千里の道にも真っ向チャレンジ!けど一つ一つ丁寧に!・・・2012年ヒクソン・カップ②


次は日本人黒帯選手の試合をご紹介します。
まず「鬼極オカロック」こと岡本裕士選手、この頃はライト級からフェザー級に落としたばかりでした。

アダルト黒帯フェザー級・・・岡本裕士(RJJ)vs北原彦(アクシス)

北原選手の立てヒザ・シッティングガードが特徴的です。
足を取られないのでパスされにくく、ペタンと座っていないので通常のシッティング・ガードよりもバックに回られにくいですね。
2分30秒過ぎの、ハーフ下からフックをかけ直し、相手のズボン裾を持ってのホイラー式フック・スイープなんかカッコイイですねー。

しかし2分59秒過ぎ、TDを仕掛けた北原選手のワキがほんのちょっと空いた刹那、一瞬でそれを確保。
TDポイントは取られますが、極めの強い選手にとってそれはあまりダメージになりません。
そして取ったワキを、ここから動画の最後までずっとキープします。
北原選手も攻めながら、なんとか抜こうとしますが、岡本選手はずーっと形を作り続けて、あくまでキメの準備を続行します。
そして北原選手がパスを仕掛けて横に移動した所でナイス角度発生!
オカロック/コムロックが炸裂します。
極めの強い選手は恐ろしい・・・。
途中の展開等が一瞬で無になりますもんね。

ライト級で確固たる地位を築いていながら、新しい刺激を求めてフェザー級に転向。
この試合において、新階級でも極めの力が変わらない事を見事に証明した岡本選手は、その後ドゥマウ伊勢崎大会で見事にフェザー級優勝!
その粘り強いチャレンジ精神で徐々に適応し、結果を実らせたと言えるのではないでしょうか。

そしてこちらは炎のド根性柔術家加古拓渡選手!
7月頭のコパ・ブルテリア、29日の全日本、そしてその1週間後にこのヒクソン杯と、東海地方からアイドル並みのスケジュールで関東に遠征をかけ続けています。
これは関東の柔術ファンとしては、大変ありがたい事ですよね。
大会に加古選手が出場してると、やっぱりテンション上がります。

そんな加古選手ですが、1回戦を快勝。
日本のトップクラスの1人である、アクシスの片庭勝宣選手とのマッチアップという 楽しみなカードが準決勝で実現します。

アダルト黒帯フェザー級準決勝・・・
加古拓渡(GSB)vs片庭勝宣(アクシス)

片庭選手の体重の掛け方が非常に上手です・・・。
いつの間にか相手の上半身を殺すポジションを奪取してリバース・ハーフガードで抑え込む様はマルセロ・ガウッシアのようです。
そして後半、レッグウィーブ等を織り交ぜながら、マーシオ・フェイトーザのようにバランス良く圧力をかけ続けます。

身体能力に頼らず、バランス良く徐々に相手を削っていく片庭選手のパス方法は、多くの人にとっても参考になるのではないでしょうか。
加古選手のライバルで言えば、例えばチャールス・ガスパー選手もハーフ上から圧力をかけ続けていくスタイルですが、またちょっと違った趣ですよね。

そして加古選手も敗れはしましたが、片庭選手のアタックを防ぎ続けて抑え込ませず、一時は三角ロックで捕らえる攻勢を見せました。


ご本人は悔しそうですが、名馬千里を駆けるとばかりにタイトスケジュールをはね返すそのド根性が、岡本選手同様この後のドゥマウ関西大会(ちなみに開催は8月19日!ヒクソン杯のたった2週間後!)における好成績として実ったのだと思います。

アダルト黒帯フェザー級準決勝・・・
関口和正(ピュアブレッド大宮)vs岡本裕士(RJJ)

関口選手のいわゆるニー・シールド・ハーフガードがとても強固です・・・。
普通こんなに長く続けられないですよね。脚力はんぱないです。
7分19秒過ぎ、岡本選手のコムロックに捕らえかけられますが、ローリングの際に岡本選手の右足をホールドして形に持って行かせず、その間に上手く引き抜いています。
その後も固い固いニー・シールドを崩される事無く、勝利を収めます。

アダルト黒帯フェザー級決勝・・・
片庭勝宣(アクシス)vs関口和正(ピュアブレッド)

関口選手はニーシールド・ロックもそうですし、グリップも物凄く強そうですね・・・。
掴んでいる手の拳が岩みたいに見えます。
そして岡本選手を苦しめた強力なニー・シールドをここでも発揮。
しかし片庭選手は、ニー・シールドに腕を突っ込むレッグウィーブ・パスでそれに対抗。
そして隙あらば例のごとく上半身を相手に被せて、ガードの無効化を図ります。
そこで十分プレッシャーを掛け徐々に相手を潰していくと、今度は立ってハーフを抜こうとせず、座ったままパっと見クローズドのような状態をキープ。
そして関口選手の脇腹辺りを掴んで、そこをベースにしながら上半身をなだれ落としていきます。

そして6分過ぎ、上半身だけは殺されまいとして伸ばす関口選手の腕を払いのけながら、まずすり潰すようにして関口選手の左足を殺してハーフ・ポジションをゲット、そこからついに上半身潰しを成功させます!
マルセロ・ガウッシアが良くやるパス方法ですが、途中でヒザを入れられたり押しのけられたりしないように、最初から最後まで丁寧に潰し切らないといけないため、通常は中々成功しません。
そんなパス方法を、このハイレベルな場で成功させてしまう片庭選手は素晴らしいですね。
そしてそして、その後の片庭選手にご注目!
一度良いポジションを得たら、後はもう何されようとも絶対に自分の体を相手から離さない!!!!
アゴアゴアゴアタック!!!!!!
関口選手も何とかスペースをこじ開けようと死力を尽くしますが、タイムアップ!
片庭選手が見事優勝を飾りました。

そんな片庭選手、これはインストラクターを務めるアクシス千葉のホームページなのですが、そこには片庭選手が柔術を始めたきっかけや、これから柔術を始めようという人に向けた文章があります。
http://homepage3.nifty.com/axis-chiba/instructor.htm 
「怖いと思われがちな格闘技ですが、柔術はそんな事ないですよ」という事は誰もが言いたい事と思いますが、それをここまで懇切丁寧に説明した文章というのは中々無いのでは、という心づくしの内容だと思います。
これを読んだら、誰もが「ちっとやってみようかな・・・」ってなりますよ。  

時間をかけて丁寧に丁寧に積み上げて、肝心な所でドカン!!!!!
文章もパスガードも、素晴らしいプロセスで人の心を掴んでしまう片庭選手の今後の活躍に期待ですね。

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