2013ムンジアル、無名&そこまで有名でない対戦相手・・・アサダ選手・小山選手・金子選手用

黒帯フェザー級&ライト級


初戦の相手

中村大輔選手・・・マリオ・ヘイス
中塚靖人選手・・・デニウソン・ピエメンタ
岩崎正寛選手・・・テオドール・カナル
岡本裕士選手・・・オズワルド・アウグスト・ケイシーニョ
中村選手、ヘイス様に結構イケる予感がします。

アサダ選手・・・ガブリエル・マルティンス(グレイシー・バッハ)


2012年に黒帯昇格。
2013年ヒューストン・オープン、アダルト黒帯フェザー級3位
2013年ヒューストン・オープン、アダルト黒帯アブソルート級3位

参考動画・・・
2013年アブダビ・プロ予選における試合。
バッハらしい、しっかりした上攻めという印象ですね

こちらは今年のヒューストン・オープンでの、クレベル・ルシアーノとの試合。

プレッシャーの強いクレベルの攻めを回転系等を駆使して上手くいなしていますね。
さすがにベーシックなスイープも上手です。
アサダ選手得意のマシンガンのような攻撃を絶え間なく続けて、勝利して欲しいです。

小山選手・・・セルジオ・ゴンザレス(ノヴァ・ウニオン)

50/50からのアンクルでしょうか。
敗れていますが、このアリアンシの選手強いですねー。
情報はこれくらいしか得られませんでした。

金子竜也選手・・・フレッチャー・リントン(ヒベイロ柔術)
ミドルネーム含め同姓同名の選手で、普段マスター黒帯ミドル級を主戦場としている選手が居ました。
おそらくこの人なのでは。
しかし他の情報は得られませんでした・・・。
どうもすみません。

試合開始時刻
黒帯アブソルート
現地時間6月1日午前10時45分
日本時間6月2日午前2時45分

黒帯ルースター&ライト・フェザー
現地時間6月1日午後1時50分
日本時間6月2日午前5時50分

黒帯フェザー&ライト
現地時間6月1日午後2時50分
日本時間6月2日午前6時50分

PPVはこちらから観れます。
http://ibjjftv.com/?utm_source=budonewsletter&utm_medium=email&utm_campaign=2013worlds

2013ムンジアル、無名&そこまで有名でない対戦相手・・・木内選手・平尾選手・佐々選手用

初戦の相手
木内選手・・・アンドレア・ヴェルデマーレ (サイクロン柔術)

http://www.scramblestuff.com/scramblers/andrea-verdemare/

28歳のイタリア人
あだ名は「MEZZO KILO」(イタリア語で500グラムという意味)
2010年ヨーロピアン選手権、アダルト黒帯ルースター級3位。

参考動画・・・
分かりづらいですが、Mっぽい赤パッチの方はアンドリュー・ロバーツ選手。
もう一方がヴェルデマーレ選手。
下から柔らかい動きで回転系&後転系で試合を作ってきそうですね。
ベリンボロもやりそうです。


こちらは2010年ヨーロピアン選手権における、ブルーノ・マルファシーニとの1戦。

何でも腕を3ヶ所骨折して、そこから昨年復帰したとか。

平尾選手・・・ダビド・ジュリアーノ・レメス(ATOS)


30歳。
カラザンスのダチ。
2012年ヨーロピアン選手権、アダルト黒帯フェザー級準優勝
(フラザトが優勝、3位はマキシミリアーノ・カンポスとデニウソン・ピエメンタ)
ガマ・フィリオ大学で体育学の修士号を取得

参考動画・・・
2012年ヨーロピアン選手権における、フラザトとの珍しい同士討ちの試合です。
身体が大きいですね。

こちらは2010年の試合。勢いがあってパワフルですね。


佐々選手・・・ホナウド・キャンディド(ATOS)


