不変の覚悟・・加古拓渡選手インタビュー

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(Photo: Fullforce Production)

柔術新聞杯にご参加いただく選手へのインタビュー、今回は加古拓渡選手にお話をうかがいました。

加古選手はみなさんもご存じのとおり国内トップ選手として、常にムンジアルを念頭に置きながら、大会を転戦し続けています。
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(写真提供:フルフォースプロダクション)

「新世代未来戦士」と謳われ、その後名実共に日本を代表する選手となった現在も、全く変わらぬ競技への集中力とムンジアルへの想い・・・、3月20日にはGSB名古屋でセミナー開催も予定(詳細は近日公開)している加古選手、現在の心境を聞きました。

大会にご参加頂けた理由ってなんでしょう?
加古拓渡「そこに戦いの場があった、それだけです」

相変わらず大会に参戦されまくってますが、最近の様子はいかがですか?
加古「2/21に愛知のDUMAUに出場したのが今年初試合です。 自分の階級で試合が組まれず、ミドル級とオープンクラスに出場し、6試合して3勝3敗でした」

海外ではミヤオ兄弟をはじめ、トップ選手が強烈に多戦するのは珍しくありませんが、国内ではまだそこまで至ってないように思います。国内トップ選手である加古選手が、大会に参戦する理由はなんでしょうか?
加古「実戦経験を積むためになるべく試合には出場するようにしています。 練習では怪我が怖いので100%のガチンコはしません。試合はガチンコ経験を積んだり、コンセントレーションを高める訓練とも言えます」
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(photo by Takuya Araki)

ムンジアルに向け、昨年は東京でも調整されていましたね。今年はどのように調整されていますか?
加古「今年は東京に行ったり来たりするのではなく、なるべく自分の周りで練習出来るようにしていこうと思います。 スケジュールを調整して、練習頻度を上げていけるように工夫してやっていきます」

加古選手は新世代の旗手として、国内柔術の新しい潮流を引っ張ってきました。その頃に比べ、心境の変化などはありますでしょうか。
加古「にわかに信じ難いのですが、今年からマスターの年齢です。 焦りしかありません! 若手の台頭に怯える日々です」

加古選手は昨年までに、対戦相手ほぼ全員をパスしてるチアゴ・バッホにパスされずアドバン差、そしてサミール・シャントレとアドバン1差の試合を演じる等、世界的な選手と競るレベルにまで達しています。手応えを感じていますか?
加古「良い試合が出来ている、という手応えはありますが、まだまだ実力差があると思ってます。 次はイケる!みたいな自信を感じるには至ってないです」

今年のムンジアル、同階級で警戒している選手とかはいますか?
加古「まだ特にそこまで考えてはいません」

加古選手は、地方在住で国内のトップに立ち、世界に挑戦している選手のモデルケースだと思います。同じように、地方で強くなりいつか世界の舞台に立ちたいと思っている選手達にメッセージをいただけますか?
加古「首都圏と比べれば環境に差はあるとは思いますが、国内トップの一部を除けば、地方だから…とかはほとんど関係ないと思います。 常に中央や海外にも向けた広い視野を持って、向上心を持って取り組めば、誰にでもチャンスはあると信じてます」
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今年のムンジアル、意気込みを聞かせて下さい!!
加古「昨年は『今年が最後のチャンスかもしれない』と思ってやりましたが、ポイントシステムの変更で棚ボタで今年までチャンスを繋ぎました。『今年こそ最後かもしれない』と思っています。 悔いの残らないように取り組んで、なんとか結果を残したいです」