日本統一と三鷹の富士

日本最強決定戦

映画には当たりハズレがあり、20数巻に及ぶシリーズがウンコだった場合、我々は「時間返して!」と叫ぶことしかできません。

しかし柔術は違う。
柔術の日本統一戦は当たりしかなく、20数試合が過ぎようと、選手の咆吼に心を震わせ、ただ魂の叫ぶに身を任せるのみ。

それが全日本黒帯無差別という名のStory。
その日のDiaryに「蒲田」と書いたら、いざ大田区総合行進曲!!

第19次頂上作戦
日本の最高峰は富士山。しかしそこにK2が乱入したら?

その答えが関根秀樹選手。
2016年は柔術1人到達不能点と
化し、悠々日本一の座についた魔雲天。今年も再出撃で宇宙の法則が乱れるは想定内。

スタンダール「赤と黒」が貴族の紋章なら、「赤と白」は保守本流を表す。Red&Whiteの騎士白石勝紀選手と新鋭山中健也選手が対するはフレッシュオブフレッシュ!!

もう1つの山にはゲーリーノムライトこと野村洋平選手、櫻井健選手や伊東元喜選手と、中・重量級の強豪が立ち並ぶ剣が峰。夜の山は魔物がいっぱいだ!

無差別はやはり体格差が勝敗要素も、そこに忽然と登場するリヴァイ兵長平尾悠人選手が獲物を屠る狩人(イェーガー)。

平尾選手を筆頭に、軽量級が鋭い矢を放つのも無差別の醍醐味!!Win sind die Jager !!全てを貫いて征け(ゆけ)!!

一方の山は昨年度全日本無差別2位、MMAでもミノワマン選手を撃破し、グラジエーターのメインで勝利するなど、恐竜のように勝利を総取りする中村勇太選手が軸か。

体格差関係なしの武人高本裕和選手や茶帯で連戦連勝で体格も大きいトーマス・ミッツ選手も実力派。平間選手やKwon選手ら大きい選手が立ち並ぶ中、重量級の新星添田航平選手の活躍ぶりは、これからの大きい階級を占う上で重要な分岐点!!

来たれ若人!既存の生態系をかき回し、宇宙の理を変えてゆけ!!

三鷹電車庫跨線橋

「あれくらいの裾を持っている山ならば、少なくとも、もう一.五倍、高くなければならない」(富嶽百景)

青森県出身の文豪太宰治は、三鷹に居を構え、「富嶽百景」や「走れメロス」、「津軽」や「お伽草紙」など、彼の最盛期である中期傑作を書き上げました。

また彼は三鷹の陸橋から見える富士をとても愛し、駅前などをたびたび散策していたそうです。

お気に入りである三鷹の富士を、彼特有のひねくれた愛情から、ストレートに褒めることをあえてしなかったのが上の文章です。

同じく青森出身で才能を開花させ、近頃三鷹に新たなSpaceの場を設けた大塚博明選手も、あれくらいの実力を持っている選手ならば、全日本を1.5回取っていてもおかしくない筆頭。

炎のエナジートレアナパス塚田市太郎選手と新鋭山中健也選手等、楽しみな組み合わせを乗り越えて、反対の山は強豪軍団X-TREME EBINAの実行部隊長八巻祐選手、濱﨑喜仁選手、ベテランの水洗裕一郎選手らの勝者と戦い、三鷹(と荻窪)に美しいPhysical富士を見せることができるのか??

富士の向こうはピラミッドだ!!