24歳
ATOS若手の筆頭格。
2012ムンジアル茶帯ライトフェザー級3位
2012パン選手権アダルト茶帯ライトフェザー級優勝
2011ムンジアル茶帯ライトフェザー級優勝
2011ノーギ・ワールズ、アダルト茶帯フェザー級優勝

参考動画・・・
自身のハイライト動画集。
最新テクを全て使いこなしていますね。勢いも凄いです。

こちらは2012ムンジアル準決勝における、当時アリアンシ所属のレイプ犯マシュー・マルドナードとの大激戦。

キャンディド敗北。
それにしてもマシューは悪そうな顔してますねー。

2013ムンジアル展望・・・黒帯ガロ&プルーマ級と澤田選手・吉岡選手・加古選手の対戦相手

黒帯ルースター級(総勢20名)
ブルーノ・マルファシーニ (アリアンシ)
カイオ・テハ (ブラザ)
フェリペ・コスタ(ブラザ)
ブランドン・ミュリンス(グレイシー・バッハ)
ファビオ・アレンカー(アリアンシ)
イヴァニエル・オリヴェイラ(チェッキ・マット)
イゴール・サントス(チェッキ・マット)
澤田真琴(ドラゴンズ・デン)
芝本幸司(トライフォース)
吉岡崇人(徳島BJJ)

ライトフェザーでエントリーし、フェイントをかましてたカイオでしたが、結局ブラフでしたね。
その理由で、大盛況だったアジアセミナー・ツアーをダシに使っちゃうのはどうかという気がしますが、まあそれくらいKYでないと強くなれないのかもしれません。
ブルーノと相変わらずのトップ争いとなるでしょう!!

注目はそれ以外の選手。

ベウナウド・ピテウやフェリペ・コスタに勝利した事のある、エスキジート的なかっ飛びファイト・スタイルが心地よいイヴァニエル、ヒカジーニョの愛弟子イゴールのチェッキ・マット若手軍団は活躍できるのでしょうか?

ノーギの世界では早くから人気トップ選手でしたが、ヨーロピアンを制してギ有りでも強豪となったブランドン、アリアンシの精鋭アレンカー、この辺りのグループがどこまでトップに食い込めるのか。

そして日本人選手にとって鬼門だった今年のヨーロピアンで貴重な勝利を上げた吉岡選手。
フェリペ・アレンカー・ブランドンらに総リベンジして戴冠を目指す芝本選手。
ドラゴンズ・デンというチームを強豪に仕立て上げた名将澤田選手。
注目です!!!!!

初戦の相手
澤田選手・・・ホルヘ・アゼヴェド(GFチーム)


2013ブラジレイロ、マスター黒帯ルースター級2位
2012年インターナショナル・マスシニ、マスター黒帯ルースター級3位

吉岡選手・・・イヴァニエル・オリヴェイラ(チェッキ・マット)


おそらくこの人だと思うのですが。
2010年からATOSに在籍していたようですが、チェッキ・マットに移籍した模様。
2013ブラジレイロ・アダルト黒帯ルースター級優勝。

vsベウナウド・ピテウ



vsフェリペ・コスタ

ご覧のように不意打ちレベルで最初からかっ飛んでくるので、要注意ですね。

そして芝本選手はシード。
吉岡選手と芝本選手は同ブロックに。
是非準々決勝を日本人対決にして欲しいですね!!!


黒帯ライトフェザー級(総勢33名)
ギリェルミ・メンデス(ATOS)
サミュエル・ブラガ(グレイシー・バッハ)
ラエルシオ・フェルナンデス(アリアンシ)
アリ・ファリアス(ATOS)
ホナウド・キャンディド(ATOS)
トーマス・リズボア(アリアンシ)
サミール・シャントレ(カイオ・テハ)
カーロス・エスキジート・ヴィエイラ(チェッキ・マット)
ガブリエル・モラエス(チェッキ・マット)
ダニエル・ベレーザ(SAS)
ベウナウド・ピテウ(ノヴァ・ウニオン)
マーク・レイモス(ヒカルド・ディオゴ柔術)
吉岡大(東京イエローマンズ)
松本義彦(GRABAKA柔術クラブ)
佐々幸範(パラエストラ東京)
金古一朗(ポゴナ・クラブジム)
山田悦弘(ポゴナ・クラブジム)
平尾悠人(X-TREME柔術アカデミー)
木内康(ジェントルアーツ名古屋ブラジリアン柔術クラブ)
加古拓渡(GSB)

