ホレッタ・セミナー!!パイシャオン柔術黒帯山田悦弘選手が秘訣を全伝授

2012年ヒクソン杯アダルト黒帯プルーマ級王者である山田悦弘選手が、埼玉県の自身の道場であるパイシャオン柔術において、ホレッタと腰殺しパスの技術に限定したセミナーを開催します。


山田選手はポゴナ・クラブジム出身の黒帯で、現在はブラジリアン柔術スタジオ・パイシャオンで指導にあたっています。

最近のアクションでは何と言っても、あの美猛虎チャールズ・ガスパーを下からの攻撃で破った一戦が白眉でしたね!

以前のブログ記事この記事でも取り上げましたが、茶帯とはいえ大変な強豪であるチャールズ選手相手にこの内容、恐ろしいですね・・・。

そしてこの試合でもポイントの技術になっているのが山田選手が得意としているホレッタ・スイープです。

ベリンボロもそうですが、横から入ってくる技というのはとにかく防御しにくいものです。
また、三角や十字は意識していても、オモプラッタホレッタはどうしても喰らってしまう事が多いですよね。
だからガードからの効果的な攻撃をお望みの方には、願ってもいない機会なのではないでしょうか。

しかもホレッタというのは結構コツを要する技術で、知っている人と知らない人では技の完成度に大きな差が出るテクだと思います。
チャールズ選手との試合でも見せた凄まじいホレッタ・コンビネーションを操る名手山田選手から懇切丁寧に指導を受けられるのは、これ以上ない環境だと思います。

またもう一つのテクとして「腰殺しパス」についてのレクチャーもあるとの事!
「腰殺しパス」というのは僕がブログで「TTパス」「レッグドラッグ・パス」と呼んでいる、現代柔術には必須のパス方法で、喰らってしまうと防御が非常に難しい攻撃方法です。

今年のヒクソン杯で山田選手が優勝を決めた試合ですが、6分過ぎのレッグドラッグ・パス見て下さいよ!
速ッ!!!
相手のガード足を高速で流して、速攻レッグドラッグですよ・・・。
通常の進み方ならあのまま順方向にパス狙いですが、ここでは横に流れていますよね。
これが相手の腰を釘付けにする事を第一とする独特のレッグドラッグ思想。
その辺りは通常の考え方では中々分かりづらい部分なので、是非名手からしっかり習いたい所ですね。

7分40秒過ぎからは、見事にホレッタを決めていますね。
そしてその後はまたもや高速腰殺しパス!!
サイド・ステップが凄まじいですね・・・。

どちらの技術も実際に試合で使いまくり、その有効性を証明している山田選手のセミナー。
お値段も2000円という、ちょっとリーズナブル過ぎる価格!!
これは注目でしょう。

11月11日午後1時から4時まで、道場はJR高崎線・宮原駅から徒歩で8分くらいの立地です。
こちらのリンクに行き方が詳しく載っています。
http://www9.ocn.ne.jp/~magicymd/paixaoaccess.htm

既に定員の半数くらい申し込みがあるので、残りが僅かになっているとの事。
問い合わせメール・・・bjjspaixao@gmail.com
山田選手携帯・・・080-2210-0483

興味を持たれた方は是非検討のうえ、上記連絡先まで早めの予約をしてみて下さい

今年の茶帯ペナ級大一番!高橋健太vs大塚博明!!・・・2012年アジア・オープン特集②


近年世界の柔術界は、ヤングな天才達が完全に従来の技術体系を変更し、新しい段階に突入して活気づいています。
今回来日して多くの柔術家にショックを与えたミヤオ兄弟も、そういう新勢力の最右翼ですよね。

そして気がつくと、日本柔術界もその流れに乗って、フレッシュな技術コンセプトを持ったニュースター達がシーンを活性化させているという状況になってきました。

これは素晴らしい事ですよ!!!
若武者抗争、注目している方も多いと思います。
今一番面白いストーリーですよね。

アジア・オープンは、そんな若猛虎たちの、今年最後の決戦の場でもありました。

タレントひしめくアダルト茶帯ペナ級!
きましたよ初戦から!!!!!!!!!!!!!!!!!!111
2012年ヨーロピアン・アダルト紫帯ペナ級2位!新世代愛の戦士GSB高橋健太選手と、全日本選手権茶帯ペナ級2位、そしてあのコパブルテリア・アダルト茶帯完全制覇!戦うネクスト・キャビネット、次世代リーダー大塚博明選手がクラッシュ!!!!!

