100人乗っても大丈夫!!ユーザーフレンドリーの勢いは止まらず!!THE柔術FIGHTERS.6

先月3日開催された、THE柔術FIGHTERS.6を観戦してきました。

まだまだ寒さの厳しい時期でしたが、大会の熱はもはやとどまる事を知らないと言った感じで、この第6回大会をもって参加選手が100人を突破。

どの参加者の方々も、キレイな会場と落ち着いた雰囲気の中、自分のゲームを落ち着いて遂行していたように思えます。


そして今大会は特に、「試合を練習する」というテーマがもたらすそんなリラックス感が、選手のテクニカルさを上手く引き出していて、特に青帯&紫帯の充実ぶりがヤバイ事になっていました。

「参加人数が多く、レベルの高い選手が居る大会」に出場する事は、自身の実力を上げるために非常に重要な要素となる事はみなさんも良くご存知の所ですが、THE柔術FIGHTERSも、関東におけるそういう大会の一つになってきていると感じました。

大会参加経験がまだそこまで多くない方達とともに、関東のフレッシュな次世代重要選手達が集結していて、しかも双方が上手く共存出来ている珍しい大会ではないでしょうか。


試合慣れしていない人が、狂獣のようなバキバキ戦士と当たってしまった・・・。
そういうのが少ないと思います。
これは助かりますよね。
個人的にはこの稀有な流れを、ダイレクトに捉えて行きたいですね。

目安としては、アダルト青帯と、有名選手が出ている紫帯の階級
この辺りの試合レベルが、ドゥマウのトップ試合にも劣らないくらい素晴らしいものになっていると思います。


他のカテゴリーは、例えば僕の弟などでも比較的気軽に出場してしまう感じの、見ていると無性に試合がしたくなってしまうという
THE柔術FIGHTERS独特のあの空気感を変わらずに持っていると思います。


それにTHE柔術FIGHTERSはコンスタントに開催してくれるので、ペースメーカーとしても利用しやすいですよね。
レベルアップを狙っている青帯、紫帯の方々は、是非こういう参加しやすい大会を上手く活用してみてはいかがでしょうか。

大会内容でまずビックリしたのはアダルト青帯ルースター級に出場したピュアブレッド川口REDIPS所属の高松佳考選手。
ベーシック・ムーブが美しいレベルに達していて、見ていて爽快でした!!
そしてフィニッシュへの連携が本当にダイレクトで速かったです。
いい動きでしたねー!!!!

ここに来てルースターの新星が続いている印象です。
カイオ・テハという絶好のお手本も居ますしね。
今後も是非ナイスムーブを見せて欲しいですね!!!


そしてシュラプネルの系譜を継ぐ者!どんなものでも必ず捕らえてしまう東川口の魔の三角地帯!バミューダ・ガードを駆使する藤本宗平選手も、前評判通りのムーブを見せていました。
柔らかいガードワークから繰り出すゴールデン・トライアングルは、とにかく捕獲率最高!


そして紫帯は、どのカテゴリーもレベル高かったですが、特にGRABAKA柔術クラブの山本智行選手ポゴナ・クラブジムの吉川選手とシノギを削ったマスター・ライトフェザーが凄かったですね・・・。


ポゴナ金古一朗選手主催の一連のセミナーでも見せていた、柔軟で非常にテクニカルなムーブそのままに、山本選手はとても魅力的な試合を見せてくれていました。

そして今大会はじめての試みとなった茶帯の試合。
いきなり悪魔王子金井学選手というトップ選手が出場してヒート!


現在はリバーサルジム新宿Me,We所属の吉川寛康選手が迎え撃つという、ハイレベルな展開となりました。
どうもこの関東の強豪茶帯が集結する流れは、今後も続きそうです・・・。
それについては後ほどお伝えします。

こういう見本となるようなトップ選手の動きも見れるのが、THE柔術FIGHTERSの新たな魅力ですね。

そしてこの後に、あの大きな話題となったチャールズ・ガスパー柔術セミナーが開催されました。


このような大会後の技術セミナーは、
THE柔術FIGHTERSのテクニカルな雰囲気とマッチしていて良い感じですよね。



衝撃の人の良さで、かいがいしく指導して回るチャールズ選手。
教わりやすかったですねー。
そしてレジェンド選手の秘伝を惜しみなく公開しまくり!!!!