ハファエル程は安定感のないギリェルミ、良く分からないアリ、安定して準優勝のラエルシオ、ベリンボロの創始も最近のより発達した下下戦に苦労しているブラガ・・・。

絶対王者が居ないだけに混乱ぶりが増す!!!

ここでギリェルミが優勝すると、1度1回戦負けしただけでずっと言われている「勝負弱さ」のレッテルをはがし、晴れて絶対王者の誕生となるでしょう。
リズボア、キャンディドらの強力な若手陣も楽しみ。

そして日本勢はすさまじい総力戦!!!!!!!
この厚い陣容は海外でも話題に!!!!!!!
1階級落として久しぶりの復帰戦に挑む佐々選手、同じく階級を落としてチャレンジする新世代未来戦士!!加古選手!!!
2009年パンナム王者の松本選手!!
2008年ムンジアル準優勝の吉岡選手!!
そして悲願の勝利を目指すシュラプネル・ガード!!!
LAはハイテクの故郷だ俺の土地!!!
待ってろポール・ギルバート!!!!!!
日本プルーマの皇帝金古選手が日本の技術をIT’S SHOW TIME!!!!!

初戦の相手

吉岡選手はカーロス・エスキジート

松本選手はアリ・ファリアス
金古選手はへナート・タバレス
山田選手はダニエル・ベレーザ

加古選手・・・パウロ・サンタナ(グレイシー・ウマイタ)

2012ブラジリア・インターナショナル(ブラジレイロではない別の大会)アダルト黒帯フェザー級優勝
2012リオ・インターナショナル、アダルト黒帯ライトフェザー級入賞ならず


おっとまさかのベリンボリスト???

こちらの固いクロスの選手と同一人物でしょうか。
上の選手はパッチがウマイタですけど、こちらはなんか黒いパッチですね。
顔とかは似てる気がしますが。

どちらにせよベリンボロの打ち合いなら、加古選手が負けるはずありません。
加古選手はこれに勝利したら、二回戦はサミュエル・ブラガとの新旧ベリンボロ対決!!!!!

2013年ムンジアル展望・・・色帯編

個人的な事で申し訳ありませんが、ヘルニアが爆発してしまい、あまり身動き取れません・・・。


記事やDVD製作、ベーシック動画製作など、色々なスケジュールが遅れてしまいすみません!

とりあえずブログの記事としては今後
ライトフェザー級を中心に、1月から現在に至るまでの国内大会で、個人的に興味深かった試合の特集。
愛知県遠征記
トラスト柔術アカデミー生田誠先生のインタビュー
等を予定しております。

予定なのでコロコロ変わるかもしれませんが、どうか気長にお待ち頂けたらと思います。

仕事もほぼ1ヶ月休職しました・・・!!!
ですので残念ながら競技からは引退しました。
これからは1ファンとして、柔術に関わって行きたいと思います!!!

そしていよいよムンジアル!!!!!!!!!!!!
この時のために1年間がある!!!!!!!!!!!
個人的な見所をザっとですが、まとめます。

紫帯
ミカエル・リエラ・Jr (ライト級/ATOS)
マーシオ・アンドレ (フェザー級/ノヴァ・ウニオン)

杉本寛樹 (ルースター級/AXIS千葉)
嶋田裕太 (ライトフェザー級/NEXUSENSE)
ヴァンダレイ高崎 (フェザー級/インパクトBJJ)

モダンを求めてサウロ&シャンジをキック・アス!!!
世にも恐ろしい移籍を果たしたATOSのミカエル圧倒的な強さ!!!

