第1回柔術新聞賞発表

第1回柔術新聞賞を発表します。

これは、2011年度中で個人的に、最も印象深い活躍をした日本国内の選手に授与される物です。

第1回柔術新聞賞は、
グラップリングシュートボクサーズ所属の
加古拓渡選手
に決定しました。

非常に少額で申し訳無いですが賞金として金一封と、副賞としてアミノバイタル・プロ1年分を贈呈します。

加古選手はご存じのとおり非常に多くの大会に出場し、素晴らしい戦績を残しました。

また、国内で初めてベリンボロを大々的に使用した事でも知られ、その革新的なファイトスタイルは多くの柔術家が注目するところであります。

そういった技術面だけにとどまらず、世界の舞台で日本の柔術が競うために、柔術に関して常に問題を提起し続けるその姿勢にも大変共感が寄せられています。

黒帯に昇格した現在も強豪と名勝負を繰り広げており、今後の活躍が期待されます。

これからも頑張って下さい。

パン選手権見所大情報・・・②

トーナメント表が発表されましたね!
なんかよく分からない仕様なので、こちらのサイトだと誰かが表を見やすくしてくれているので、良かったら見て下さい。

http://www.sherdog.net/forums/f12/pan-ams-brackets-up-2050535/index2.html 

トライフォースの芝本選手がフェリペ・コスタとマッチ・アップ!
日本の柔術ファンにはたまらない試合ですねー。
注目のグレイシー・バッハ中塚選手はBJJレボリューションの古豪アルフレード・バラムと1回戦、それに勝利するとなんとコブリンヤ!!!
いきなりグレイシー・バッハvsアリアンシ!!!

同じブロックにはピュアブレッドの柿澤選手も居ますので、是非日本人選手同士で準決勝争いしてほしいですね。

ライト級
レアンドロ・ペレイラ(PSLBシセロ・コスタ)
ルーカス・レプリ(アリアンシ)
ホドリゴ・カポラル(ATOS)
ザック・マックスウェル(グレイシー・ウマイタ)
フィリップ・デラ・モニカ(グレイシー・バッハ)
クラウディオ・カロキンヤ(グレイシー・バッハ)
ホドリゴ・シモエス(グレイシー・バッハ)
ヴィニシウス・マリーニョ(GFチーム)
細川顕(ALIVE)
中山徹(トライフォース)

レアンドロ・ペレイラ出撃!!!!!
遂にムンジアル以外のアメリカ大会にも出場できるようになってきましたね。
現代柔術では珍しいくらいの凶暴な攻撃力を、存分に見せて欲しいですね。

そして先のアブダビ・プロ予選でクロンを破ったザックも出場です。
レアンドロとの超新世代対決が実現したら最高ですね。

他にはバッハの渋い強豪が、ズラっと揃ってます。
誰に勝つのもキツそうですが、その中の一人ホドリゴ・シモエスと日本の細川選手が激突!!
大変な強豪ですが、頑張って欲しいですね。

中山選手のブロックにはルーカス・レプリが居ます。
対戦実現したら楽しみですね。

ミドル級
クロン・グレイシー(ヒクソン・グレイシー)
マルキーニョス・ソウザ(ATOS)
クラウディオ・カラザンス(ATOS)
オタービオ・ソウザ(グレイシー・バッハ)
ヴィクトー・エスティマ(グレイシー・バッハ)
ムリーロ・サンタナ(バルボーザ)
クラーク・グレイシー(グレイシー・エリート)
アブマー・バルボーザ(ドライズデール柔術)
マルセロ・マルファ(チェッキ・マット)
ガブリエル・グーラート(アリアンシ)

これまた難易度の高いブロック・・・・。
どうやって勝ち上がれば良いんですかね?

注目は何といってもマルキーニョス。
アトス・キャンプに参加し、所属もアトスで出場しています。

有り余る才能に対し、今までややツメが甘い部分があった印象を受けますが、地獄のATOS練でその部分を払拭できたでしょうか。

1回戦でチェッキ・マットのマルセロ・マルファ、次がアリアンシの次世代ホープであるガブリエル・グーラート、そこを勝ち抜けばおそらくビクトー・エスティマと対戦でしょう。

どう転んでもヤバイ強豪しかいませんが、是非頑張って欲しいですね。

そしてクロンがメジオに戻してます。
落とせなかったのか、今後またメジオに戻るのか謎ですが、勝ち上がるとムリーロ・サンタナとマッチ・アップしそうなので楽しみですねー。
クロンのトレーニング?動画です。


スケボーやってます。
イケてる風が凄い似合ってますねー。
こうして見ると本当ただのイケてる兄ちゃんですね。

ミディアム・ヘビー級
ホムロ・バハウ(グレイシー・バッハ)
カイロン・グレイシー(グレイシー・バッハ)
ディエゴ・ノゲイラ(BTT)

カイロンが階級アップしてきました。
これはビックリですねー。
動画で激しいフィジカル・トレーニングしているのを何度も見ましたから、ゴツくなったのでしょうか?