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これなんかテレレから直接教わったクォーター殺しですよ・・・。

遅い時間であるため残念ながら都合で来れなかった方も多かったのですが、既報のとおり現在DVD製作が進行中です。
頑張って最高の物を作ってみなさんにお届けしますので、どうか楽しみにしてお待ち頂きたいと思います!!


そして次回大会はGWセカンド・シーズン初日の5月3日に開催!!
http://www.thejiujitsufighters.com/THE_rou_shuFIGHTERS/Events/entori/2013/4/1_5yue3ri_THE_rou_shuFIGHTERS.7_da_hui_yao_xiang_kaiotehasemina_mu_ji_yao_xiang.html

エントリー・リストを見てみると、おおっとアダルト青帯ライトフェザー級に2012アジア・オープン王者、GSBのフロウ・ライダー松本直行選手がエントリー!!!!
関東勢の迎撃体勢に期待ですよ!!!!!!!!

そしてアダルト紫帯ルースター級でミスター・ガロカルナヴァル!オンステージ!!!
2013IBJJFパン選手権王者の青い彗星アクシス千葉の杉本寛樹選手が出陣!!!!!!
日の出の勢いを誇る若き王者の勢いを味わえ!!!!!!

茶帯がまたしてもヤバイ!!!
グラスコの悪魔王子、金井学選手が再び悪魔出撃ですよ!!!!
それを徳島BJJのプリンス、橋本知之選手が回転阿波踊りで迎撃体勢ROCKIN’ON!!!!
そして更に更に!!!!!!
狂獣プロディジー系のヤバイビースト選手が現在参戦予定!!!!
アベノミクスで国内死の階級がブラウンシュガー!!!!!
ヤバイ茶帯ライトフェザーヤバイ!!!!

また先日めでたく紫帯に昇格した我が弟も、いわく「GW前に試合やっておきたいから」という理由だけで参戦。
連休中に減量は嫌なので前回に引き続き余裕のフェザーエントリー!
相手が強く苦戦した前回の教訓ゼロ!!!!!
しかし今回の相手もトライフォース五反田炎の直角柔術伊藤英元選手!!!終わった終わった!!!
世の中そんなに甘くないですねー。
しかしそんな気軽さも
THE柔術FIGHTERSの良さですよ!!!!!
試合の練習だからいいんです!!!!!!!
はじめての紫!存分にボコられてこい!!!!

そしてそして、現在最もセミナーが待望されているであろうカイオ・テハのセミナーを大会後に開催!!!!


カイオ・テハのセミナーには3D柔術プロフェッサー玉木強選手が受け手として同行!!!
日本の柔術ファンにはなんとも贅沢な取り合わせ!!!!

カイオ・テハ・セミナーは他にも
5月2日、19時~22時・・ヒロBJJ
5月4日、11時~14時・・ポゴナ・クラブジム
18時~21時・・
インファイトジャパン
5月5日、13時~16時・・トライフォース青山
で開催されるので、ご都合良い日程をチェックしてみて下さい!!

既に定員に達しそうな日もあるそうなので、是非事前に連絡を入れてみて下さい!!
ちなみにTHE柔術FIGHTERS開催のセミナーは、定員を多く設定しているため、まだ大丈夫だと思います!

大会申込み締め切りは4月30日まで。
手軽なオンライン申し込みで便利ですね。
出場費用はいつエントリーしても3000円ですよ!!!
安い!!!!!!

ガチ組もラグジュアリー派も楽しめる関東気鋭の柔術大会
THE柔術FIGHTERSに、ご都合良くて興味ある方は是非是非ご連絡してみて下さい!!!

日本全国ベーシックまみれ!!!柔術新聞教則動画シリーズ「はじめての柔術!」スタート!!!!

いつもブログを読んで頂いて本当にどうもありがとうございます。

株式会社フルフォース・プロダクションの全面的な助力を得て、念願であったベーシックの教則動画を製作する事ができました。
これも全てみなさんにご愛読頂いているおかげですよ!!!!

