオジーニョのヤツと違ったんだな・・・。

ちなみにこのパス、グー相手の腰が浮くくらいパワフル・スピーディグーにやるとこうなるようです。

http://www.youtube.com/watch?v=llwq1rKaQLw

見慣れたこのパスも、「腰を制する」視点で見るとまた違って見えてきます・・・。

新しい世界・・・。


腰を上手く制する事ができると、パス時に相手が腰切ったり、足入れ替えたりとかが一切できず、ただむなしく足をバタバタさせるだけ馬になる部分が特徴だと思います。


http://www.youtube.com/watch?v=jG_1K03ax64

後にサウロ・ヒベイロのDVDで有名になったXパス押さえている部分は相手の肩口と足ですが、良く見ればパス時に相手の腰が無力化しており空しくバタバタしていますね。

腰を直接押さえる事のみが「腰を制する」という訳ではないのが良く分かります。


http://www.youtube.com/watch?v=5D6JgPsQ7xY

こちらも相手が全く腰を切ることが出来ていません。

直接腰も押さえていますし、他の押さえる部分が良いので、腰を動かす事が出来なくなっているんですね。



ただ、「足を制する」「足を越える」という意識のパスも確かにあると思います。

グレイシー・バッハの選手とか、こういうやり方の人が多い気がします。

レオやテレレが出てくる以前、というか今も変わらずですが、ベーシックなパスの大名手といえばマーシオ・フェイトーザですね。

http://www.youtube.com/watch?v=YFlEcE6Lums

マーシオのムーブはベーシックな物に溢れていて、しかもそれらが全て惚れ惚れするくらい美しくかつ効果的に使用されているので全身これ全てが教則本と言っても過言ではないと思うのですが、この動画でも相手の足を押さえつけ、徐々にガードを解除して足を抜いていき、マーシオ必殺のレッグウィーブ・パス(1分くらいでやってる、相手のヒザ裏に腕を通して相手のガード足を互い違いに押さえつけるパス方法です)で相手の足を止めておき、相手のガードの戻そうとする足の合間を縫ってニーオン成功!という、ベーシックで素晴らしいものです。


ただ見ると分かるように、こういうムーブの場合はやはり、「足を越える」「足を制する」「足を抜く」という意識の方が強いと思うんですね。

その他「腰を制する」パスと表立った違いとしては、時間をかける所と、パス時にも相手がまだ腰や足を利かせてくる部分でしょうか。


http://www.youtube.com/watch?v=WuatWRFMmzo

こちらもハーフ状態の時間を長くとって徐々にパスを狙っているため、その途中で色々チョーク等を仕掛けていますね。

http://www.youtube.com/watch?v=rRvUBI60Qlk

レオジーニョのパスと比べてみると、長い時間ハーフ状態にいるマーシオとハーフの時間をほとんど取らないレオ、自分はあまり動かず、足を押さえつけてガードを徐々に解きほぐしながら足を抜いていくマーシオと、自分が動いて相手の腰を動けなくしてから更に自分が動くレオ、といったような違いが明らかで、何かパスの発想自体が違っているように思えます。

http://www.youtube.com/watch?v=mbXirzGu76c

こちらもそうですね。やはり足を越えている感じがします。

ただ誤解しないで欲しいのですが、マーシオが「腰を制する」ポイントを全く意識していないとか、「足を制する」意識だからダメだ、という事を言っている訳じゃ無いです。

あれだけの名手です。パスの秘訣は知り尽くしているでしょう。

それにマーシオもXパスやってますしねドキドキ

「足を越える」ムーブの時にも「腰を制する」フィーリングを上手くスパイス的にまぶしながら、行っているのではないでしょうか。

そういう風に見えますよ。



あと腰・足どっちが良いという話でもないですね。

僕が「腰を制する」方面に全く無頓着だったため、そっちが非常に新鮮に思えた、という事です。やりやすい方をやれば良いと思います。



そもそも僕はじっくり相手のガードを取っ払って行くのが好きなので、「腰を制する」事が色々見えてきた今も、結局「足を制する」パスは変わらず使っていくでしょうしね。お気に入りです。



ただし、「足を制する」動きの中でも、「腰を制する」という事を気にかけながらやっていこうと思います。少しは進歩しますかね。



「腰を制する」「足を制する」それぞれ良さが有ると思いますが、この二つの要素を上手くミックスさせて、自在に使い分けられたのがフェルナンド・テレレですね。

柔術魂6でも、改めてその偉大さが強調されていました。



ハーフから逆サイドに切り替える、こういうパスありますよね。

http://www.youtube.com/watch?v=DIdB6yqD3II


ベーシックな技術ですが、テレレはこんな感じに改良して使っています。

素晴らしい技術なので是非見てみて下さいビックリマーク

http://www.youtube.com/watch?v=gAZzE3Ip1d8

クロスニーで抜いた方向にパスしに行かず、抜いた足を相手のガード足にかぶせて、それでプレッシャーをかけて腰を殺し、後は同様の手順で逆サイドにパスしていますね。

まさにベーシックな技術に「腰を制する」フィーリングをミックスさせた、非常に斬新かつ効果的なパスだと思います。相手もしっかりと空しく足をバタバタさせていますね。

http://www.youtube.com/watch?v=f21EVJ3VbdM

レオジーニョも全く同じパスをやっています。おそらくこの人達の間で共有されていた技術なんでしょうね。


そして常々レオやテレレへの思慕を語ってやまないハファエル・メンデスがやるとこんな感じです。
http://www.youtube.com/watch?v=3EeC9PFaya8
まさにテレレ流ですが、ここまで来るともはや「腰を制する」というよりも「腰を幽体離脱」って感じですね・・・。

いかがでしたでしょうかはてなマーク

まだ僕も分かってない部分がたくさんあると思うのですが、とりあえず今までとは違った視点が僕の中で生まれてきたので、書いてみました。

良かったら参考にしてみて下さいねドキドキ