下・下戦のお手本!!レジェンドファクター満載の大会をUPDATEしたのは現役バリバリ大塚博明!!


先日行われたデラヒーバ杯、盛り上がりましたね・・・。
やはり競技者の中では、柔術熱かなりキているのでは無いでしょうか。
この流れを大事にしていきたいですねー。

まずはアダルト黒帯フェザー級、注目の一戦がありました。

柿澤剛之(ピュアブレッド大宮)vs中村大輔(GRABAKA柔術クラブ)


柿澤選手、ガードに戻す足がハンパじゃなく速いですね・・・。
何度抜かれても、速攻で戻しています。
柔術の準備運動で有名なものに足回しがありますが、柿澤選手クラスだと残像が出るくらい高速で回せるのではないでしょうか・・・。

そして侵入してくる相手の体をカチ上げたり、襟を掴んだりする腕の防御も強力そのものですね。
ガードの大名手、吉岡大選手を思わせる素晴らしさです。

攻め続けた中村選手の動きが終盤少しだけ落ち、ダブルアンダー・パス時にやや止まった所を柿澤選手が逆襲!
見事に勝利を収めました。

これは大きな勝利ですね。現在国内で最強を謳われる中村大輔選手を、まさに自分の戦い方で下した意義は大きいでしょう。
そして敗れた中村選手も、雪辱を期して更なるバージョン・アップを図ってくるでしょうね。
どんどんレベルが上がって行きますね!

そしてこのデラヒーバ杯、関東の現役強豪がこぞって出場する事で知られるとおり、今大会も新世代の関東流星群が素晴らしい輝きを放ちました。

まずはアダルト紫帯ライト・フェザー級、2011年の全日本王者でもあるトライフォース青山の佐藤晶彦選手がシャイン・オン!!
階級別決勝での代々木フォレスト柔術、岡市尚士選手との試合は、両者共に魅せてくれましたねー。


強力な引き手から素晴らしいベリンボロを連発してくる岡市選手に対して、佐藤選手が野性味溢れる獣ムーブでリアクションするという、見応え十分な一戦!!


岡市選手は凄い強そうなスパイダーのセット・アップからベリンボロに入っていくという、誰もが嫌がる非常にテクニカルなガードが素晴らしかったですねー。

そして佐藤選手の、コブリンヤのような生まれつき強い系の俊敏さとパワー、そして物凄い切れ味の横に回り込むパスは、是非一度みなさんにも見て頂きたいですね。
この優勝で弾みを付けて、更なる活躍を期待したいです。


そしてアダルト紫帯フェザー級は、デラヒーバ・ジャパンの不倒王鍵山士門選手が見事優勝しました。


鍵山選手も佐藤選手と同様、強力極まりない鋼ムーブで安定した戦いを見せていました。
そしてこの優勝によって、見事茶帯に昇格!


おめでとうございます!

なお今大会とは直接関係ありませんが、ドゥマウ・サーキット茶帯年間王者にして2012年茶帯全日本王者の美猛虎チャールズ・ガスパー選手は見事黒帯に昇格!!


おめでとうございます!

これにより日本フェザー級の相関図に大きな変化が生じました。
茶帯フェザー級はGSB高橋健太選手、GRABAKA柔術クラブ西林浩平選手、デラヒーバ・ジャパン鍵山士門選手、トライフォース青山の玉木強選手、そして後に登場する大塚博明選手という顔ぶれが中心に!
これはおっそろしいメンバー!!!!!!!!!!!1
どんだけ見たいマッチアップがあるんでしょうか!!!

そして大激戦区黒帯フェザー級に美猛虎チャールズ・ガスパー選手が勇躍して乱入ですねー!!!!
再び加古選手との熱いマッチ・アップや、中村大輔選手、必殺剣士岡本裕士選手との対戦など、見たいカード目白押しですよ。

そして様々な話題で沸いた今大会でしたが、その中でも最も輝いたのは、グラバカの太陽にしてTHE柔術FIGHTERSプロデューサーである大塚博明選手であったと思います。


(Photo by 菅原香織)

先日見事に茶帯昇格を果たした、現在日の出の勢いを誇る3D柔術プロフェッサー玉木強選手との激突は、多くの柔術ファン垂涎の、大変注目度の高かったカードでしたね。

そしてその試合内容も、期待に違わぬエポック・メイキングなものとなりました。

大塚博明(GRABAKA柔術クラブ)vs玉木強(トライフォース青山)

この試合は、ムンジアル等だけでなく国内においても下・下ポジションからの足の組み替え戦やベリンボロ・アタックが必須であるという事をはっきりと証明した、大変意義深い試合であったと思います。
重要な展開が満載の試合なので詳しく見ていきます!!!