ホミーニョと共にこの階級でバッハ完全制覇を狙っていますね。
グレイシー・バッハのパンナム・キャンプ動画です。



名将ゼ・ハジオラを筆頭に、マーシオ・フェイトーザ、フラビオ・アルメイダらバッハ本部の最高指導者達に率いられたコンペティション・チームが、非常に熱い動きを繰り広げています。

カリフォリニア・アーバインのバッハ・アメリカ総本山、重鎮が集結していますねー。

その下でヒカルド・アルメイダ、カイロン、フィリップ・デラ・モニカらが練習に励んでいます。
ちなみに注目のヒカルド・アルメイダはシニア1ミディアム・ヘビーに出場で、同カテゴリーにはなんとノヴァ・ウニオンのヘナート・ベヒーシモが居ます!!!
これは思わぬ豪華マッチアップですね!!!

ヘビー級
ハファエル・ロバトJr(ヒベイロ柔術)
ルーカス・レイチ(チェッキ・マット)
ホベルト・トゥサ(グレイシー・バッハ)

スーパーヘビー級
ベルナルド・ファリア(アリアンシ)
ジョアオ・アシス(チェッキ・マット)
JTトレス(ロイド・アーヴィン)

ウルトラヘビー級
マーカス・ブシェシャ(チェッキ・マット)
ヒカルド・エヴァンゲリスタ(GFチーム)

重量級で注目は何と言ってもJTでしょう。
なぜかスーパーヘビー(スペルペサード)で出場しています。
最初はライト(レーヴィ)で登録していたそうですから、サウロ・ヒベイロやエスキジートのように意図的なのかもしれません。
しかしロイド・アーヴィンによると、JTはなんか入院してるとか・・・。

大丈夫なのかJT??????

ルーカス・レイチも重い階級でエントリーしてますね。
チェッキ・マットのパンナム・キャンプ動画です。

ルーカス・レイチ、ジョアオ・アシス、マーカス・ブシェシャらがナイスなムーブ繰り広げてます。
それにしてもレオジーニョってこういう所には顔出さないんですかね?

現在青帯まで大会が進行しているようですが、今大会の流行ムーブはデラヒーバガードとスパイダーだそうです。
あと内回りスパイラル・ムーブも凄く多いそうです。
ブドービデオのページからネット放送が見れるので、良かったら視聴して下さい。

http://www.budovideos.com/shop/customer/search.php?substring=2012+pan+broadcast 

日本勢も続々と現地入りしているようですね!!
盛り上がってきました!!



おまけの動画ですが、コブリンヤが最後の方で簡易版ベリンボロを非常にゆっくりレクチャーしてくれています。

それにしてもコブリンヤ道場、物凄い参加人数ですね!!!

パンパンパン!!!!パン選手権見所大情報・・・①

いよいよ2012年のビッグな大会であるパン選手権が今週末に開催されます。見所をざっとまとめてみますね。
尚今回から、階級表記はIBJJF呼称に変えてみます。

ルースター級
カイオ・テハ(グレイシー・エリート)
フェリペ・コスタ(ブラザ)
ハファエル・フレイタス(グレイシー・バッハ)
ブランドン・ミュリンス(グレイシー・バッハ)
吉岡崇人(徳島ブラジリアン柔術アカデミー)
芝本幸司(トライフォース)

カイオ・テハがパンナムの時点でガロに落としてきました。
パンナムだと通常はプルーマで試合する事が多かったカイオ、今回の本気度は特に高いのでしょうか。
そして悲願のカイオ&ブルーノ越えを淡々と狙う古豪フェリペ・コスタにバッハ軽量級の精鋭と、ほぼムンジアルと同じガチなメンツですね。
そこにヨーロピアンを席巻した日本人選手が勝負を挑むという図式です。

ライトフェザー級

ギリェルミ・メンデス(ATOS)
ブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)
パブロ・サントス(グレイシー・バッハ)
サミール・シャントレ(グレイシー・エリート)
ダニエル・ベレーザ(コンバーティブ・アーツ)
ラエルシオ・フェルナンデス(ロータス)


遂にきた!!!ギリェルミvsブルーノ!!!

