2012年パン選手権・試合動画まとめ②・・・メンデスの世紀

ハファエル・メンデス初戦。



ハファエル・ファンの方にはお馴染みのムーブですが、ヒザを中心としたベースの切り替えムーブが凄すぎますね・・・。

ハファエル・メンデス(ATOS)vsジャスティン・レイダー(ヒベイロ柔術)
http://videos.sapo.pt/GFp7aGus31YqauZt3MLn



若きタフマン・ジャスティンがハファエルに挑みます!
しかしハファエル、ベリンボロ・フォームから速攻で立ち上がってスイープ、そのままジャスティンの足キープして一気に完パスまで持って行きます!!!

一気呵成!!!
少しも相手に付き合う気がありません。

そしていつものように物凄いスピードのサイドチェンジを繰り返しながらバック!!
もはや体が宙に浮いてますよね・・・。

そこから猛十字!!!
これは「極め極め耐久世界王者」ジャスティンに頑張られてしまいますが、普通の選手ならタップアウトでしょう。

技の完成度が高すぎて、連結度がはんぱない・・・。
繋がり具合がヤバイですね。
一旦ハファエルが技に入ったら、相手は1分間くらいされるがままです。

そこから普通に三角!!!!
セットアップ強過ぎくないですかこれ????
ジャスティンはこれも耐えて不死身っぷりをアピールしますが、そこから腕へのダブルアタックで遂にタップアウトです。

 黒帯と白帯のような試合展開でしたが、相手はあのジャスティン・レイダーです。

ハファエル・メンデス(ATOS)vsマリオ・ヘイス(アリアンシ)
http://videos.sapo.pt/W6quh70hvTGWMFu2UFri 

ビッグマッチ来ました!


大きなアリアンシ・ワッペンを貼り付けて気合い十分のヘイス様、アリアンシの一員として、色々な人に迷惑を掛けてまで望んだ念願のハファエル戦に挑みます!


しかしハファエルの強さ鬼神の如し・・・・。

引き込み合いから簡単にお尻上げて、レッグドラッグ・ポジションに持って行きます。
このレッグドラッグへの持って行き方、思想的にはベリンボロと同じ気がします・・・。
ベリンボロのフォームはほとんど使っていませんが・・・。
ハファエルにとっては、もはやベリンボロフォームすら不要なのでしょうか?

そこからバック狙い→クルシフィクス!!!!
これは凄い・・・。こんなバリエーションも使えるんですね。

最近ルックスもそれっぽくなってきた黒ひげ危機一髪ヘイス様を磔の刑に処します。
そこからおそらく手首極めて1本!
ヘイスも膝十字狙ったりしましたが、基本的に何も出来ないまま破れてしまいました・・・。

ヘイス様、大騒ぎしたわりにはあっさり負けちゃう所が最高に「らしい」ですが、どうやってもハファエルが行きたいようになるというか、ハファが望むままにヘイスの体も付いていってしまうという、マジックのような試合展開でしたね・・・。

ハファエル・メンデス(ATOS)vsフーベンス・シャーレス・コブリンヤ(アリアンシ)

オーマイゴッドなんという強さ・・・。
スピードの向こう側行きまくりですよ。
ベリンボロ・セットアップで煽りまくって、2分6秒くらい、デラヒーバフックと反対側の足でコブリンヤの足をフック、そして膝十字のようなセットアップ・・・。
何これ???逆1レッグXガード????
50/50の外側ロックしない亜種のようなガードでコブリンヤをロック!!
そこからシザースイープ!!!
なんだこのウルトラスーパーシザースイープは!!!
下になったコブリンヤ、慌ててるのか50/50ロックもせず、 レッグドラッグ・ポジション取られる事を恐れるあまり腕を伸ばしっぱなし!!

そこをハファエルは風のようにレッグドラッグポジションを通り抜けて、その伸びた腕を捕獲!!!
迅い!!!!!!!!!
そしてもーのすごい、腕を引き千切らんばかりに捻りまくる!!!

ぱねえぱねえ!!!!