ベーシックな技術というのは世に多く流布しているはずなのですが、例えばちゃんとした指導者が居なかったりすると、どれがベーシック技なのか、どんな手順が効果的なのか、意外と分かりづらいものです。

僕もそういう時期があって、例えば試合動画を見ていても、「この人達は何を基礎として動いているのだろう」と知りたく思い色々探してみるのですが、応用技や有名選手の得意技的な教則はすぐ見つかっても、基礎の基礎的なものは、ましてやまとめて見れる物なんていうのは、とても見つけづらかったです。

特に現在、柔術動画というのは非常に数多く出回っていますよね。
おかげで技術の浸透度に地域格差が少なくなってきたという事は、以前からご紹介してきたとおりです。
しかしその数はあまりにも多く、どこに何があるのかとても分かりづらい状態ですよね。

例えば東京で道場に通っていれば先生が普通に教えてくれる技や手順でも、そうでない地域の人達が同じ事をしようとすると異常に手間がかかる場合があると思います。

考えてみればこれはおかしな事ですよ。
僕は基本的な柔術技術は、全国均等に伝わってしかるべきと思います。
誰の物でも無いですし、青空文庫よろしく著作権が切れた古典のようなものなのですから、入手には障壁が少ない技術体系なはずです。

つまり誰かがまとめて、みんなの目につきやすい場所に置けば良いのではないでしょうか。

誰がやろう僕がやろう!!!!!!!!!!!!!!!
相談しようそうしよう!!!!!!!!!!!!!!1

という訳で格闘技映像のプロフェッショナルである株式会社フルフォース・プロダクションに協力を仰いだところ、大変お忙しいのにお手伝い頂ける事になりました。

そしてストライプル早稲田☆ヒルマ道場所属の中村健一郎さんと、最近ももクロにばかり夢中である僕の弟の協力があって、実現する事ができました!

第1回はズバリ腕十字の防ぎ方!!!

十字の防御って、意外とミスをおかしやすいですよね。
下から巻き込む力が凄いと、人間の本能なのかついつい逃げようとしちゃって、体を引いちゃいますよね。
そして腕を引き抜こうとします。
しかしこれだとかえって腕が極まってしまいます。

①相手の体を曲げた状態にしておくのが、まず第一です。

②そして取られた自分の腕をロックして防御します。

この二つはどっちが先というか、場合に応じて、ほぼ同時にやらなければいけない事が多いでしょう。
しかしこの腕を抱える動作が曲者で、これをやるとなんか体を引いちゃうんですよね。

その誘惑に負けず、しっかり前にプレッシャーをかけながら、取られた腕をロックしましょう。

ベーシック技術というのは、長い年月をかけてその有用性が証明されたものばかりであり、ディティールにも無駄が無いものです。
その分、手順のちょっとどこかが抜けても機能せず、ピンチに陥ってしまう事になると思います。
ですからベーシックな技術というのは、人それぞれディティールや手順も違うと思いますが、一度そのディティールを確立&習得したら、それをほぼ完璧に覚えておく事が望ましい技術です。
従ってこういう技を既にご存知の方も、ご自分の記憶チェックみたいな感じで、是非動画を役立てて頂けたらと思います。

そして柔術や寝技に興味がある、もしくはこれから柔術をやってみようかな、と思っている方達には、こんな不条理溢れる世の中において、柔術の非常に合理的で理詰め尽くしという魅力的な部分を少しでも感じて頂けたら、もう生きていて良かったというレベルの喜びです。

そしてこういった基本技は、たくさん紹介出来たら効果も倍増だと思いますので、是非是非これからも続けてご紹介していきたいです。

そして今まではベーシックに分類されて居なかった技術でも、個人的に初心者の時から知っていたらむしろ便利だと思う技も、どんどん紹介していきたいです。

より良いコンテンツになるよう、みなさんからのご意見ご要望もどんどんブログや動画のコメント欄に頂けたらと思います。

そして日本全国誰でも気軽に参照できる便利なベーシック全集となるまで是非とも頑張りたいので、どうか応援宜しくお願いします!!!!!!!!

ついに岩崎正寛ハーフ・ガードセミナー開催!!!!興奮のあまりテク大特集!!!