これは色々因縁もあり、アツいですねー。
ATOSは去年のアブダビ・プロでマルファシーニにフラザトを喰われてますから、必勝を期しているのではないでしょうか。
また先日のヒューストン・オープンでギリェルミに大敗を喫してしまったパブロ・サントスもリベンジを狙っているで事しょうからアツイですよ。
そこに誰もが嫌がる難敵ベレーザ、スペースな所作ながらテクとパワーを兼ね備えたシャントレが絡んできます。
強敵揃いなので、決勝までに消耗しない方が有利かもしれませんね。

フェザー級
ハファエル・メンデス(ATOS)
フーベンス・コブリンヤ・シャーレス(アリアンシ)
マリオ・ヘイス(アリアンシ)
中塚靖人(グレイシー・バッハ)
ジャスティン・レイダー(ヒベイロ柔術)
ヘナン・ボウジェス(BTT)
マイク・ファウラー(ATOS)
柿澤剛之(ピュアブレッド大宮)
ウェリントン・ディアス(グレイシー・ウマイタ)
サンドロ・バタタ(サンドロ・バタタ)

ハファエルvsコブリンヤ再燃!!!!!!!!1!!!!

柔術界屈指のライバル対決がまた見れます!!!!昨年は引退中でありながらも主要大会に全部出場し、好成績をおさめたコブリンヤ、いまや世界最強に君臨するハファエルに挑みます。これは見逃せませんね。

そしてそして、ブラジリアン呂布ことマリオ・ヘイス!!!!!!!!!!!!!111

しれっとアリアンシ代表で出場のニクイやつ!!!!!!!!!
得意気にテレレとつるみ、


(テレレが必殺フック・スイープを、ヘイス受け手でレクチャーするという超豪華映像です!)


最近ではコブリンヤと一緒にムンジアルのDVDなんか見ちゃったりしてるそうで、もはやソウルメイト状態ですよ。

コブリンヤ道場のパンナム・キャンプ動画です。
しっかり大フューチャーされてます!!!!



どんだけ変わり身が速いんだって感じですが、KYな人程強いのが格闘技界、世界が待ち望んだハファとコブリンヤのライバルストーリー再開に、KYに乱入する事が期待されますね。

そして日本の中塚靖人選手がグレイシー・バッハの黒帯ペナ代表に見事選出され、出撃します!!!
ガードの名手柿澤選手ともども、是非頑張って欲しいですね。

ジャスティン&ヘナンの若者勢も2強&1KYにどこまで肉薄できるか、注目ですよ。

また、ロイド・アーヴィンからATOSという、非常にモダンな移籍を果たして話題となったマイク・ファウラーですが、階級もフェザーに落としてきました。

以前はサウロ・ヒベイロと同階級で戦っていたファウラー、ガチ本気ですね。
ATOSのフィジカル・トレーニング動画新版です。


なんかプロレスラーみたいな練習してますね・・・。
人形相手にひたすらドリったり、もはや修羅の国ですよ・・・。
参加するだけで死の予感が漂ってます。


激烈なATOS式フィジカルを身につけたファウラー、どんな戦いを見せてくれるのでしょうか。
ATOSのパンナム・キャンプの様子をおさめた動画はこちらです。



ライト級以降は次回特集します。
JTが色々あったようなので要チェッキ!!!マットですよ!!!

3月20日の柔術ニュース・・・ザックのパス!!クロンのエスケープ!!

パンクラスやUFCなど、MMAで大活躍したヒカルド・カショハオン・アルメイダが、今月に開催されるパン選手権にシニア1で参戦する事が明らかとなりました。

 

http://www.graciemag.com/en/2012/03/ricardo-cachorrao-confirmed-for-pan/

「僕のモチベーションはね、学び続ける事なんだよ。柔術はこれから技術的な大革新が起きると思う。カイオ・テハやブラウリオ・エスティマ、そしてメンデス兄弟みたいな選手達が、柔術を新たな段階に引き上げてくれたおかげで、柔術は今や僕が経験した事のないようなレベルにまで達していると思うんだ。僕もただの傍観者でいるのではなく、例えマスターの部であっても、大会に参加して、その動きの一部になりたいんだよ。」

「弟のカショヒーニョと、インストラクションや生徒へのサービス向上のために3週間仕事したよ。カイオやブラウリオ、そしてメンデス兄弟が柔術の技術面を完璧にしようと努力しているけど、僕ら兄弟は柔術の指導と管理の面で、彼らと同じレベルに達していると思うんだ。」

 

腰痛でフィジカル・トレーニングが思うようにできなくなってしまい、UFCを引退したカショハオンですが、その優れた格闘技の嗅覚は今起こっている柔術の技術革新をビンビンに感じ取っているようですね。
名声を得てもなお、進取の気性衰えず素晴らしいです。

 

アブダビ・プロ予選の動画がまた公開されたのでご紹介します。
まずは衝撃のこの一戦!

サンディエゴ予選・・・ザック・マックスウェル(グレイシー・ウマイタ)vsクロン・グレイシー(グレイシー・ウマイタ)

注目は3分50秒過ぎから、ザック下でガードの場面ですが、ザックってこんなに足利きましたっけ??

