何よりも参加者の満足を・・・それがTHE柔術FIGHTERS!!!


「柔術FIGHTERSって知ってますか?」

いつからか、こういう質問を良くされるようになりました。

名前くらいはもちろん知ってますよ。
強豪選手である「グラバカの太陽」大塚博明選手が大会も主催するというので、「両方やって凄いなー」と思いました。
初心者向けの大会という事で、出てみたいとも思いました。

しかし良く聞いてみるとそれだけでなく、「雰囲気が良い」とか、「対応がしっかりしている」とか、柔術の大会からはあまり聞かれないような感想が続きます。

柔術の大会といえば、どちらかというと参加者に我慢を強いる場面が多い気がします・・・。

しかしTHE柔術FIGHTERSは、明らかにそういう感じではないようです!

柔術大会は料金が高額だったり、HPが読みにくかったり、何より色々な発表が遅かったりと、出場するまでのハードルがやたら高いというハードコアな使用感がほぼお約束のようになっていて、出場しやすさ、
ユーザー・フレンドリーさをだいぶ犠牲にしてしまっている現状を残念に思っていた僕は俄然興味が出て、早速第3回大会である「THE柔術FIGHTERS.3」を取材してみました。

行ってみてビックリ!!!!!
まず会場である墨田区総合体育館がめちゃキレイ・・・。


これもんですよ・・・。
ちょっとこの会場はめちゃくちゃ最高に良いですね!!!
なぜ他の大会はここを使わないのでしょう?

そして審判ボードもなんかiPad!!!!!

この洒落た感じ、既存の柔術大会には中々無さ過ぎる個性ですよ。

やはりTHE柔術FIGHTERSは、大塚博明は目の付け所が違うようです・・・。
早速大塚選手に話を聞きました!!!!


インタビュアー「大塚選手はおいくつですか?」
大塚博明「年は26歳です。」
イ「お若いですねー!大会を始めたきっかけはどういう感じでしょうか?」
大塚「僕みたいな若い人間でも、小さい大会ならできるよという事を示せれば、『じゃあこっちも』という感じでやる人達が出てきて、柔術界もより盛り上がるかなと。それと中井(祐樹)先生とも良く話すのですが、日本はまだまだ草大会が少ないと。登録等をナシにしてハードルを下げれば、ブルテリアみたいに500人出てくる。そういった事から分かるように、人口は居るけど出ていないだけという部分があると思いますので、それをいかに引っ張ってくるかという部分でも貢献したいという気持ちですね。」


イ「会場が素晴らしく良いですね。ここは確か以前にJJFJが使っていた気が。」
大塚「そうです。あとMAX増沢さんが年末の対抗戦で毎年使っています。それで評判が良かったので検討していました。更衣室にお風呂もあるし、カフェ・レストランもあるし。こういう評判の良い施設を使うのって、実は難しくないんです。団体登録すれば良いだけなんです。だから色々な大会でどんどん使うべきだと思います。」
イ「なるほど。」
大塚「参加してくれる人達は、選手という以前にお客さんだと思っていますので、電話応対や当日の様々な対応も含めて、最低限の環境は用意してあげないといけないと思っています。僕自身が色々な大会に参加してみて持った様々な感想を、この大会にフィードバックさせています。」
イ「一般社会ではお金を払えば客扱いされるのに、柔術の世界に来たとたんお客さんじゃなくなるというのは、非常に良くある図式ですよね。」
大塚「多くの人は普段社会人やってますから、柔術界だけ特別扱いされる必要は無いと思います。」

イ「参加者の集まりはどれくらいですか?」
大塚「前回が56、今回が80くらい、初回は52くらいだった気がします。


最初の方はウチのジム(グラバカ)の人が結構出てくれたりしてました(笑)。」
イ「今やエントリーリストを見るとグラバカの占める割合はむしろ低いですね。そしてやや遠方の人達も多数参加している印象があります。」
大塚「そうなんですよ!千葉や神奈川などから多く来てくれているんです。今回一番エントリーが多かったチームはアカデミア・コーパさん、茅ヶ崎のチームですね。」
http://www.geocities.jp/copa_chigasaki/intro.html

イ「THE柔術FIGHTERSはどういう大会にするつもりで発足したのでしょうか。」
大塚「そもそものコンセプトは、『
試合を練習しよう』というものです。負けてもいいから、とにかく経験を積んで下さいと。そうやって経験を積んでから、連盟等の大きな大会に出るのはどうか?そういうコンセプトなんです。基本3ヶ月に1ぺんのペースでやっているので、練習試合だと思ってドンドン出て欲しいですね。それにこういう草大会があると連盟等の大会との繋ぎ役になるかな、という思いもあります。」