岩崎正寛選手が4月27日、ポゴナ・クラブジムにおいてセミナーを開催します。

岩崎選手は良く知られているように、非常に独特で優れたハーフ技術を有しており、その技術を使って嶌崎選手、金古選手、西林選手というとんでもない面子の強豪達に勝利をおさめてきました。

他にも特筆すべき素晴らしい経歴を持っている岩崎選手ですが、それらは後で紹介しますので、とにもかくにもこのテクの数々を先に紹介させて下さいよ!!
ハーフ、そしてディープ・ハーフの修練度が凄まじいです!!!
僕ディープハーフ大好きなので、歓喜ですよ。
いやー、興奮しています・・・。
素晴らしさを分かりやすく紹介したいので、超絶じっくり解説します!!

まず始めに、「ディープ・ハーフって何ぞや?」という話ですね。
ややアドバンス気味&新しめの技術であるため、ご存知無い方もいらっしゃると思いますので、基本的な事をひと通り説明してみます。

まずディープ・ハーフのフォームですが、おおまかに言って2つの種類があり、返し方によって更に4つに分けられると思います。
まずは「1本足ディ-プ」とでも申しますか。
こういうヤツですね。


特徴としては、相手の片側の足1本にだけしがみついている感じです。

この場合の返し方としては・・・

①相手の足の上を、内から外にまたぐようにして回る


すごいバタついてますが、この動画の16秒くらいの方向の返し方ですね。
とてもポピュラーな返し方で、決まると本当にフワっというか、流れるように決まって気持ち良いです。

②相手の足の下を、内から外へくぐるようにして回る

この動画の2分30秒くらいからですね。
個人的には相手の体が乗ってくる分①よりもやや難しいと思います。
相手に攻め込まれたりして、より体重を乗せられた場合等に使うと思います。

そしてもう1つのフォームは、相手の別の足に腕をフックして抱えるやり方です。


ベルナルド・ファリアがよくやる抱え方ですね。
そしてこのフォームから、①②と同じ方向に返します。

③相手の足の上をまたぐような方向で返す

ベルナルド・ファリアの有名なスイープです。
潜り方とかもブンブン潜っていって、グリップもガッチリしてそうで物凄いですね!!!!!!

④下をくぐるような方向で回る
遠くの足を腕で抱えている分②より動きが取れにくいため、更に難易度が高いシロモノですね。

例として、ルーカス・レイチのスイープです。
ハーフでの喰い込みがハンパじゃないため、別物に見えるかもです。
ていうかなんかタメが凄いですね・・・。
百獣の王みたいなスイープです。
BGMでクイーンがかかってそうなイメージですね。


こちらの抱え方は「1本足ディープ」よりもグリップがしっかりしている分、より力を使うというか、ドカン!!って感じで返したい人にオススメの方法かもしれません。
①②はもっと身体の流れに乗るというか、そういう感じが多いと思います。

また③④は「1本足ディープ」よりも相手の上半身近くの高さに位置するため、アゴなどを制して削られやすいという特徴があると思います。

色々違ったりバリエーションはありますけど、基本的にはこんな感じで分類できるのではないでしょうか。

そして返す際のオプションとして、相手の足をフックで浮かしたりしますよね。

こんな感じですね。
相手の体を浮かしたり、抱えている足を流して揺さぶると、相手はバランスが取れなくなり、返しやすくなります。

そして返した後ですが、そのままポコンと上になれる時もありますし、


こういう攻防になったりしますよね。

ちなみに防御ですが、動画で相手の選手がやっているように、顔やらアゴを削って潰し、普通の背中ぺったりハーフガードにしてしまうのが一番簡単でポピュラーです。

また逆サイドにベース・チェンジするのも同じくポピュラーですが、個人的にはディープ・ハーフ上手い人って相手が浮いているタイミングについて非常に敏感な事が多いので、逆サイドに移動してベース取れていない最中に崩しに来たりするので、あまり好きではありません。

長々と述べてしまいましたが、この辺りがディープ・ハーフの攻防に関する一般的な知識ではないでしょうか。

これを踏まえて、岩崎選手のムーブを見てみましょう。

岩崎正寛(柔専館/TEAM HALEO/草柔会/)vs村尾誠一(暁柔術)


2010年8月に開催されたプロ柔術「MATSURI」第2戦での動きです。

この頃はまだ潜り方などが現在よりもオーソドックスで、ハーフ&ディープ・ハーフの名手という感じです。
しかしそれだけに、ディープ・ハーフ好きとしては非常に参考になる、垂涎の動画となっています。