片襟片袖から気持ち悪いくらい足をウネウネさせて、意味分かんない動きでクロンをオモプラッタ・キャッチ!!
さすが筋力と柔軟性を兼ね備えた、マックスウェル一家のハイパー・フィジカルですね。

完全に捕らえられたクロンですが、こちらも神がかり的なエスケープの上手さを活かして逃れ、今度はクロンがバック取り!

しかしザックはクロンのバックを振り落とす!
これは凄い!!クロンのバックアタックを防ぐとは・・・。

そしてそして、獅子のような雄々しいクロスニー・パスでクロンを完パス!!!!!!
完バック!!!!

あわや1本という所で、クロンがまたしてもエスケープしますが、わずか及ばすザック完全勝利です。

クロンのお株を奪うような力強く美しいベーシック技術で、文句の付けようがない柔術を披露したザック、群雄割拠し過ぎなレーヴィ級をさらに混沌とさせる存在となりそうです。

敗れたクロンですが、個人的な見所として、相変わらずバックからのエスケープが凄い・・・。
足の方が良く見えないので残念ですが、まず首部をしっかりケアしながら、自分の体を、相手のフック中心部の横(相手が脇をさしている方向)にずらして、その後反転です。

絞められ部分のケアがちゃんと出来ていれば、結構決まるので、良かったら試してみて下さい。反転するときに腰を痛めやすいので、そこは気をつけて下さいね!
それにしても見事過ぎます・・・。

ただこんな注目のされ方はクロンも本意ではないでしょうから、ムンジアル頑張ってもらいたいですね。

アンドレ・ガウバォン(ATOS)vsクラーク・グレイシー(BJJレボリューション/クラーク・グレイシー)

これはメチャクチャ熱い試合です。
相変わらず異常に精力的に、ノンストップでガードしまくるクラーク。
ガードでこれだけ忙しく動く人は珍しいですね。
どんな不利な体勢になっても絶対諦めない、超超粘りガードをガウバォンがこれまた動きまくって片っ端から潰していきます。

完パスしたり、ガウバォンが押している試合展開なのですが、クラークがとにかくガードに戻しまくるので熱いです。

ガウバォンも負けじと動いて、身体能力の高さを見せ付けます。

しかし4分30秒過ぎ、クラークが外掛け気味にフックして、しかもアンダーフック!!!

これはマズイでしょう!!!

ガウバォンがアピール!しかし審判が止めないのでクラークは続行!

激昂したガウバォンはクラークを蹴っ飛ばす!!!
思わぬ方向に試合がヒートしますね!!

その後もガウバォンの鬼攻めをクラークがガードしまくる展開が続いて終了です。

ギリェルミ・メンデス(ATOS)vsラエルシオ・フェルナンデス(ロータス・チームオオヤマ/コブリンヤ)

相変わらずジリジリとレッグドラッグ・パスを狙うギリェルミ。

ギリェルミは、クロスニーとかレッグドッグとかって言うより、ヒザの入れ方が上手ですね。

そして相手のガード足を畳みつつ、上半身もプレッシャーかけて殺す。
この記事でも紹介した、ギリェルミの「ポスチャー・ファースト」思想が現れていますね。

ちなみに僕は、このギリェルミみたいに、足を畳みながらレッグドラッグ・ポジションに行くパスをレッグドラッグ・パス、テレレや初期ハファエルがやっていたみたいに、足をキャップして釘付け
して反対方向にパスするやり方をTTパスと呼んでいます。

TTパス
http://www.youtube.com/watch?v=fNRV24kVrZs
http://www.youtube.com/watch?v=3EeC9PFaya8
http://www.youtube.com/watch?v=gAZzE3Ip1d8

レッグドラッグ・パス
http://www.youtube.com/watch?v=ACVghy_CPyM&feature=player_embedded

分かりづらかったら済みません。
似てますが、思想が違う気がするので分けて呼んでいます。

試合に戻りますが、5分過ぎのクォーター・ガード破りが凄いです・・・。
パっと見どうやっているのか良く分かりません。
両側のフックを上手く外して、横に付いていますねー。
ちょっと試してみたくなるテクですね。

TTパスのご本尊であるフェルナンド・テレレがグレイシー・バッハ・ヴィトーリア支部でレッグウィーブ・パスを教えています。

色々珍しいシチュエーションの動画ですが、ここではTTパスに移行するヤツではなく、マーシオ・フェイトーザが得意としていたようなオーソドックスなレッグウィーブ・パスを教えています。

テレレはとても元気そうで、怖さも戻ってきたように見えますね。
いつか試合で姿を見たいですね。

3月17日の柔術ニュース・・・アブダビ・プロ予選試合動画

アブダビ・プロ予選の試合動画を、ザっとご紹介します。

NY予選・・・ブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)vsサミール・シャントレ(シーザー・グレイシー)