イ「草大会でこれだけクオリティの高い大会が出ると、全体レベルの底上げになりますよね。」
大塚「それは僕が柔術家として出来る最大の貢献だと思っています。」


イ「大塚選手の競技者としての部分についてお聞きします。コパ・ブルテリアは凄かったですね。」
大塚「スタミナが落ちなかったのが勝因だと思います。やっているサーキットのおかげですよ。いつも中村大輔と一緒にやっています。今回も試合中『疲れた』と思った時に、中村から『サーキットの方が辛いだろ!』と声を掛けられて目が覚めました。朝練で打ち込み等と一緒にやっています。時間配分は、自分の試合分だけやるようにしています。例えば全日本なら3~4試合やると思うので、その時間分です。そういう激しい練習をやって自信を付けていくしか無いですよね。いつも『これより辛いのは無い』と思ってやってます。」


大塚「僕はトレーナーの資格も持っているのですが、トレーニングは柔術用の専門トレーニングに改良した形でやっています。
例えばベンチプレスにしても、(通常例を示しながら)この動きは柔術では使わないじゃないですか。だから柔術にフィットさせた動きでやっています。全体的にギを使った自重運動が多いですね。ケトルもギを引っ掛けてやる方法を取り入れてます。全て柔術のムーブに直結させた動きでトレーニングをしています。」
イ「それは素晴らしいですね!トレーナーとして通常のトレーニング知識に精通した上で、柔術専用にモディファイされたメニューというのは、非常に需要が高いと思います。大塚選手のパーソナル・トレーニングはグラバカの会員でないと受けられないのですか?」
大塚「ティップネスというスポーツクラブと個人的に契約して活動しています。あとはグラバカジムですね。そちらに来て頂ければできます。これは会員でなくても構いません。もし興味を持たれた方はフェイスブックにメッセージを頂ければと思います。」
http://www.facebook.com/hiroaki.otsuka.3
(大塚選手のフェイスブックページです。お問い合わせはこちらへ)


イ「今までは黒帯の人や有名な人&道場が大会をやる、というイメージがありました。『誰々&どこどこがやってる大会』みたいな事が多かったですよね。」
大塚「THE柔術FIGHTERSに関しては、誰がやっているのか分からないくらいが良いです。それくらい大会として発展してくれればと思っています。毎回悪かった所を課題として、改善するようにしています。」

大塚「今回のiPad表示も、今までは得点板と試合順を両方iPadで表示していたのですが、見辛いという声があったので、レンタルした液晶テレビで出力して表示するようにしました。手元のiPadでモニタリングできます。表示にはスタッフの1人の方が作製した得点板アプリを使用しています。無料でダウンロードできるので、みなさんの練習などにも是非活用して見て下さい。」

http://www.fukuokakakutougi.com/news/2012/0215ojj/list.html

イ「大塚選手は格闘技ショップISAMIがスポンサーとして付いていますよね。ISAMIもこのTHE柔術FIGHTERSに関わっているのですか?」
大塚「ISAMIさんからは、各帯のMVPに賞品として胴着を提供して頂いてます。」
イ「柔術でやっていこうと思っている人には、スポンサーの話は切っても切り離せないですよね。」
大塚「その通りです。僕は柔術オンリーの生活を選択しましたが、こういう進路に対して日本は特に周囲の理解が少ないですよね。アメリカでは完全に職業として認められているのに。自分の進んだ道、ひいては柔術のそういう社会的な部分が認められるようになるためには、自分で証明していくしかないですね。」


イ「今後大会が変化していく事はありますか?例えば大規模化したり。」
大塚「参加人数は最大で100人くらいですかね。今回は80ですけど、これくらいの時間(午後3時くらい)に終わって、それで『また出たいな』って思ってくれる大会がいいかなと思っています。それ以上の規模になると僕1人ではとても出来なくなります(笑)。大会としては、キッズ大会やプロ大会をいつか開催するビジョンを持っています。」
イ「おお、
プロ大会!」
大塚「はい。プロでなくても、年に1・2回くらいスペシャルな大会をやりたいですね。それと個人的には1試合5分くらいの方が大会が盛り上がり、試合が短い分循環も良くなって多くの試合が組めるので、そういう独自ルールに関心があります。ただ連盟等の大会との架け橋という役割を考えると、そういう部分は慎重に行きたいですね。スペシャル大会の一部として導入してみたいと思っています。


イ「最後に、既存の柔術界で変えて行きたい部分はありますか?」
大塚「お金を払っている人を、ちゃんとお客さんとして待遇する、まずはそこですね。」

グラバカきっての猛将としてのイメージが何と言っても強かった大塚選手ですが、お話してみると理知的そのもの。理路整然とした語り口、控えめでソフト、非常に落ち着いたスマートな紳士という印象でした。