まず25秒過ぎの返し、1本足ディープ①の形で、流れるように返していますね。

注目は岩崎選手の左手、甲で相手の足を押し出すようにしてますね。
ディープハーフは両腕で抱えた状態のままだと、自分も身動きが取れない事が多いです。
ですから名手は色々工夫して、返しやすくしている事が多いと思います。
この岩崎選手の手の使い方も、そんな工夫の1つで本当に素晴らしいです・・・。

しかも、ただ甲でプッシュするだけだと、相手の足が外に開くだけになってしまい、かえって不利になってしまいあmす。
岩崎選手は、甲でプッシュするのに合わせて絶妙のタイミングで左足を同期させて鉄砲をし、見事に返していますね。

通常タイミングを合わせるのが非常に難しいのですが、岩崎選手は流れるように美しく合わせていて素晴らしいです。

そして1分20秒辺りからも、再度ディープ・ハーフのセットアップを行っています。
ここで不思議なのが、岩崎選手の場合、ベルナルド・ファリアとかみたいに猛然と潜って行かないでも、相手が勝手に来てくれているんですよね・・・。
これは一体どういうエサを撒いているんでしょうか・・・。

そして1分30秒過ぎ、相手が逆サイドにまたぐディフェンス、もしくはもっと上の方にポジション・チェンジしてベース取ろうとした移動中に足をキャッチし、そしてこれまた大騒ぎするでもなく、当然のように流れに乗って①の返し方で起き上がっています。
これは達人としか言いようがないです・・・。

そして極めつけは1分50秒過ぎ、これ見て下さいよ・・・。
このテクは今すぐにでも欲しい人いるのではないでしょうか。
通常ならディープハーフ失敗の形と言える、相手がクロスニーの体勢に入ってしまった場合ですが、岩崎選手は慌てず騒がず、クロスニー成功の間際、ヒザがガードを抜ける瞬間に、当然のように返しています。

あまりに自然な返し方なので、攻守が入れ替わったのが分からないくらいですよ・・・。

ここでも岩崎選手の手の入れ方に注目です。
普通ならクロスニー防ぐのに必死で足掴んだりしますが、岩崎選手は左手で脇をさして相手の腰を抱えるようにし、右手は相手のクロスニーを止めるのではなく、すくい上げるようにして自分の身体を返しやすくしています。
こんな動きする人見た事ないです・・・。

普通この場面だったら、必死にヒザ止めてクロスニー阻止するか、サウロがやっていたみたいに一緒に起き上がって競り勝つみたいな、気合いの局面になりますよね。

しかし岩崎選手はこの手の場面でも無理押しにならず、僕が知らないようなスムースで有効な技術で対処しています・・・。
悔しいけど知らなかったですね・・・。

いつかご紹介したいのですが、GSBの黒帯である加藤選手もどうやっているのか分からないディープ・ハーフを使っていて凄いのですが、同じように岩崎選手のムーブも僕にはどうやっているのか分からないです・・・。

ディープ・ハーフ結構詳しい方と思っていたんですけどね・・・。
世間は広いです・・・・。

しかし岩崎選手のハーフ技術はこの後、更にとんでもない進化を遂げます。

岩崎正寛(TEAM HALEO/草柔会)vs金古一朗(ポゴナ・クラブジム)

誰もが驚愕したプルーマの皇帝、シュラプネル・ガードでお馴染みの金古一朗選手との試合です。
そもそもまず最初に「え?プルーマなの?」って感じで驚きましたよ・・・。

しかし試合が始まると更にサプライズ。
6分20秒過ぎくらいから、カーロス・キムラ選手でしょうか延々と携帯いじっている横でセット・アップを完了してますが、これが驚愕!!!