軽量級の怪物ブルーノと、スペース柔術家シャントレのナイス試合です。
ブルーノの動き・・・、開始早々の引き込みや、5分30秒過ぎのパスムーブとか、獣過ぎますね。

シャントレも開始早々から物凄いX-パス、下になってもカイオ・テハ式ニーシールド・ハーフで対抗しますが、わずかに及ばずブルーノ勝利です。

カイオ・テハはプルーマ等少し重い階級でやると、やや輝きが失われる印象を個人的に持っていますが(ブルーノ・バストス等凄く重い人相手にはめっぽう強いですが)、ブルーノはフラザト倒したり、強さがそのままですねー。
ガロでのファイト・スタイルをそのまま通用させているのが凄いです。

NY予選・・・ルーカス・レプリ(アリアンシ)vsヘナン・ボウジェス(BTT)

最近活躍中のヘナンですが、ここでも良い動きしています。
Ultimate Absolute2でも見せていた、Xガードとディープ・ハーフからの展開を、レプリ相手にも炸裂させています。

しかしハーフ下からのレプリの煽りが凄いです・・・。
X気味ポジションから逆さになって三角アタックとか、防げないですよ。

上になっても5分20秒過ぎ、ヘナン得意のXガードを、きっちり入られる前に見事にかわしてパスしています。
さすがですねー。

NY予選・・・ホベルト・サイボーグ(ジ・アベンジャーズ)vsアブラハム・マルテ(ヤマサキ)

ノーギではトルネード・ガードを駆使して、軽快にクルクル回るサイボーグですが、ここでのスタイルはしっかり堅固なベーシック。
マウントから必殺腕十字です。
サイボーグの十字は全てかっこいいですが、ここでの極め方もかっちょいいですね。

サンディエゴ予選・・・ギリェルミ・メンデス(ATOS)vsバレット・ヨシダ

これは凄い。
ハーフ上から足抜く作業ですが、通常とは逆の方に向かってやっています。
上攻めにおける、メンデス兄弟の徹底したレッグドラッグ哲学がうかがえますね。
非常に時間をかけてやっているので、とても分かりやすいです。

その後は足抜く前からチョークで攻め立て、1本です。
いくらバレット選手がガードの名手といっても、それを発揮する場面すら与えてもらえないような、腰殺しっぱなしの試合展開ですね。

サンディエゴ予選・・・ギリェルミ・メンデス(ATOS)vsイソダ・ユキト(チェッキ・マット)

ルーカス・レイチの茶帯イソダ選手が、逆さ全開で粘り強いガードを見せます。
しかしギリェルミはここでは、ハーフ上からオーソドックスなクロスニーで足を抜き、攻め立てます。
ギリェルミは上攻めでの上半身の立て方、そして体の預け方が凄く上手ですねー。
イソダ選手も粘って極めさせず。こちらも凄いですね。

サンディエゴ予選・・・クロン・グレイシー(グレイシー・ウマイタ)vsベネイル・ダリウッシュ(ハウフ・グレイシー)

ハウフの茶帯ダリウッシュが、柔らかいガードでクロンの攻撃を防いでますね。
最後にクロンに巻き返されますが、これまた1本を逃れる健闘ぶりです。

アブダビプロは茶黒同士で試合するので、茶帯の人の実力が分かって興味深いです。
みんなめちゃくちゃ強いですね・・・。

3月16日の柔術ニュース・・・ライアン・ホールがケンカ

最近とみに殺気を発するようになってきたライアン・ホールですが、喧嘩した模様です。

酔っ払いの人がライアンに「“ライター”貸してくんねえか!?」と絡んだところ、ライアンが「ここは“禁煙席”だゼ!?」と言ったそうです。

そしたら酔っ払いの人が激昂。
ライアンに悪口を言いまくったとか。

最初は我慢していたライアンですが、ついに酔っ払いにダブルレッグTD。

ハーフからマウントを奪取、ニーオンを交えながら酔っ払いを制圧します。

その後酔っ払いは解放されましたが「“表”へ出ろや?この“クソ野郎”ォゥ!?」的な事をわめきます。

しかしライアンが怖い目をして本当に表へ出てしまうと、途端に躊躇。
そこをライアン表から「さっさと“来い”よ!?この“クソ野郎”がアアアア!!」とばかりに酔っ払いの首根っこ掴んで、表へ引きずり出します。

暗がりの中、バックからチョークでしょうか?
酔っ払いを絞め落としています。

この動画は、どうも道場の人がUPしたようですが、「柔術は実戦でも役に立つ。学びたいなら50/50道場へ。」的な事をアピールをしています。

個人的には、あまりこういう行為を見るのは好きではないですが、まあ役に立つといえばそうなんでしょうね。

来日の際、原宿のリバーサルジムで練習したライアン、リバーサルのウェア着てめっちゃ目立ってますが、みなさんはこの動画から、どんな印象を受けましたでしょうか。

3月15日の柔術ニュース・・・ライトニング・シャンジ誕生!!空飛ぶX-パス!!

