IBJJF新ルール・・・デラヒーバ・ガードからのアンダーフックについて

新ルールについては、以前こちらで特集しましたが、個人的にいまいち腑に落ちない点があります。

デラヒーバ・ガードからのアンダーフックについてです。

この体勢になったら即失格なのでしょうか?

ヨーロピアン選手権では、多くのベリンボラーが順手に切り替えて事無きを得ていました。

しかし記事中でも指摘した通り、ミヤオは一瞬逆手に切り替えたりしています。
この点について、海外の掲示板でも議論が交わされていたようです。

http://www.mixedmartialarts.com/mma.cfm?go=forum.posts&forum=11&thread=1946236&page=4

http://www.sherdog.net/forums/f12/ibjjf-rules-x-guard-2022935/

これらの中で、ヒラリー・ウィリアムスは今回のルール変更の趣旨について「特に白・青帯の部において、ベリンボロ等を仕掛けられてもつれた結果、ヒザを痛める事態が増えている。」と述べています。

そして肝心のアンダーフックについては「確実な事は私も分からない。大きな大会の前にはルール・ミーティングが必ずあるからそれにちゃんと出席して欲しい。」との事です。

なるほどやっぱり解釈が難しいんですね。

そしてヨーロピアン選手権に出場し、この点について審判に聞いたという人の話によると、「オーバーフック&アンダーフックは関係ない。外側から足をロックされてヒザに圧力が掛かっている時に、上半身を固められて、体をターンして防ぐことが出来ない場合に失格となる。」だそうです。

うーんなるほど分かるような分からないような・・・。


この見本画像みると、確かに遠いサイドのフック足をかけられて、身動き取れないままにヒザを捻られていますね。

こういう事なんでしょうか?

この審判に聞いたという人も、説明するのがなかなか難しいと言っています。

これらの議論は1月末に行われたものなので、既に新事実が明らかになっていて僕が知らないだけの可能性もあるので、その場合はどうか僕に是非教えて下さい。

もしデラヒーバからのアンダーフックのみで失格になるのだったら、パン選手権開催の前にはっきりさせないと色々やりにくくて仕方ないと思うので・・・。
ちなみに1レッグXガードも、遠いサイドの足を、相手のお尻にかけたままならば、反則にならなそうです。

通常のXガードはもちろんOKです。

50/50ガードも、ベーシックな外側ロック・タイプならばOKの模様です。

しかし本当に絶対絶対そういうルール適用なのかは、僕には分かりません。

ご存じの方いらっしゃいましたらご指摘宜しくお願いします。

3月5日の柔術ニュース・・・フラザト1本負け!!大波乱アブダビプロ・グラマド予選

先週末に行われたアブダビ・プロ・グラマド予選で波乱がありました。
65キロ級は、アリ・ファリアス、そしてブルーノ・フラザトというATOSの超精鋭を破って、サイコー柔術のイサク・パイヴァが優勝を飾りました。

フラザトにはなんと三角を極めて1本勝ちしました・・・。



良く見えませんが、担ぎパスから三角クラッチに入られてしまったようです・・・。
あのフラザトが信じられません。
試合後何か揉めてますが、これは喜びのあまり会場を出てしまったため、イサク選手は失格負けになったそうです。
しかしそれを潔しとしないフラザトが勝利を辞退、結局イサク選手がめでたく繰上げ優勝となったようです。

このイサク・パイヴァ選手、レアンドロ・ロ・ペレイラのようなアブダビ・プロ発のニュースターになるのでしょうか。
本戦での活躍に注目ですね。

 

そして敗れたブルーノ・フラザト・・・。
フラザトの1本負けはADCC2007本戦でのハニ・ヤヒーラ戦以降、あまり聞いた事がありません。

2008年くらいまでは、新技巧派の代表選手といえば、ハファエル・メンデスではなくてこのブルーノ・フラザトだったと思います。
ATOSの前身であるBRASAリオクラーロ支部のスパーリング映像でも、まだまだハファエルを圧倒している様子でした。
しかし最近はその輝きがありません。

このイサク選手とは、おそらく2009年に対戦していたみたいです。



おそらく同じ人ですよね。
試合展開も今回とほぼ同じという・・・。

5分30秒過ぎ、フラザトの見事なデラヒーバ・パスから試合が動き、大熱戦となります。
イサク選手も強いですし、フラザトも側転パスを連発するという大サービスぶり!
良い感じですねー。

多種多様なガードを強力に使いこなす素晴らしいテクニック、そのうえにノーギ戦で顕著な獣性の身体能力を持ち合わせていながらも、試合後半になると50/50等の姿勢でピタリと止まる試合を繰り返しているうちに、勝負弱くなってしまった印象を受けます。

今成選手戦を観ても分かるように元々堅い試合が持ち味ですし、自身の道場運営等で忙しいそうですが、2008年ムンジアル決勝の前半で見せていたような素晴らしい連続攻撃で、もう一度トップを狙って欲しいです。

 

その他の階級は、
74キロ級・・・ダヴィ・ハモス(ATOS)
クラウディオ・カロキンヤを極めたチアゴ・バイアーノ(チェック・マット)を2-0で破って優勝。

83キロ級・・・ビクトー・ボンフィム(ゴルドEVOLVE)
グトー・カンポスを2-0で破って優勝。

92キロ級・・・アレッシャンドリ・ソウザ(グレイシー・フロリアナポリス)
どうも独立したっぽいアレッシャンドリ・セコーニを2-0で破ったターシス・フンフェリー(アリアンシ)をタップ間際まで追い詰めて優勝。

92キロ超級マーカスブシェシャ(チェック・マット)
アリアンシの強豪レオ・ノゲイラを11-2で破って優勝。
ブシェシャのその他の試合を編集した動画です。




ブシェシャ、物凄い動きしてますねー。
ホジャーやホドウフォとの試合が見たいです。

そしてパウロ・ミヤオは負けてしまったそうです。
フラザトもそうですが、未だ見ぬ強豪が居過ぎですね柔術界。