開始当初の組み替え戦、大塚選手が玉木選手の右足をしっかりとキープしている事に注目して下さい。
この右足を内側に寄せ続ける事で、大塚選手の左足を外側に置くことができます。
足を外側に置けるという事は、つまりベリンボロに行けるという訳です。
もしくはベリンボロ・プレッシャーを掛けながら、この大塚選手のように、足をまとめてレッグ・ドラッグにも行ける訳です。

先のアジア・オープンでは、イザッキ・パイヴァが下・下からベリンボロを使わずとも、この足まとめで攻勢を見せていましたね。
下・下では、この外側の取り合いが非常に重要であると思います。


そして当然、ベリンボロのプレッシャーはあった方が有利、そういう感じですね。

ちなみに足の置き方としては、個人的にはこの動画の大塚選手のように、デラヒーバ・フックというよりも相手のヒザ裏付近を自分の足で圧迫&浮かすような方法が制しやすい気がします。
相手の足先からベリンボロでめくっていけるハファエル・メンデスのような選手はまた違うと思いますが、最終的には実はレッグ・ドラッグ狙いという戦法で、相手のヒザ付近を意識してプレッシャー掛けるようにするのが、まずはとっ付きやすいのではと思います。

興味ある方は色々試してみて下さい。

そしてレッグ・ドラッグを取った後の大塚選手のムーブにも注目です。
逆さで凌ぐ玉木選手に対して、襟と帯をガッチリキープして、上半身を殺しにかかっています。
そして玉木選手の背中をマットに付け始めた頃に、ガッと反対方向へ回ってポジションキープし直していますね。
素晴らしい動きですね。

先手を取られた玉木選手、逆さと腕フックで耐えますが、めくられて亀になったところを大塚選手にまわられ、良いハーフ・ポジションを取られてしまいます。

しかしこの時も玉木選手はフックを二重絡み、そして脇を差させていない所に注目です。
ピンチの中でも次の展開に向けて即座にセットアップしていますね。そこから動画の1分55秒過ぎくらい、大塚選手の体を前に出し、逆さになって膝十字ポジションをゲットした後に起き上がって、トップポジションを奪回します。
この相手の体を前に流して潜る動きはレオジーニョ、そして膝十字をうかがうムーブはマーカス・ブシェシャが得意とする物ですね。


もうこの時点でテク満載!

たまらない試合ですよ。

その後の動きにも注目、足を流してレッグ・ドラッグに行くかと思いきやアンクル・アタック!
熱いですねー。一瞬も気が抜けません。

その後再び引き込み合い!
しかしこれは相手に触る前に引き込んだと判断されたのでしょうか??ブレイクから再度スタートです。

そしてまたも引き込み合いから動画の3分17秒過ぎ、先に外側寝ポスチャーをゲットした大塚選手が躊躇なくベリンボロ!!!!!!!!!!!!11

玉木選手も体の柔らかさを活かして耐えますが、フックがしっかりかかっているのでレッグドラッグ・ポジションを取られかけます。
しかしそこは玉木選手、大塚選手の左足をキープすると速攻で足を組み替えて難を逃れ、足関を匂わせながら50/50戦になりかけます。

50/50戦は、上手く足を抜けられればレッグドラッグ・ポジションをゲットできます。
それを熟知する大塚選手、エビで足を抜こうとしますが、玉木選手は浅い50/50を組んでそれをさせません。

そこから再度足の組み替え戦になった所で、大塚選手がまたもや外側寝ポスチャーを取りかけます。


それを嫌った玉木選手、内回りローリングで流れを断ち切り、仕切り直します。

その後も外側をキープしようとする大塚選手に対し、玉木選手はベリンボロで展開を変えようとしますが、フックが掛かってない足を大塚選手に捕らえられて体を流されてしまい、リバース・ハーフポジションを取

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  1. SECRET: 0
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    柿澤さんとは数度胸をお借りしたことありますが、もう次元が違うとしか…
    現代柔術とは違うベーシックなオープンガード主体なんですけど、クオリティが明らかに違うと体感しました。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >BTTさん
    速さもそうですし、可動域がハンパないですね。
    相手に腕を差し込んで、体を向き直すバランス力も凄まじく、もうどうやっても抜けない感じですね。
    恐ろしいガードですね・・・。

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