ご参加本当にありがとうございました・柿澤剛之ダイヤモンドガードセミナー楽しく終了

あの柿澤剛之選手がダイヤモンドガードを直接レクチャーしてくれるという貴重な機会が、1月18日東京武道館でありました。
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こんなゴツイボディにパウリスタ準優勝などのガチ過ぎる戦績。

どんな凶暴な人が来るのか心配だった方もおられると思いますが、なぜか松戸に到着してしまい更に戻りも違う場所に行ってしまうという、まさに柿澤節全開の登場で、心配も吹き飛んだ状態に。
デジカメ 平成27年1月23日チェック 181
そして内容の方も、誰1人できないままで終わらせたくないという柿澤選手の情熱が炸裂した内容。

とにかく大原則ムーブだけは全員を個別に教えたいというアツイ希望で、全てのペアを時間をかけて回りフォームをチェック。

実際に自身が実演したり受け手を務めたり、質問に答えまくりながら進めて行きました。
デジカメ 平成27年1月23日チェック 187
参加者の方々も実際柿澤選手にやってもらってあの独特の突き放す重みを体感したり、技を受けて貰いながら指摘をされると、非常に分かりやすかったのではと思います。

また今回は、既にダイヤモンドガードDVDを観ながら熱心に練習してきて下さった参加者の方も多く、上手な動きに柿澤選手の方が驚く場面も多く見られました。

「相手に重みを伝える為には、自分が脱力しなければならない」ということを何度も言っていたのが印象的でしたね。攻められるとついついリキんでしまいますもんね。

リキむと相手に自分の体の重みを与えづらくなりますし、そもそも身体の可動域が狭まってダイヤモンドガードをするには非常に不利になってしまうことは、DVDの中でも強調されていました。

個人的にも非常に勉強となったポイントです。

またセミナーの最後に「もしグリップ中心だったり、エックスガードが得意だったりとか、そういう自分に向いてるスタイルがある人はどんどんそれにこだわって欲しい。今回の技はあくまで自分にとってやりやすいものだから、参考程度で構わないと思う」と柿澤選手。
デジカメ 平成27年1月23日チェック 177
コブリンヤとかタンキーニョとかJTだとか、数々のキツ過ぎる修羅場を乗り越えてきた鋼鉄の戦士らしい、現場での有効性・即効性を重視したとても謙虚な言葉で、印象的でした。

セミナーの最後にはダイヤモンドガード・パスチャレンジを実施。

これは柿澤選手にただ受けてもらって攻め手にガードを体感してもらうという試みで、イキナリ思いついてイキナリ振ったので柿澤選手は大変だったと思うのですが、おかげで参加者の方々も実際どういう感じで防がれるのか実体験できたので、とても素晴らしかったのではと思います。

スパーとかでなく主に足で防ぐだけ、しかも初見の選手ばかりというのはこれは中々に厳しい状況だと思うのですが、柿澤選手は見事な足さばきを見せてくれました。

柿澤選手は最初から最後まで走りっぱなし動きっぱなしで本当にお疲れ様でしたが、とにかく全員の方々に分かってもらいたい、体感してもらいたいという強い情熱が場に伝わり、素晴らしいセミナーになったと思います。

日本における技術セミナーの意味

セミナーというのは海外のトップ選手にとって、生計の柱ですよね。

オンラインスクールとかで大量に稼げているのはほんの2・3人ですし、スポンサーといっても衣服とかの物品スポンサーが多く、キャッシュをくれるスポンサーも大会出場や海外渡航等いわば非常の時の支出がほとんどなので、柔術で生活している人は主にセミナーで世界を回って収入を得ています。

つまりセミナーとは、今後日本で選手が柔術に専念できる環境作りのための、最重要ファクターと言っても過言ではありませんよね。

国内トップ選手の方々の多くは既に意識していて、みな全日本やアジアオープン等とても厳しくハイレベルな戦いを勝ち抜いて自身の技術を証明し、戦績を上げ、そのうえで様々な工夫や努力を凝らして、セミナーの価値を落とすまいと必死で戦っています。

セミナーというものの価値が落ちれば、国内における今後の専業柔術選手誕生の可能性は、一層狭まる訳ですからね。

これはいわば、柔術家の未来に対しての戦いですよね。才能ある人が柔術に専念して競技の価値を高め、それを周囲に還元していく、スポーツとして理想の循環だと思います。

ですので柿澤選手のように、自分自身で血と汗をもって証明した素晴らしい技術を、必死で伝えようとしてくれる選手の存在は、セミナーの良さを再認識させてくれるもので、我々にとって本当にありがたいと思うのです。

柿澤選手が長い年月をかけて証明してきた技術の数々、ご参加頂いた方々に少しでも伝わっていたら、これ以上に嬉しいことはありません。

柿澤選手、そしてご参加頂いた皆さま、おかげさまで素晴らしい時間を過ごせたセミナーとなりました。

本当にありがとうございました。
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