そしてミヤオ兄弟と10戦か20戦くらいしている恐るべきライバル、マーシオ!

ちなみにベリンボロに関しては嫌というほど対策を熟知しているマーシオですが、そんな彼の教えるベリンボロ対策の動画がこれです。

僕より年上に見えますが確かまだ18歳!!!
良い選手出てきますよねーワールドワイド!!

そしてそんな魑魅魍魎なヤング紫ワールドに、日本からも「青い彗星」杉本寛樹選手が殴り込み!!!!!!!
現役大学生&ブラジレイロ・アダルト紫帯王者という前代未聞の肩書き両立!!魅せるぜ「THE UFO-X」嶋田裕太選手!!!
柔術歴3年半の「スパイダー・イン・ヘル」ヴァンダレイ高崎選手!!ジャパンの若さを撒き散らして欲しいですね!!!!
それにしてもみなさん本当に若い・・・。
若いは強い!!!!!!!!!!1

なお紫帯のルースターからライトフェザー級は・・・
現地時間の5月31日午前9:00
日本時間6月1日午前1:00
から開始予定です。

紫帯フェザー級は・・・
現地時間5月31日午前11:45
日本時間6月1日午前3:45
から開始予定です。

茶帯ルースター級(総勢8名)
金井学 (グラスコ柔術アカデミー)

国内で圧倒的な強さを見せつける悪魔王子金井選手!!!!
栄冠奪取へ向けて一直線!!!!!

茶帯ライトフェザー級(総勢29名)
パウロ・ミヤオ (PSLPBシセロ・コスタ)
ジョアオ・ミヤオ (PSLPBシセロ・コスタ)
物河祐亮 (X-TREME柔術アカデミー)
井上祐弥 (パラエストラ上越)
玉木強 (トライフォース青山)
佐藤晶彦 (トライフォース青山)

ムンジアルにおける茶帯ライト・フェザーがここまで死界化したのは記憶にありません!!!
新世代戦士達が昇帯するにしたがって、色帯のレベルが天井知らずとなっています。
下手したら、今回黒帯でエントリーしているライト・フェザーの選手がこちらのカテゴリーに参戦しても、必ず優勝できると言える選手は居ないのではないでしょうか。

そんな死の階級ですが、パウロはライト・フェザーまで落とせるんですかね???

そして注目は玉木選手が普段のフェザー級から階級を1つ落とし、ライトフェザーに挑戦した事ですね。

ある外人の格闘技ファンが、「俺は日本人選手が好きで、いつも応援しているんだけど、柔術でもMMAでも、どうも減量という考え方がすっぽり抜け落ちてしまっている人が多い気がする。」と語っているのを目にしました。
外国人の格闘技ファンって、結構日本びいきの人が多いのです。
柔術発祥の地で、プライドとかもありましたしね。
シャードッグという掲示板のグラップリング部門では、柔道はもちろん「SUMO」の専用スレッドまであります!
確かにSUMOもグラップリング!!!!!

以前は日本でもK-1とかの体重差無視的な思考回路が根強くありましたが、MMAの世界においては、選手もファンも意識が相当変わったように思います。

しかし柔術だと、まだまだな部分が多いかもですよね。
外人はそういうの大好きですから、階級という事に対して非常にシビアに考え、減量やボディメイキングをとても重要視し、率先してやっているように思います。

もちろん減量はキツイ事ですので、特に仕事しながら柔術やっている人とか、誰にでもすすめられる物ではありませんし、減量したからと言って必ず勝てるという訳でもありませんよね。

しかし多くの海外トップ選手が、普段からかなり食事の摂生&無茶なエトセトラをしながら、相当体重を削っているのは事実です。
特にUFCで戦っている選手の落とし方は、凄まじいものがありますよね。