先日お伝えしたアブダビプロ・サンディゴ及びNY予選の動画がアップされてきたようです。

まずは何と言ってもシャンジ・ヒベイロ!

 

動画を見ましたが、絶好調かつ身体能力が更にUPしています。
こちらはアブダビプロのシャンジ・ハイライト動画、1分30秒くらいから天敵ホミーニョ戦のハイライトも収録しています。

開始から引き込むシャンジ!
前回はホミーニョのガードにとにかく苦しみました。
ホミーニョ寄りのガードゲームにしないための、積年の研究の成果出ているのではないでしょうか。

そしてホミーニョ相手にクローズドからの足すくい決めてます!

ウマイタ・ウルトラベーシック!!

 

ホミーニョにこんな技が決まるなんて・・・。
足首ぶん殴るようにすくってますねー。

「50/50とかセコい事やってんじゃねーよ」等、最近のサウロ&シャンジは「Modern Jiu-jitsu」へのクレーマー化してましたが、こういう事が出来るんだったら傾聴せざるを得ませんね-。
普通出来ないからみんな色々工夫してるんだと思うのですが、出来ちゃう人は何を言っても許されるというか・・・。
出来るんだから仕方ないですね。

そして上になってからが注目ですよ。
前回はとにかくホミーニョ得意の上腕を足で固めるバイセップス・スパイダーに苦しんだシャンジ、その二の舞だけは避けようとします。
距離とって足をはずしたり、積極的に前に出てクロスニーで潰したり、ホミーニョ・スパイダーに対抗します。

2分30秒過ぎのクロスニー・パスから逆サイドへの切り返し!
凄い!!
シャンジ瞬発力上がってませんか?

ホミーニョ戦の映像は途中で終了し、ガウバォン戦に以降します。
この試合アツイです。フル動画もあるので後でご紹介します。

とにかく3分30秒のX-パス!そして4分45秒、じっくりセットアップしてからのX-パスを見て下さいよ!

最近こちらの記事でX-パスの改良版を取り上げたり、改めてそのフォーム・バリエーションに興味が出て来たX-パスですが、3分過ぎのシャンジのヤツは、一方の手は相手の腰骨付近、もう一方の手はヒザ外という、どちらかというとジェイソン・スカリー型のX-パスを見せていますねー!

そして4分過ぎのヤツは、おお、これは相手の腕を掴むX-パス!!!!
これは新しい!!

そしてそして、1ステップでガウバォンのガードを破っていますよ!!
左足の1歩が長ーーーーーーーい!!

パスする時、どうしてもガード内の足を気にしてしまうものですが、シャンジはガード内の足を支点にして、外の足を行かせてますね。

その1歩があまりにも長いので、ガウバォンはあわててガードを捨てて着いていこうとします。

シャンジはそのままガード内の足をステップアウトさせ、そこから1歩目くらいで、ガウバォンの頭の位置までステップを進めていますよね。

素晴らしい瞬発力と支点を使いこなすバランス、そして柔軟性と手足の長さが為し得るフライングX-パスですね。

もともとシャンジは手足が長く力もメチャ強い、そして剛力の割にはボディがバキっておらずに体が非常に柔軟という、生まれつき強い系の身体能力を誇っていましたが、スピーディさはそこまで感じませんでした。

ここにきて瞬発力を活かした展開も加わったようで、今後どうなっちゃうんでしょう。

思えばホドウフォ・ヴィエイラのスタンドに対抗できる柔術家ってシャンジですよね。
頼むからムンジアルまでヒザとか怪我しないで欲しいですねー。

ガウバォン戦まるごとの動画はこちらです。
シャンジ・ヒベイロ(ヒベイロ柔術)vsアンドレ・ガウバォン(ATOS)

ガウバォンも猛攻を見せていますね。
クルシフィクスかっちょいいです。
しかしそこからの前転を耐えちゃうシャンジのベースの強さも意味分かんないですね。

後半はガウバォン最後の戦い!
得意の後転スイープを連発して、シャンジを追い込んでます。

けどいかんせんシャンジのパスにやられた時間が長過ぎて、タイムアップです。
ガウバォンは手足長くないので、堅固に引き込めないのにそれを強いられる展開というのは、ひとえにシャンジのスタンドの強さによるものではないでしょうか。

立ちが強いと本当に便利で戦いやすいんですねー。

シャンジ・ヒベイロ(ヒベイロ柔術)vsオマール・サブハ(BTT)他

 

茶帯相手に、キレッキレの動きしてますね。
物凄いオモプラッタ決めてます。
ディープ・ハーフに対してクロスチョークとかもはんぱないですねー。

最近の練習にはヒカルド・アローナも参加したとか。
シャンジとアローナとか異次元の遭遇過ぎますねー。
お互いパワーUPして欲しいですね。

 

ムンジアル前に復活した元最強柔術家シャンジ、大期待ですよ。

3月13日の柔術ニュース・・・アブダビ・プロ・NY予選、裏切り者には死を?