アダルト茶帯ペナ級・・・
高橋健太(グラップリングシュートボクサーズ)vs大塚博明(GRABAKA柔術クラブ)

初戦から各所に緊張感を走らせた大一番でした。
確かにこれはぱねえハイレベル・・・。
冒頭から大塚選手引き込みキワのTD!
少しのスキも見逃しませんね。


そして高橋選手も三角ロックから腕十字で応酬、素晴らしいですねー。
高橋選手は他の試合でも三角決めてますが、本当に足の上がりが速いです・・・。

1分20秒過ぎ、大塚選手が足流しレッグドラッグ・パスで攻め込むと、高橋選手は余った足を中に入れて防御!レベル高!!


その後
50/50戦に突入!!
これが駆け引きのある50/50戦で、見どころです!

お互いを立たせまいとして、必死のポイント攻防を展開。
両陣営のセコンド指示と併せて視聴すると、それぞれの思惑が浮き彫りとなり、より楽しめるのではないでしょうか。

50/50戦を余り好きでない方は、まだいらっしゃるかもしれません。
確かにムンジアル決勝とかで良く見られる、アドバン1差で逃げ切り目的の50/50戦は中々キツイですけど、こういう切迫した場面での取りに行く50/50戦は面白いと思います。

そして最近は海外でも段々そういう潮流になってきましたが、トップ日本人選手の50/50戦はあからさまな時間伸ばしが少なく、ポイント取りに行く選手が多いので手に汗握ります。
チェックしてみて下さい!

またそこまでハイレベルな話でなくても、いわゆる武道的観点から「競技柔術独特の動き」みたいに揶揄される事の多い50/50テクですが、このガードは技術や力で劣る人も、ハマれば強者を足止めできる優れたガードだと思います。
また序盤でいまいちバタついてしまった時などは、50/50に入って落ち着きを取り戻すという事もできます。

意外と入れるチャンスが多くて、フォームが簡単な割に最新の気分を満喫でき、しかも確実に相手が嫌がるという優れもののテク50/50、ヒザ絡むのでそこだけ注意しながら、良かったらどんどんチャレンジしてみて下さい!!!

そんな50/50戦ですが、グラバカ仕込みの強固なベース・キープを持ちながら、引き込み合いも当然のように熟知している大塚選手、あの高橋選手相手に序盤の50/50戦を有利に進めます。
4分10秒過ぎの見事なバック狙いムーブなどは、大変参考になる50/50ベーシック・ムーブですよね。大塚選手がやると強力ですねー。
ピンチの高橋選手ですが、持ち前の逆さ能力で耐えます!
バックに引き込む大塚選手と、膝十字などで回避を図る高橋選手、熱い攻防!!!


しかしそこから大塚選手、なんと逆に潜っていって後転気味にスイープ!!!


これはファンタスティックなムーブ。
50/50戦でまさかの劣勢を強いられた高橋選手ですが、そこは先端技術集団GSBの貴公子、再び50/50戦が始まった6分過ぎ、50/50のままナイス回転して一気に形成を有利に持って行きます!
GSBの回転力恐るべし・・・。
戦況を一発で逆転する力を持っていますね・・・。

しかし大塚選手も反撃!!
7分20秒過ぎ、魂のアームドラッグ!!!
見事に決まるも高橋選手なんとこれを逆さで耐える!!!
そのまま膝十字ポジションで上を奪取!!
このスーパーなムーブでポイントを上回ると、一気にバックを伺うまでに攻め立ててそのまま試合終了!