橋本欽也さんが柔術ナード製作会議UST生放送でいみじくも語っていたような、海外トップ選手の食事等へ気を使う姿勢への敬意というのは、そういう事だと思います。

勝敗は兵家の常、結果は誰にも分からない事ですが、そういう部分を超えた所で、技術面においてもフィジカル面においても、少しでも勝利に近づくための努力、そして柔術においてはムンジアルや海外大会で勝つための努力・・・。

僕のような柔術ファンは、トップ選手のそういう姿勢にこそ感動し、畏敬の念を持ってしまいます。

ここに名前が出ていない選手も含めて、強力な日本勢が少しでもミヤオ兄弟の牙城を脅かす事に期待ですね!!!!!!
なるべくなら、どうか早い段階でミヤオと当たらないトーナメントに期待!!!!!!

なお茶帯ルースター&ライトフェザー級は・・・
現地時間5月31日午後1:15
日本時間6月1日午前5:15
から開始予定です。

茶帯フェザー級(総勢45名)
ジャンニ・グリッポ (アリアンシ)
デニウソン・ビシュリアリ (ATOS)
ザッカリー・アダムソン (ヒベイロ柔術)
大塚博明 (GRABAKA柔術クラブ)
鍵山士門 (デラヒーバ・ジャパン)
高橋健太 (GSB)

気になる所ではアリアンシのペドロ・トーレスが居ませんね??

子供の頃から所属していたヘンゾ道場を蹴って、アリアンシ/ガウッシア道場に劇的な移籍を果たしたイケメン・イン・ベリンボロ、ジャンニがやはり強力。
アジア・オープンにおいて並み居る日本の強豪を撃破し、静かに優勝を成し遂げた、やたら良い人ザッカリー選手にも期待!

そしてこの階級も楽しみな日本勢が集結していますねー!!!
最新鋭のテクを駆使した国内での素晴らしい戦績はもちろん、THE柔術FIGHTERSやカイオテハ・セミナーを成功させる等主催者としての経験も糧としてムンジアルに挑む大塚選手、国内最高難易度を誇るご存知GSBテクを引っさげて大舞台に殴りこむ高橋選手、頑張って欲しいです。

そして今年前半は故障で苦しんだ鍵山選手ですが、ムンジアルという大舞台で荒ぶる不倒王に期待!!!!!!

茶帯ライト級(総勢58名)
ヴィクトー・ジェノヴェージ (アリアンシ)
フランシスコ・シニストロ (アリアンシ)
ヴィクトー・シルベイロ (GFチーム)
AJアガザーム (グレイシー・バッハ)
ゲイリー・トーナン (

世界を駆ける輝く英知を、この世のギを着て組む人全ての為に結集!それが青木真也の柔道&柔術入門!!


現役のONE FC王者にして、あのアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラと同等の通産1本勝利数を記録、世界中のMMAファンから最終兵器的なトップ・グラップラーとして畏敬の念を込めて呼ばれる「Tobikan Judan」!ご存知組技十段青木真也選手が、なんとギ有りの組技全般に関する教則本を発売しました!!!!


これは待望も待望でしょう!!
青木選手はその世界的な活躍と共に、それを支える技術的な知識量の膨大さでも良く知られていますよね。


今回の教則本は、そんな青木選手が知識を総動員して、僕のような愛好家レベルの人間でも、試合で「強い動き」ができるように、そして一瞬でも青木選手のような素晴らしい勝利の気分を味わえるように、精魂込めて作成された本だと思います。


この作品に早速柔術界も反応!
今や柔術界の諸葛孔明!!あらゆる知識を横断し、自在に強化策を生み出す名軍師江端講平選手が以下の文で、強く推薦してくれました。

「想像していたより一回り大きく、ページ数も170ページ以上と、そのボリュームに驚きました。
内容については、入門書と謳ってあるので、ベーシックなテクニックに分かりやすいコメントで解説されていました。
とは言いながらも、ベーシックなテクニックの中にも青木式と言ってもいいエッセンスが詰まった内容になっています。