アブダビプロ・ニューヨーク予選の結果が出ました。
http://www.graciemag.com/en/2012/03/ny-trials-qualify-further-aces-for-abu-dhabi/

65キロ級・・・ブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)
74キロ級・・・ルーカス・レプリ(アリアンシ)
83キロ級・・・ルーカス・レイチ(チェッキ・マット)
92キロ級・・・ホベルト・トゥサ(グレイシー・バッハ)
92キロ超級・・・ホベルト・サイボーグ(ジ・アヴェンジャーズ)

強豪ばかりですね。

先日もお伝えしましたが、優勝を飾ったアリアンシ・アトランタの道場長であるレプリは、アリアンシを脱退したジョーダン・シュルツに1本勝ちしました。

レプリの圧力が凄い!!
ジョーダンにベリンボロのセットアップを全くさせません。
前に前に押しつぶして、ジョーダンにDVD宣伝の機会を全く与えないでいます。
そしてパスが強い・・・。
45秒のパスとかはんぱないですね。

それにしても移籍絡みはやっぱり遺恨ができて、燃えますね-。
両者は試合後もハグとかしなかったそうです。
アツイですねー。

ジョーダンは移籍に際して、「旧態依然とした考え方で、選手の生活とか全然考えてくれない」等とホメロ・ジャカレイについて色々言ってたそうですから、一層根深い事態になったようです。

今回はアリアンシが裏切り者を始末した形になりましたが、そのアリアンシも元祖移籍名人を抱えていますよね。

ご存じマリオ・ヘイス様

最近はフェイスブック・ページにもドドーンとアリアンシ・マークをあしらい、自身の道場には「アリアンシ・マリオヘイス道場」と名付けたり、すっかりアリアンシの一員気分を満喫している感のあるヘイス様ですが、いつか痛い目見るのでしょうか・・・?

 

ヘイス様に痛い目合わせられてしまったグレイシー・バッハですが、その技術力は折り紙付きです。

 

総本部トップ・インストラクターたるプロフェッサー・フラビオ・カショヒーニョ・アルメイダがパンツの穿き方から帯の締め方まで教えてくれています。

 
ビシっとしてますね。
こちらはバックからのボウ・アンド・アロウ・チョーク他の大ベーシック技を教えてくれています。

さすがはプロフェッサー・カショヒーニョ、堂々たるインストラクションですねー。
柔術界の総本山たるバッハも、ヘイスを見返す活躍をしてもらいたいですね。

 

3月12日の柔術ニュース・・・シャンジ復権!!!アブダビプロ・サンディエゴ予選

 

アブダビプロ・サンディエゴ予選が先週末に開催されました。
結果は以下のとおりです。

http://www.graciemag.com/en/2012/03/xande-absolute-and-other-results-from-wpjj-trials-san-diego/

65キロ級・・・ギリェルミ・メンデス(ATOS)がジヴァ・サンタナの黒帯ラエルシオ・フェルナンデス(コブリンヤ柔術&ロータス)を2-0で破って優勝。

74キロ級・・・ザック・マックスウェル(グレイシー・ウマイタ)がクロン・グレイシー(グレイシー・ウマイタ)を4-0で破って優勝。

83キロ級・・・アンドレ・ガウバォン(ATOS)がクラーク・グレイシー(BJJレボリューション)を3-0で破って優勝。

92キロ級・・・シャンジ・ヒベイロ(ヒベイロ柔術)がホムロ・バハウ(グレイシー・バッハ)を2-0で破って優勝。

92キロ超級・・・マルセル・フォーチュナ(ハウフ・グレイシー)がグスタボ・ディアス(グレイシー・ウマイタ)を6-0で破って優勝。

アブソ級・・・シャンジ・ヒベイロがアンドレ・ガウバォンを4-4のアドバン2差で破って優勝。

シャンジ復活!!!