いやいや、大変な接戦の上に、非常にテクニカルで面白い試合でしたね。
両選手ともベーシックから最新テクまで、全てを駆使して魅せてくれました。
そしてこの大一番を制した高橋選手はその後も1本などで順調に勝ち上がり、決勝に進出します。

ちなみにもう一方のブロックは、なんといっても美猛虎チャールズ・ガスパー選手が本命でした。


しかしどうも体調悪そう・・・。
普段の躍動感溢れる猛虎ムーブは影を潜め、スタミナも早々に切れていた気がします。
そこへ一部で微妙に警戒されていたハフ

緊急特集・・・これは快挙!!パウロのデス・ミキサー、本当に日本に納品!!!!

アジア・オープンの特集中ですが、ここで緊急の特集です。


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先の関西ドゥマウ大会が高速でDVD化し、発売されました!
しかも死の天使パウロの試合が10試合くらい収録されています!

パウロ・ミヤオの試合映像DVD化は、特にここまで多くの試合を収録したものは、確実に世界初だと思います。
こういう快挙がこの日本において実現した事は、これ以上無い幸運ではないでしょうか!

クレイジーミキサーパウロ!!!!!!!!!!
キレイな映像で、しかも間近で撮影されたものは、やはり迫力が全然違う!!!!!
パウロの悪魔ぶりが凄まじいクリアさで大爆発!!!!1!!

以前までは、バック取りのアイコンと言えばマルセロ・ガウッシアでしたね。
特に2005年のADCCにおいて有名になりました。
その方法というのは、アームドラッグなどを用いて、高速で横から回り込むというものでしたね。

しかし2009年のADCC-66キロ級決勝を機に、バックテイクのメインストリームは確実に変わりました。
現在は横から回り込むというよりも、相手の体内を通過するかのような取り方の理解度が高いと、特にギ有りで格段の差が出るようになりました。

ギ有りの方が掴めるため、より無茶な体勢からでもバックが取れるからです。

そしてその無茶な新しいバック哲学を、狂悪なまでのレベルで実現しているのがパウロ・ミヤオ

相手の内臓を通過してバック取ってますよ!!!!
特にvsレアンドロ草野戦・・・・。狂ってます・・・・。
いやいやこれは、海外のDVDも含めて、市販されているDVDの中で最もマッドなテクのDVDだと思います・・・。
個人的に今まで最も技術的にハイレベルだったブルテリアのハファエル・メンデスDVD2011年のムンジアルDVD2009年のADCCのDVDを、現時点では超えていると思います。
しかも他に見所多いので、それもちょっと触れてみますね。

頼藤暁(パラエストラ熊本)vsジョアオ・ミヤオ(PSLPBシセロ・コスタ)
九州革命軍の一員がジョアオと対峙!
頼藤選手も優れた現代柔術ムーブをしているので、結果ムーブが似ており、興味深い対比が出来ます。
ジョアオはここで、ベリンボロ等からシングルバック基点にバックを取る方法を多用しています。
そしてバック取りが本当に強い・・・。
落とされそうになっても、絶対にバックに戻ります。
やはり高速で逆さ状態になれると、バックキープにおいても断然有利ですね。

橋本和之(チーム・レグナム)vsジョアオ・ミヤオ(PSLPBシセロ・コスタ)
この橋本という選手は一体?????
ベリンボロ等、現代柔術の技術には逆さ状態が欠かせません。
だから逆さのセットアップの速さ多用度、そして角度というか平べったさを見れば、強さ等は別としても、その選手の技術水準は大体分かってしまうと思います。
そしてこの橋本選手のそれですが、これは海外レベルですよ????

よくベリンボロの逃げ方として「一緒に回る」というのがありますが、これは逃げる方が、掛ける術者と同じくらいのレベルで逆さになれないと厳しいのです。
しかし橋本選手はジョアオ相手にそのレベルに達しているので、ガンガン逃げています。
ジョアオのベリンボロがなかなか決まらず、美しい肩横転の競演となっています。