そんな人がプロデュースする大会は、その人柄のとおり、整然とした中にもリラックスさを感じる非常に居心地の良い空間となっていました。


普通の大会とかだと、とにかく「早く帰りたい」の一念が頭の中に居座ってしまいがちですが、THE柔術FIGHTERSは何となくその場に居て時間を過ごしたい、そういう気分にさせてくれる大会でした。


年を取って、何に対しても心地良さを何よりも重視するようになってしまった僕のような人間には、非常にありがたい事ですよ。

しかしそれは僕だけでは無いと思います。
やっぱ誰でも居心地良いほうがイイですよね。

大会も大変盛り上がって、良い試合の連続でした。
こちらはナイスムーブを見せてくれていたアクシス横浜の藤原安道選手。


アダルト紫帯アブソでは、コパ・ブルテリアであのシュレック関根選手と熱い試合を繰り広げたねわざワールド柏の櫻井健選手が優勝。
とても強かったです。

既存の柔術大会には無い、斬新とすら言えるカンファンタブルさが個性になっている非常に稀な大会THE柔術FIGHTERS、参加者へのホスピタリティを強烈に意識している大塚選手だからこそ、実現できた部分であると思います。

大会の今後ですが、第4回大会はなんと仙台!!!

大塚「僕の出身は青森で、その後仙台に引越したんです。宮城野区の福田町という所に住んでいました。その時は草柔会で練習していました。今回の大会を開催するにあたっても、色々協力して頂いて非常にありがたく思っています。」
イ「おお仙台!」
大塚「確か奥さんが仙台のご出身ですよね。」
イ「そうなんです。仙台は買い物しやすいですよねー!このTシャツも仙台で買っちゃいましたよー。」
大塚「まとまってますからね。パルコも出来たし、便利になりました。ちなみに広瀬通りにあるラーメン二郎が凄く美味しいですよ。以前小金井の二郎が好きで通っていたのですが、そこで働いていた人がオープンしたお店なんです。」
イ「さぞかし美味しいのでしょうね。」
大塚「(しみじみと)美味しいんですよ・・・。」

こんなトークで盛り上がってしまいましたが、そんな記念すべき仙台大会が11月18日に開催されます!
既報の中村大輔選手待望のセミナーに加え、なんとあの2009年パンナム・アダルト黒帯王者の松本義彦選手がギ有り復活!!!!!
スーパーマッチでTEAM HALEOの岩崎正寛選手と対戦!!!!!


これはぱねえぱねえええ!!!!!!!!!
カムバック松本義彦!!!!!!!
日本人で最初のIBJJFメジャー大会アダルト黒帯王者!!!!
パンナム・チャンピオンとか有り得ない!!!
そんな名選手が仙台の地で復活!!!!!!!
申し込み締め切りが今日12日までなので、興味ある方はどうかお早めにご確認下さい!!!!
問い合わせ先電話番号・・・090-9424-2523(代表大塚博明携帯)
問い合わせ先メールアドレス・・・thejiujitsufighters@gmail.com
http://www.thejiujitsufighters.com/THE_rou_shuFIGHTERS/Events/entori/2012/10/4_11yue18ri_THE_rou_shuFIG
HTERS.4_da_hui_yao_xiang.html



いやいや・・・、興奮さめやらぬ感じですが、THE柔術FIGHTERSといえばこのかっこいいフライヤー、いいですよねー。
いつもビートルズがモチーフですが、さぞお好きなんでしょうね?
大塚「いつも聞かれるんですけど、実はビートルズに対してとか全然普通なんです(笑)。アビーロードなんてこれで初めて知ったくらい(笑)。フライヤーを作るにあたっては、みんなが知っているデザインをモチーフにしたかったんです。もし来年にテイストが変わったりしたら『ネタが切れたんだな』と思ってもらえれば(笑)。」
フフフこの飾らなさがいいですねー!!

第5回大会は11月23日に東京、必殺の墨田区総合体育館開催です!!!!


こちらは11月16日金曜日が申し込み締め切りなので、興味ある方は是非お早めに連絡してみて下さい!

http://www.thejiujitsufighters.com/THE_rou_shuFIGHTERS/Events/entori/2012/10/10_11yue23ri_THE_rou_shuFIGHTERS.5_da_hui_yao_xiang.htm

参加してくれる人達をまず第一に考える、当たり前のように聞こえますが、柔術界でそれをやるのはウルトラテクニックだと思います。

そんな困難な事を実現し、更に充実を目指す大塚博明選手、競技者としての成績と共に、「グラバカの太陽」にふさわしい光り輝くその先進性と、柔術やる人を何よりも大切にするその心尽くしに、ぜひ注目していきたいですね!!