夕刊柔術新聞9月15日版・・・サンパウロ・パス

今日のテクニック・・・サンパウロ・パス
先日のアジア・オープンで、岩崎正寛選手が大塚博明選手との試合で使っていたように見えたのが、サンパウロ・パス(/トッジィ・パス/ウィルソンパス/チム・パス)と呼ばれる技術です。
Tozi-Pass
最近海外でも「トッジィ・パス」としてちょくちょく見直されているテクニック。

自分は下手ですが、好きな技なので是非特集を。

大ベーシック・・・・スタンドアップ・パス stand-up-pass
クローズドを割る方法は、海外だとこのやり方が、試合で最も良く使われていると思います。かのカーウソン・グレイシーが世に広めたと言われるクローズド割りですね。


ディティールに色々違いはあれど、大体こんな感じですよね。これが一番破壊力があるので、頻用されています。

しかしこれは疲れますし、ヒザにもきます。またアンドレ・ガウヴァオンのように下から足すくうの上手な人もいるので、あえて座ってクローズドを割る選手もいます。

サンパウロ・パス
そんな方法の一つが、このサンパウロ・パスです。見たことあると思います。

これは後ろ足を振り上げて、ガード足を外すやり方です。

こういうのもあります。

5分40秒くらいからですね。足を被せるようにして、パコっとはずしていますね。岩崎選手がやってたのはこっちだったような。

こんなのも。

巻き込んで、相手を折り畳んで、外すんですねー。

サンパウロ・パス実用編
試合でやるとこんな感じに。


レオ・ノゲイラ、ぐいーっと後ろに下がって、足を振り上げ系のやり方ですね。ちなみに相手のラガルトが、同じく潰す系のパスを駆使して逆襲するので、試合としても面白いです。

こちらはアレキサンダー・トランス。

動画10分5秒くらい、感動のブレイクが訪れます。うーん1試合まるごと使いましたね。下の人はここからの挽回は厳しいでしょうから、ナイス戦略ともいえます。

レオノゲもそうですが、バチっと切れる訳ではないので、時間がかかることは多いかもです。けどその間攻めっぱなしで、相手は反撃できず、自分もあんまり疲れないので、試合の戦略としてはナイスですよね。

ムンジアルのような、体力的にも勝ち進むのが厳しい大人数トーナメントの場合、こういう戦略が必要になってくるのかもしれません。

またこれは、ウィルソン・ヘイスがMMAでこのパスを使いまくってるのを集めたGIF集。MMAという厳しい場でも動きが手慣れててすごいですね。
http://www.bloodyelbow.com/2010/5/21/1482236/special-guest-bloody-elbow-judo

良かったら試してみて下さい!