素晴らしすぎる絵で申し訳ありませんが、最高レベルの技術者が戦う現代柔術の恐ろしさは、①の状態でもうアウトという所だと思います。

それまでの柔術なら、①からは100%足関節だと思います。
しかも別にアウトな体勢でもありません。
極まる事の方が少ないと思います。

しかし今は、足関節のある帯でも、ここからはバックが基本線だと思います。
そして、高レベルな術者は①→②→③を高い確率で決めてくるため、①は既に危険な状態である体勢と言えます。
メンデスやパウロクラスだと、ほぼ100%アウトだと思います。

この試合は、両者ハイレベルな逆さ使いであるため、そんな現代柔術の妙が非常に分かりやすくなっています。
国内の試合で、これは貴重な事ですよ・・・。
橋本選手がジョアオにベリンボロ成功しかける場面があります。
しかしジョアオの、例のズボン掴みテクが凄いため、カウンターでバックを取り返されるという展開になります。
こういうのは高レベル同士の対決でしか表れてこない、現代柔術の美しさだと思います。

そしてジョアオですが、シングル・バックは無論の事、外側からちょっと足が掛かっただけでも、そこを基点にバックを作ってきますね。
これはパウロと共通して恐ろしい部分です。

それにしても美しいベリンボロ戦です。
ジョアオと共に、こんな試合を作れる選手が僕の知らない選手で居るなんて・・・。
玉木選手や鈴木選手、嶋田選手、そしてこの橋本選手といい、今の紫帯は本当にヤバイですね。
先の頼藤選手もそうですが、目指している技術水準は、全帯の中で最も高いのではないでしょうか。

そして加古拓渡選手も登場。
2年前にアジア・オープンでも対戦した林選手と再び試合をしています。
その際はディープ・ハーフ主体のスタイルで、フック・スイープと、素晴らしいディープハーフ・スイープを決めていて、興味ある方は是非参考にして頂きたいのですが、今回もフック・スイープの切れ味が凄いです。

下で相手の帯を取ったら、あっという間にセット・アップしてフック・スイープに持っていく一連のムーブはヤバイ勉強になります。
ベリンボロを決めてから、上攻めでこれまたシングル・バックを基点に鮮やかにバックを取っていくムーブも非常に参考になります。
加古選手はバックに回る動きが本当にスムースです。
是非確認してみて下さい。

またミヤオ兄弟をインタビューしている女の子がやたら可愛くて、そしてカメラもそれをしっかり分かっており、ミヤオよりも長く映しているというナイスな部分も見所ですね。

上を目指す柔術家の方、そして僕のようなヤバイ試合が大好きな柔術ファンの方、良かったら至急確認して見て下さい!!!!

全てを絶望に陥れる魔界製死のミキサー、日本に納品!・・2012年アジア・オープン特集①

IBJJF主催アジア・オープンが無事終了しました。

見どころ満載でしたが、その中でもサトシ選手のマイケル・ランギ越えに匹敵するような今年度最高級の衝撃を受けた出来事がありました。


僕はミヤオ兄弟に関して、「世界最高峰のテクニシャン」という認識しか持っていませんでした。

もちろんこれは間違ってはいないと思いますけど、ミヤオ兄弟の試合を間近で見て、大事な部分が抜けている事に気づきました。

いやいやいや、この兄弟は魔界の使者ですよ・・・。

ヤバイなんてもんじゃないです。
特にパウロ!その圧倒的な、あまりに悪魔的な強さよ!!!!!
凶悪な殺人ミキサーは全てを巻き込み、その後にはペンペン草も生えません。

アダルト茶帯プルーマ級・・・
パウロ・ミヤオ(PSLPBシセロコスタ)vs物河祐亮(X-TREME柔術アカデミー)

ベリンボロ→逆さになってからの、足でのバックキープに注目です。
一瞬も気を緩めていませんね。
超絶なテクを有していながら余裕コキなど皆無、試合中は相手をぶっ壊す事しか考えていません。

アダルト茶帯プルーマ級・・・
パウロ・ミヤオ(PSLPBシセロコスタ)vs山田秀之(デラヒーバ・ジャパン)

パウロ・ミヤオと茶帯トップの山田選手、まさにファン垂涎のマッチアップ。
前の試合と同じく、世界最高峰のテクを持っていながら、テクだけじゃないんですよね・・・。
どんだけバックに飢えているんだよというくらいのバック餓鬼ぶりが強さの秘訣では!!
見ていて恐ろしかったです。
全局面でこんな表情をしながら、相手を引きずり込んでいました。