昨年に青木選手のプライベートレッスンを受けたのですが、その時に教わったアキレス、アンクル、腕十字、問答無用系パス、肩固め、袖車なども収録されていました。

これらについては、習ってから練習などで使っていますが、青木選手のプレッシャーの掛け方は本当にすごいです。


そして最後に、いつも思うことはMMAの方はもちろんのこと、柔術の方も、日本から世界に通用している青木選手やサトシ選手たちからもっと学ぶべきだと思います。


このレベルの選手が日本語でテクニックを解説してくれるというのは、かなり貴重なことではないでしょうか?
海外選手から学ぶのはもちろん大切ですが、国内から世界に通用している選手たちから学ぶのが一番の近道ではないのかなと思います。」

「日本人選手が世界で勝つには?」という命題に日々向き合い、実践している江端選手にとって、世界で結果を出している青木選手の技術や言葉は、非常に響くのでしょう。
現在故障により休養中、まさに伏竜状態の江端選手ですが、その精密機械のような脳活動は止まらない!!!
きっと素晴らしいアイデアを出し続け、柔術界を活性化してくれる事でしょう。

そして青木選手の技術に関して、この人にお話しを聞かなければ僕はおさまりませんよ!!!
柔道技も駆使しながら、柔術というフィールドで恐るべき1本勝利率をマークする恐怖の鬼極一刀流!!!
極め捨て御免!!!!!!!!!!
ご存知RJJ岡本裕士選手!!!!!!!

「青木選手は、小室宏二が代表だったときの、いわばRJJ第一世代の一員、そして日本を代表する世界トップクラスのグラップラー。
また、技術書の題名に「TH FINISH」とあるように、極め力もハンパじゃありません。そんな青木選手の本ですから、読まないわけにはいきません。


さて、さっそく一通り読んだ感想ですが、
一言で云うなら、すごくイイです!
買って損のない本です!

何がすごくイイのか。
○格闘技に対する概念
○基本を深く掘り下げている
○攻めのバリエーションが豊富
こう防御されたら、こう切り返す、といった具合に選択肢が多い。
本当にこの技術者は素晴らしいです!
個人的にはテクニックも勉強になりましたが、特に概念が素晴らしいと思いました。


②立技に関し
柔道、柔術だけでなく、サンボやMMAを経験していることもあり、とにかく幅広いです。
柔道も経験している僕から見た感じだと、とにかく青木選手は「崩し」が上手い!
しっかりと全身を使っているのですが、体の浴びせ方をはじめとした「上半身の使い方」が特に上手い感じがしました。
大内刈りの体の浴びせ方なんかイイですね。

顔の向きなんかも実は大切で、返されないようにという意味も含めて、きちんと足を刈る方に向いているところは、「おお~」と唸ってしまいました。
顔の向きを変えると肩が回り、肩が回ると腰も回る。腰が回ると刈り足もスムースに動くんです。
とにかく上半身の使い方が勉強になりました。
特徴あったのは小内刈りですね。

上半身の崩し、刈り足や腰の使い方、僕の知らないやり方なので、斬新でした。手足の長い長身の方にコレをやられたら、ひとたまりもないでしょう。


僕が立ち技で心掛けているコトは、
○肩の力を抜いてリラックス
○背筋を伸ばして姿勢良く
○リズム感&タイミング
の3点なので、崩しを意識していないというコトではありませんが、上半身の使い方と崩しが、とにかく勉強になりました。

ちなみに立ち技が苦手な柔術家の方には、意外性の「手繰り」「踵返」がオススメかなと思いました。
柔道経験者の僕からすると、あまりやられたコトのない技でもありますし、比較的難易度も低く、、かつ効果的なのではないでしょうか。