この形なんですよ・・・。


比べると分かりますが、通常のディープハーフとは身体の位置がまるで違います。
ディープ・ハーフに似ていますが、もはやこれはディープ・ハーフではなく、相手のリバース・ハーフガードですよね。

ここから返すとなると、もはやセルシーニョのハーフ技術に近いと思うのですが、セルシーニョは結構ガッツリ掴んでウリャー!!!ドッカーーーン!!て感じで返す事が多いので岩崎選手のそれとはちょっと違います。

岩崎選手はここからでも今までと同じく、流れるように返します。

7分40秒過ぎから、問答無用パス等パスガードも鋭い金古選手が得意のリバース・ポジションから足を抜きにかかった所、またですよ。
まるで座りながら金古選手を投げるかのようにしてスイープ完成。

見て分かるとおり、岩崎選手は右手で、金古選手の右足をグリップし、上手く制しながら返していますが、おそらくそれだけではこんな自然に上手く起き上がってこれないと思います。
両手ふさがってると普通こんなスムースに起き上がれませんし、相手のどちらかの足がフリーになっていると、鉄砲やっても踏ん張られちゃうんですよね。

ましてやバランスが非常に良い金古選手をこういう風に返すなんて・・・。
右手だけでなく左手、そして身体を返すタイミングとも上手く連動させる部分に秘訣があると思うのですが、残念ながら僕には分かりません・・・。

そして更に謎テクニック。
あの柔術プリースト・カップにおける、西林浩平選手との大一番です。
岩崎正寛(TEAM HALEO/草柔会)vs西林浩平(GRABAKA柔術クラブ/リバーサルジム新宿Me,We)

5分50秒過ぎ、これは更に意味分からないです。

これはリバースハーフから、西林選手がいよいよパスにかかるため、一層体重をかけてプレッシャーを増している所です。

返す場面は6分6秒くらいから。

岩崎選手はまたもや左腕を上手く入れて西林選手の脇を差し、もう一方の腕は足をすくい、非常にスムースに起き上がっています。

まず不思議なのは、西林選手が岩崎選手の胸に頭を付けたりしてむしろプレッシャー掛けてるのですが、岩崎選手の起き上がりに抵抗する事ができず、スルスルっとスイープされている点。
あの西林選手が完全にベース取れないでいます・・・。

そしてもう一つ、岩崎選手の回り方・・・。
もはや普通の回り方ではなく、手をフリーにしてニョローって感じで肩だけで回ってます。
いや、これはもうどうやっているのか本当に分かんないですね・・・。

いかがでしたでしょうか。
岩崎選手のハーフ&ディープの技術が、名手と呼ばれる選手達と比べても、いかに優れていて、かつDEEPな知識を含んでいるか、ご理解頂けたのではと思います。

ブラジルにおいてはあのマルコス・バルボーザをスパーリングで2回スイープし、それによって彼の黒帯を許され、日本における史上最年少記録である21歳で黒帯となった岩崎正寛選手。
バルボーザといえばパスガードの大権威。
その名手を1スパーで2回もスイープするとは・・・。

しかしこれらの素晴らしい技術を目の当たりにしたら納得です。
これは防げません!!!
ヴァリエーションも豊富で、何よりディティールが謎!!!!
この記事を読んで少しでもピンと来た方は、是非セミナーを受講されてみて下さい!!
僕も当然行きます!!来るなと言われても行きます!!!!

そして今回のセミナーも、以前紹介したポゴナ・クラブジム金古一朗選手によるセミナー・シリーズの一環として開催されています。
今までも加古拓渡選手のベリンボロ・セミナー、金古一朗選手のスパイダーセミナー、そして今回の岩崎正寛選手ハーフガード・セミナーと、受講できるのが幸運としか言えない素晴らしいセミナーばかりを開催していますよね。
金古選手の企画が素晴らしい循環を生み出していて、我々柔術愛好家としては本当に有難いです。

今回のセミナーも定員オーバーは確実だと思われますので、ご興味ある方はどうかお早めに、下記まで連絡を入れてみて下さい!!

日時・・・4月27日(土)、午後1時~3時30分まで
場所・・・ポゴナ・クラブジム(東川口2-22-23)
連絡先電話番号・・・090-6006-8711(金古選手携帯)
連絡先メアド・・・jackdaniels19750224@gmail.com

そして今回は岩崎選手の減量&コンディショニング法もレクチャーしてくれるそうです。

レーヴィからプルーマまで自在に体重を操り、しかも高性能サプリメーカーとして知られるHALEOで勤務するという1面も持ち合わせている岩崎選手の豊富な知識を、是非吸収してみて下さい!!!