必死も必死、相手に何か恨みでもあるのかというくらいの勢い。
魔界からやってきて、相手を地獄に引きずり込む悪魔童子。
逆さになってちょっとでも手が引っかかったらそこを起点にバックを強奪。
そしてボウ・アンド・アロウは首を引き千切らんばかり・・・。

アダルト茶帯プルーマ級決勝・・・
パウロ・ミヤオ(PSLPBシセロ・コスタ)vs高亀洋介(パラエストラ熊本)

熊本キャンプの成果ここにあり!!
九州において江端講平選手と共に柔術革命を巻き起こし、選手としても見事アジア・オープンを勝ち上がって決勝戦に臨む高亀洋介選手!!
死の天使パウロと激突!!!


なんと高亀選手、パウロ相手にしょっぱなから喰らえ!ベリンボロ爆弾!!!!
フラザトにベリンボロかました中塚選手と同じく、勇敢極まる和の洗礼!!!
しかしパウロ、これをなぜかバック取りでカウンター!!!!!!!!!!!!!!
ハファエル・メンデスもそうですが、もう逆さ状態での理解度というか、バック取れるポイントに関する知識が、我々では想像も付かないくらい先に進まれてしまっているのかもしれません・・・。

そこからはもちろん死のバック!!


もう完全に何かの妖怪かってくらいまとわりつき、しかも極め狙いまくり!
僕も知りませんでしたが、もう一つパウロが凄いのはこの極めへの執着なんです。
ジョアオはバック取ってからのボウ・アンド・アロウというパターンを堅持していますが、パウロはイケそうならエゼキエルやアンクル等で全く躊躇無く相手を壊しにかかるんです・・・。


しかし高亀選手、パウロの絞め手を捻りながら、エスケープ成功!!!!!

パウロの悪魔バックから逃げられたのは凄いです・・・。
しかしパウロ、落胆など微塵も見せずに地獄続行!!!
魔界に引きずり込むかのようなドしつこいスパイダーから速攻で逆さになり攻め込みます。

どの試合もそうでしたが、パウロは逆さになってからの移動距離が長過ぎでした・・・。
あっという間に逆さになり、普段逆さで生活しているの?ってくらいのグッドバランスで、多少相手から離れていても、どこかを掴んでグイグイ近付いて来るんです。
かわいそうに相手は何か業を背負っているかのように、パウロに引きずられていくんです。

その後も高亀選手に粘られたパウロ、6分20秒過ぎから死のミキサー敢行!!
やっぱりミヤオはこれ!魔界のベリンボロ炸裂!!!!
逆さになって、高亀選手のガード足をしっかり制御しながら
ハーフ・レッグドラッグ上を奪取!
そこからパスやバックも面倒とばかりにエゼキエル!!!!!
魔界の首狩り童子が任務完了です。

恐怖レベルの強さ相手に、ここまで粘った高亀選手は素晴らしかったですね。
元々強豪なのが、熊本キャンプで更に強靱になって臨んだアジア・オープン、その実力を満天下にしらしめる事ができたのではないでしょうか。

しかしオーマイパウロ・・・。
試合してない時も常時ハイ・テンション、移動も忍者のように高速。
試合前の審判との握手もハイスピードで見えないくらいでした。
なぜそこまで????

しかし写真を撮らせて貰おうとすると、「ミヤオ兄弟は無愛想」みたいな評判を事前に聞いていたのですが、こっちが

激動のアジア!魑魅魍魎が跳梁跋扈するこの地を制すは誰!!・・・2012年アジア・オープンみどころ


アジアの柔術王は日本で決まる!!!!