しかしコブリンヤそこから猛烈に耐える!!!
腕十字ってこんなに我慢できるものなんですかね?
しかしハファは冷酷にローリングを繰り返して、捻りに捻りまくります・・・・。

コブリンヤボコスコ!!!
こんな光景を見る事になるなんて。


コブリンヤが腕十字で1本負け・・・。

夢かこれは????
少なくとも、黒帯に上がってからは初ではないでしょうか。
それまでの試合を見れば分かるように、コブリンヤは絶対王者としてペナ級に君臨していた2007年から2009年の頃から、衰えた部分は特に見せていません。

相変わらずブルーノ・フラザトやマリオ・ヘイスがずっと勝て無そうなあのコブリンヤです。

しかしハファエルは何なんでしょうかこれは・・・。
試合毎に新しい進化を見せながら圧倒的な強さを誇っていた、2007年頃のガウッシアや、プライド時代のヒョードルのような、後世に伝説として語り継がれる強さだと思います。

ハファエルのこの神の如き強さに対して、躍動を始めた新世代の選手達がどう反応していき、どう回答を出して強くなっていくのか、個人的にはそこに大いに注目しています。

ただのフォロワーで終わるのか、そこから自分なりの何かを加味して行けるのか・・・。
次世代の柔術が面白くなるか否かも、占えるのではないでしょうか。


レーヴィから上の階級は次回まとめます。

2012年パン選手権・試合動画まとめ②・・・メンデスの世紀” への8件のコメント

  1. SECRET: 0
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    今のメンデスさんは本当にスゴイですね。柔術って一つ帯が上の人には、全く歯が立たなくて、何にも出来ないこと多いですよね。でもその人達も黒帯の人達には子供扱いされるのを見ます。でもその黒帯も強い黒帯には白帯のようにやられますし、その強い黒帯もメンデスさんには秒殺されるという。。でもメンデスさんには神秘的な技術は何もなく、理詰めで作り上げた技術を猛練習して身につけているのだと思います。ですから次の世代、それも割と近いうちに、必ずメンデスさんの上の世界に到達する人が現れると思います。わくわくしますね。競技柔術って数年毎に強さ(というより技術の深さ)が漫画の世界のようにインフレしていっているようにも思えます。この競技の人体のメカニズムの理解度・深遠度は他に類を見ない気がしていて、まだまだ発展途上であることが恐ろしくもあり、無限の楽しさも秘めている感じがしますね。メンデスさんはそういう楽しさを見せてくれるマイヒーローです。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    多分世代というか師事している方の影響も強いと思うんですが、自分の中で柔術界でのヒーローはいまだにマルセロ・ガウッシア、中井祐樹、エディーブラボーとかその辺りなんですよねぇ・・・。
    メンデスも凄い!見てて凄い、なんかもう次元違う!というのが理解が出来ても憧れはしないのはなんか不思議な気分です、それでもメンデスには、これからも新しい『何か』を見せて欲しいですね。

  3. SECRET: 0
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    >柔術素人さん
    ルールで制約されている分、精緻で複雑な展開を見せてくれるのも柔術の醍醐味ですよねー。
    メンデスの柔術は、フィジカルが強いのはもちろんですが、何よりコンセプトが今までの柔術からはなかなか想像できないくらい斬新で、別の競技のように見えます。
    実際別の競技化してますよね。
    もっともっと異次元化するのを見たいですね。

  4. SECRET: 0
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    >通すがりんさん
    ジャスティンの耐え芸が炸裂してますね。
    ADCCに続き、ハファエルには毎回火だるまにされてしまってるジャスティン、そろそろあの熱いスピリットが噴火するんじゃないでしょうかね。
    雪辱して欲しいですね。

  5. SECRET: 0
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    >読者Aさん
    これは個人的な意見ですが、憧れは、やっぱその選手のふるまいとかたたずまいの部分が大きい気がします。
    僕はメンデス兄弟とくにハファエルは、あんなにイケメンで強いのに、男を濡らす部分が希薄な感じがしますね。
    僕はサウロ・ヒベイロがやっぱイイですねー。
    あとクロンとかかっちょいいですね。
    ドラクリーノやブスタマンチも渋くて好きですねー。

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