③寝技に関し
青木選手は基本を本当に大事にしているなと感じました。
特に勉強になったのは脇差パスです。
脇の差し方、顎の置き方、肩の使い方が、相手と隙間なくやっているので、相手には圧力が効果的に伝わるのではないでしょうか。
顎の置き方にしても、横を向かず真下を向いているので、スイープのカウンターもされにくいと思います。

ガードを飛び超えるだけでなく、スイープのカウンター、足を畳んでマウントを取る等、同じポジションからの選択肢がいくつもあるのは、やられる側として、ものすごく嫌です。
技の華麗さ、見た目の型というよりも、体の使い方、圧力の掛け方といった、もっと深い中身の部分が「すごい!」の一言でした。

あと、元々は小室宏二が必殺技としており、僕も得意としているコムロックですが、関節技や突込絞の仕掛け方は、僕と同じでした。
世界トップレベルの方と同じやり方で良かったというか、ある意味、同じRJJでもありますし、先人の技術を出来ていたのだなと、勝手ながら喜ばしいコトでした。

ちなみに、V1を仕掛けるときの、アッパーするようにというところが、「なるほど!」という感じでしたね。


④概念に関し
組技格闘技に関する概念が素晴らしく、共感できました。
格闘技=相手を制する、組み伏せること
柔道も柔術で、柔術も柔道。あらゆる組み技を同じものだと考えている僕は柔術家の方は柔道やサンボ等の技術で柔術に活かせるものは、積極的に活かして使うべきと思っています。
サンボはやったことありませんが、十字固めを練習する際に参考にしたことがあります。
どちらにせよ、柔術と柔道の良いところを掻い摘んで、自分の中に消化しています。
柔術家の方には柔道でもサンボでもMMAでもいいので、自分に活かせそうなものは積極的に取り入れ、「幅」を拡げていただけると良いと思います。


それらの技術、しかも「使える技術」がこの技術書には、タップリと詰まっています。
そんな贅沢な技術書が2,400円程で手に入れられることができるのですから、「極め力」をつけたい方、技術の「幅」をさらに拡げたい方には、ぜひともオススメいたします。

非常に詳細な分析!!!
あの岡本選手も思わず力の入ってしまう完成度ですよね!!!!岡本選手は選手としての技術的な事はもちろん、話題をさらったDVDをはじめ優れた教則を製作している身でもあるので、非常に具体的な説明で、この優れた教則本の凄さを解説してくれました。


例えば試合のように、緊張やプレッシャーが強い場においては、1つの効果的な技の完成度を上げ、ミスなく、迅速に繰り出すという作業が非常に有効となってきますよね。
はんぱな知識や習熟度では、技を出すまでも行かない事が多いと思います。
MMAという格闘技の中でも特に重圧の強い場で、ワールドクラスの結果を出してきた王者の選択が、この本には詰まっていると思います。
特にスタンドやキワでの競り、そして足関節という部分は、現在の柔術練習中の身ですと、ついついおろそかにしてしまいがちな事柄!!
しかし大会における試合を見てみれば一目瞭然、無理押しという事ではなく、まさに格闘技的な意味での「制圧」という部分で、勝敗が決まる事って非常に多いですよね。

例えばこの間のTHE柔術FIGHTERSにおいて強豪頼藤暁選手に結局競り負けてしまった岩井英治選手なんかは、まさにその典型ですよ!!!!
テクはあるし、パワーとか身体能力とかも相当なのに、どうもイマイチ僕的にガッツリこないファイトスタイル!!!
それはまさに、この青木選手の教則本の内容のような部分が抜けているからだと思うんですよ!!!
シンプルかつ効果的に、そして何よりも「確実に」場を制圧するテクを磨かないと!!!極めないと!!!!
もう以前から何回も「青木選手とかのMMAの試合観ろ」って言ってるんですけど本人どこ吹く風!!!!
ヤバイヤバイこの本でイチから勉強させないと!!!!!!!

他にも、試合で効果的な「強い動き」をしたい方、是非一度書店等で、お手に取ってご覧になってみてはいかがでしょうか!!!