IBJJF主催のビッグな大会、アジア・オープンが10月13日土曜日と14日の日曜日、足立区綾瀬の東京武道館にて開催されますので、ざっと見所を追っていきたいと思います。

アダルト紫帯ライトフェザー級
世界最高峰のテクニカル・ガードを駆使するジョアオ・ミヤオが日本の主要大会に堂々登場!
ミヤオは現在日本に長期滞在して、様々な大会に出場していますが、このアジア・オープンのような日本最大級の大会に正面切って出場するのは画期的!
凄い時代ですねー。
この強力過ぎるゲストを迎え撃つのは空飛ぶUFOパスでお馴染みのネクサセンス嶋田裕太選手!
現役全日本王者のroots宮地一裕選手、そして前年度全日本王者であるトライフォース青山の佐藤晶彦選手!
この佐藤選手は後に紹介する鍵山選手やコブリンヤのように「生まれつき強い系」のムーブを見せる選手なので要注目ですよ。

アダルト紫帯フェザー級
不倒王鍵山士門!!
それに挑むは爽やか過ぎる3D柔術プロフェッサー玉木強!!!
いつもの図式!!!
精緻な技術を誇り、複雑な仕掛けを分かりやすく使う試合動画が教則的な意味で大人気になっている玉木選手ですが、何が強いというよりも「生き物として強い」鍵山選手の牙城を今度こそ崩せるか?
玉木選手の獣人化に期待!!!!
そして24hユンケル柔術の頂柔術石田浩選手がそんな野生の抗争に社会人風味のハードワーク・スパイスを追加!!!
新旧入り乱れた屈指の極上激戦区、どのような仕上がりの味覚をみせてくれるのでしょうか???

アダルト茶帯プルーマ級
世界最高峰パウロ・ミヤオ登場!!!!!
対戦相手を黄泉の国に誘うブラックホール・ベリンボロ、果たして誰が打倒できるのか??
デラヒーバ・ジャパンの山田秀之選手、そして注目の九州維新軍高亀洋介選手らが挑む!!!

アダルト茶帯フェザー級
大抗争遂に終結!!!
美猛虎チャールズ・ガスパー選手GSB愛の戦士高橋健太選手グラバカのコンピューター制御付きブルドーザー大塚博明選手による熾烈を極めた茶帯ゴールデン世代三角抗争、ドゥマウのポイント・レースはチャールズ選手が制しましたが終わりよければ全て良し!!
今年度を良い気分でシメくくれるのは果たしてどの選手となるのでしょうか?
またこの3将に割って入る勇者は現れるのでしょうか???

ライト級ではアウトサイダーの柔術弁護士堀選手をMMAで極めたクレベル・コイケ選手が出場、ミドル級ではアンデウソン高橋選手と川越ドラゴンズ・デン城の暴れん坊将軍中倉三四郎選手が激突!

アダルト黒帯ライト・フェザー級
2012年度絶対王者として君臨する七色のシュラプネル・ガード、ポゴナ金古一朗選手、それに真っ向テク勝負パラエストラの佐藤和弥選手、そして注目はこの人、思わず当ブログでも特集してしまった程の強烈なトレーニング・キャンプを張ってこの日を指折り待ち、勇躍して関東に乗り込む九州維新江端講平選手!!!
アジアの舞台で輝け九州の純真!!!
最後に笑うのは果たして誰だ!!!!

アダルト黒帯ライト級
現在柔術とレスリングを高いレベルで融合させようとしているロイド・アーヴィン勢、以前は強力なスパイダーばかりが注目されていたJTトレスも今やそういった高度なフュージョンをいち早く実現させている最先端の柔術選手に成長し、今回の来日となりました。
そんなJTに対するのは日本のトップ選手の1人であるアライブ細川顕選手、そしてフックガードの名手広瀬貴行選手!

アダルト黒帯ミドル級は最近音沙汰無い割になんだか日本ではお馴染みのアブマー・バルボーザが登場、そこにレアンドロ草野選手がマッチアップ!

またマスター黒帯ライト級でロイド・アーヴィンのジャレド・ワイナーが、日本のヨースキ・ストー選手とマッチングという楽しみな組み合わせ!