 

2008年くらいまでは、ギ有り最強はホジャーではなくシャンジでした。
ホジャーはシャンジに全く勝てず、ガウバォン、サイボーグ、アレッシャンドリ・ソウザ、ホベルト・トゥサ等の名だたる強豪も、シャンジには簡単に負けていました。

しかし戦極に参戦後、ケガが重なり、最近名前を見ないジョアオ・アシスにノーギで敗れたのがケチの付き始め、ベルナルド・ファリアやパブロ・ポポビッチにも負け大会優勝から遠ざかっていた所にこの快挙です。

しかもシャンジにとって大きいのはホミーニョに勝利した事でしょう。

シャンジは最強を誇っていた時にもホミーニョだけには大苦戦を強いられ敗北しており、おまけに兄サウロもムンジアル決勝という大舞台でホミーニョに敗戦を喫するという、ヒベイロ兄弟にとってまさに目の上のたんこぶ的な存在がギ有りのホミーニョでした。

そのホミーニョを破り、現在飛ぶ鳥を落とす勢いのATOS頭領アンドレ・ガウバォンを撃破しての優勝ですから、さぞ嬉しいでしょうね。

他にはザック・マックスウェルがなんとクロン・グレイシーを撃破!!

 

超新世代が新世代を屠るという、もう世代交代だかなんだか分からない柔術界の新陳代謝の速さが窺える結果となりました。
ザック凄いですねー。

エディ・ブラボーマルセロ・ガウッシア道場を訪れ、スパーリングしたのはなかなかのニュースとなりました。

相変わらず神の如き強さを見せるガウッシアですが、新技の研究にも余念が無いようです。

ライアン・ホールの動画ですが、ベリンボロを試すライアンにガウッシアがアドバイスを与えています。

この2人でどんな対策を立てているんでしょうね。

世界最強のベリンボリストといえばハファエル・メンデス、新スパー動画です。

相手の人も猛烈に良いムーブしてますが、余裕でその上を行くのがメンデス、1分過ぎからの50/50破りとか猛烈に参考になりますね。

そのメンデスが人形相手にベリンボロ決める動画です。

動かない人形相手にやるのは、難しそうです。

メンデスのセミナーを受けたカイオ・テハが「ベリンボロはデラヒーバ・ガードじゃないんだ!」とフェイスブック上で興奮気味に語っていました。

以前からメンデスも言及していましたが、フックがそこまでしっかり掛からなくても、達人にとってはあまり関係無いようですね。

 

メンデスを筆頭に現在最強を誇るATOSですが、あのマイク・ファウラーが加入した模様です。

マイク・ファウラーと言えばロイド・アーヴィン・システムの申し子のような選手。
そんな選手が強さを求めてアトスに加入するとは、熱いですねー。

そして先日ロイド・アーヴィンに移籍した元アリアンシの強豪ジョーダン・シュルツですが、サンディエゴ予選と同時期に行われたNY予選で、元先輩ルーカス・レプリに絞められて1本負けしてしまったそうです。

想像するだけで胃が痛くなるようなシチュエーションですが、それでも大型移籍が相次ぐ海外柔術界、強さのためには強心臓が必要なのかもしれませんね。< br>NY予選は結果が分かり次第速報します。

IBJJF新ルール続報!・・・デラヒーバ・アンダーフックは違法でない可能性が

デラヒーバからのアンダーフックについて、IBJJFからの回答がありました!

僕は「デラヒーバからのアンダーフックだけで、単純にそのフォームだけで、失格になるのですか?それとも相手の上半身を固めて、防御できない状態でヒザを捻るのが失格なのですか?」と問い合わせたのですが、アルバロ・マンスールから以下のようなシンプルな返事がありました。

Hello, the problem about DLR is when the athlete that it is doing hold the ankle with the both hands and straight the leg,twisting the opponent’s knee.
this movement is not allowed.
「やあこんにちは。デラヒーバガードの問題点は、選手が相手のかかとを両手でホールドした状態で、足を伸ばしながらヒザを捻る事なんだ。このムーブが禁止される、っていう事だよ。」

これはやはりデラヒーバからのアンダーフックが禁止されるのではなくて、この3分40秒過ぎくらいにギリェルミがやっているムーブが禁止、という事ではないでしょうか。


これはずばり例の写真そのままの仕掛けですよね。
この事を指しているのではないでしょうか。



現在国内の大会で、デラヒーバからのアンダーフックのみで一発失格になる事態が報告されています。

また多くの道場では、もう禁止技として扱っている所が少なくないようです。

しかし先に記事にしたとおり海外では、単純なデラヒーバからのアンダーフックが禁止になっている訳ではないという意見が有力です。

またインバートからのアンダーフックも禁止されてはいません。
今回のルール改正の制度趣旨は、「ヒザを外側から圧迫して捻るのを防ぐ」という事のようだからです。
つまり「外掛け禁止」の延長線上であると解釈するのが正しいのではないでしょうか。

だから単純に「アンダーフック禁止」という判断は、時期尚早というか誤った適用である可能性が否定できない現在、慎重に対処する必要があるのではないでしょうか。