アダルト黒帯フェザー級
なんだこれはイザッキ・パイヴァ!!!!
アブダビ・プロ予選優勝という微妙な知名度にブルーノ・フラザトを極めるとんでもない実力、これ以上なく厄介な強敵が首都侵攻開始!!!!
この嫌過ぎる難敵を撃破せんとするのはグラバカの征夷大将軍中村大輔選手!!!
そして先のコパ・ブルテリアにおいてフラザトの肝胆を寒からしめ、その名を全国に轟かせたバッハ・ジャパンの獅子心将!
中塚靖人選手が難敵迎撃に久々の出陣!!!
そしてそして日本の粋を味わえ!!!
炎の国産ベリンボロ新世代未来戦士加古拓渡選手が知的に操作された最先端の闘魂を難敵にBOMB!!!!
この3将に加えムンジアル最
終日ファイターの小山貴之選手、不死身の塚田市太郎選手がパイヴァをお出迎え!

強豪大量襲来も、堂々の大迎撃態勢を整えた日本の精鋭選手達に幸あれ!!!!

若武者対決は美猛虎に軍配!七色のテク天国と極めの無間地獄が柔術の醍醐味!・・・ドゥマウ対抗戦③


前回までは異常とも言える熱気に包まれたチーム戦を特集してきましたが、今回はテクニカルかつ見ごたえのあったトーナメント試合をお届けします。
まず抗争中のトップ同士による、重要なこの一戦から。

チャールズ・ガスパー(インパクトBJJ)vs大塚博明(GRABAKA柔術クラブ)

現在関東勢を徹底して抑えている東海の美猛虎チャールズ・ガスパー、みたび関東に侵攻してドゥマウ・ポイントを獲得せんとします。
これを迎え撃つのは柔術界きっての知性派にして猛将、グラバカ・ヤングガン大塚博明選手!!
GSB高橋健太選手らとともに繰り広げられている茶帯ペナ最強争い、渦中の重要な一戦となりました。

前回はチャールズ選手のハーフアタックに苦しんだ大塚選手、今回は積極的にフルガードの中に入れ、ガードを堅守します。
チャールズ選手も決してスイープはされまいとしてポスチャーを堅持。
7分50秒過ぎ、チャールズ選手が物凄い伸びのパスを連発!
大塚選手も必死に防いで、一瞬エレベーター・スイープでのスイープチャンスが生まれます。
しかしチャールズ選手もこれに素早く反応し、事無きを得ます。
チャールズ選手は本当にベースキープが上手ですね。

試合はそのベースキープと、ポイントポイントで攻勢を見せたチャールズ選手がレフェリー判定をものにしましたが、これは次どうなるか分かりませんね。
アジア・オープンという大舞台で、決着が付くのでは無いでしょうか。

それにしてもチャールズ選手は若いのに勝負強い・・・。
敗北要素を確実に消し去った上で攻撃してきます。
だから若年で遠征も多々なのに勝率が良いのでしょう。
アウェーでも確実に勝利をモノにし続ける強豪チャールズ選手ですが、自分の試合が終わると審判に変身。
センセイであるヨースキ選手とともに、イケてる審判姿を披露してくれました。


かっこいいですねー。
激しいファイトスタイルとはうってかわったジェントルな対応が印象的でした。
ギャップで攻める東海の美猛虎には今後も要チェキですよ。

一方の大塚博明選手、チャールズ撃墜のために前回から更に進化した部分を見せてくれました。
ドしつこいガードワークは、強力なパスを持つチャールズ選手に明確なポイントを与える事は遂にありませんでした。
次のアジア・オープンでの、茶帯トップ抗争は楽しみですね!!
そして現役トップ選手であるにもかかわらず、オーガナイザーとしての手腕も発揮し続けている事にも注目です。
柔術大会としては異例中の異例、驚異のホスピタリティを誇ることで一躍名を馳せた「THE柔術FIGHTERS」について次回特集記事を書くつもりですので、若きキレ者として、そして強豪トップ選手としての面を併せ持つ大塚選手の卓越した思考を是非楽しみにして下さい!


金古一朗(ポゴナ・クラブジム)vs北村潔(ノヴァ・ウニオン・ジャパン)

加古選手とともに国内最技巧派、最先端のを見せてくれる金古一朗選手、注目の復帰戦です。


しょっぱなからベリンボロのセットアップで圧力を掛け続け、動画3分40秒過ぎくらい、立ちの相手を煽ってベースを崩してから改めてベリンボロ・アタック!
ここで上手く逆さになれる選手、国内ではまだ少ないですよね。
そしてベリンボロを耐えられると、今度は逆さガードをキープして、そのまま振り子スイープ!!!
これはビューティフル!!!!
テクニカル極まりない展開でトップ・ポジションに移行します。

そこからの攻めも無理押しでなく、本当にキレがあります。
4分50秒過ぎから、非常に鋭い腰切りパスからリバース・ハーフ、そしてサイド奪取の流れはフェルナンド・テレレやマルセロ・ガウッシアのようで、見ていて惚れ惚れしますよね・・・。

そして最たる場面は7分過ぎ、自分の上半身丸ごとクサビにするかのような凄い角度で相手の上半身を潰し、それからガード足を押さえ、倒立しながらフックを外してサイドジャンプ!!!!
人によっては「問答無用パス」とも呼ぶ、スーパーなジャンピング・トリアドールパスを鮮やかに決めてポイント奪取!
このまま試合終了、負傷明けとは思えぬキレのムーブで、金古選手が見事勝利を収めました。

金古選手の試合は、どの場面でもそのまま切り取ってテク動画にできそうな完成度を誇っていますよね。
特にガードは、相手がどの角度からアタックして来ても全てに対応してしまう精度!
24のカプリース内蔵最先端超絶技巧ガードを見事に操る金古選手も、アジア・オープンでの活躍が期待されますね!!!

そして最後に取り上げるこの試合、チーム戦でもインパクトを残したあの必殺柔術、またもや魅せてくれました・・・。

岡本裕士(RJJ)vsアサダ・トシオ(インパクトBJJ)

1発目から妖刀コムロック炸裂!アサダ選手、岡本選手相手に少し不用意でした!
そこから巴スイープ!!!
これが見事に決まってマウント奪取!序盤から押せ押せです。

しかしこれがアサダ選手の熱いガソリンハートに火を付ける!!!!!!
爆発プロパンパス大爆発!!!!!
B-52もビックリの爆撃開始!!!これではペンペン草も生えない!!!!
破れ傘岡本選手、高倉健のようにひたすら耐える日本の美!!!
しかしアサダ選手の猛爆止まらず!ボカンボカン!!!!
途中やっとブレイクが入り、仕切り直しです。
猛攻を忍の一字で耐えきった岡本選手、ここから一転切り込み開始!
ナイスJUDO1本背負いから速攻襟取り!
クロスチョークか?いやいや違う!もう一方の手は背中を掴む!!
そうです来た来た1番絞り!!!!!!!!!!!11
ターーーーーーーーーーーーーーーーップアウト!!!!!!!!!!!!!!11
またまた魅せた!昭和残侠必殺柔術!!
極めるも岡本、極めずも岡本
好き放題やればいい、最後に極めればいいんだろ?
極め一本で柔術渡世、妖刀キラリ「死んで貰うぜ!」
岡本選手が柔術における極めの醍醐味を存分に発揮して、見事勝利を収めました。

下からはコムロック、上からは一番絞り・・・、
相手は息つくヒマが無いですね。

そして今まで教則の無かったこの必殺「一番絞り」ですが、このたびやっと完成!!

http://real-japan-judo.jimdo.com/%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AFdvd/

これでコムロックとともに、ヤバイ極めを上下のバリエーションでコンプリートできます!!
ベリンボロ・カウンターとしての極め方とかも収録されてますねー。
コムロックの教則DV Dもそうですが、こういう風に極め技一つについて色々な場面毎を徹底解説するDVDというのは中々無いですよね。
その分日本語である事も含めて無類の分かりやすさを獲得しています。
極め技を仕入れたい方は予約を入れてみて下さい!

腰には妖刀コムロック、懐刀は一番絞り!
全身魔鉄のような装備で猛威を奮う岡本旋風、極めの集中豪雨!!!!
当分の間は止みそうにありませんね!