2月13日の柔術ニュース・・・ハファエル・メンデス地獄のATOS練

先日お伝えしたヒューストン・オープン、先週末に開催され、注目のペナ級はメンデス兄弟が順当に優勝シェアした模様です。

 

パブロ・シウバとはギリェルミが対戦し、23-2からベースボール・チョークで1本勝ちしたそうです。
どういう強さなんでしょうか・・・。
またレーヴィ級ではJTトレスが優勝。
アブソもJTとジミー・ハービンソンのロイド・アーヴィン勢が制したようです。

その世界最強のハファエル・メンデスですが、2011ADCCに向けたトレーニング動画が公開されました。

 

構成は、噂に伝え聞くATOS3部練と同じ流れになっているようです。
だから大体これらを1日でこなす訳ですね。

前半は相変わらず狂ったようにウェイト・トレーニングをしています・・・。
その後柔術練なのですが、ドリルが凄い・・・・。
特に1分20秒くらいの逆サイドへのパスのムーブ、ハフェルの得意技ですが、練習でここまで精度を上げているのですね・・・。
僕が真似しても上手くいかない訳ですよ

その後スパー場面が延々と続きますが、これが激烈なガチ!!!
ノーギでは外回りベリンボロよりも、内回り「キス・オブ・ザ・ドラゴン」を多用していて、しかも物凄いキレです。
全然防げなさそうな勢い。
ギロチンもヘビが噛み付くかのような鋭さですね。

ヘビといえばコブリンヤ、以前もツイッターでお伝えした気がしますが、パン選手権に向けた練習キャンプをロサンジェルス、コブリンヤ道場で開催する予定との事です。
http://www.cobrinhabjj.com/shop/pan-ams-camp-2012-enrollment/

スケジュールは3月の21日から27日までで、お値段299ドル。
確か全ての練習でコブリンヤが直接指導するはずだったので、興味ある方は検討してみてはいかがでしょうか。

2月10日の柔術ニュース・・・メンデス・ブラザーズ始動!!

今週末にアメリカで開催されるIBJJF大会「ヒューストン・オープン」の出場者がなぜか凄いです。
http://www.ibjjf.org/checagemhouston2012.pdf

ペナでなんとハファエル・メンデスとギリェルミ・メンデスが同時エントリー!!

 
4人トーナメントで内2人がメンデスって色々無理!!って感じですね。
しかもバッハ・ベロリゾンチの精鋭パブロ・シウバまでエントリーしています。
ヒューストン・オープンで世界最難関クラスの階級が現れるとは、誰が予想したでしょうか?

 

レーヴィではJT、そして所属がガウッシア道場になって久しいライアン・ホールが出場。
JT対ライアンのマッチアップは楽しみですねー。

メジオではなんかお久しぶりのアブマー・バルボーザが出場。
しかし1人エントリー!!
もったいないですね。

メイオ・ペサードではアンドレ・ガウバォンが出場!
ロイド・アーヴィンのジェームス・ハービンソンも同階級にエントリーしていて楽しみですね。
ヒューストン・オープン、なんかいきなり凄い豪華な大会になりましたねー。

ATOSきっての内回りスイープの使い手、ミスター「キス・オブ・ザ・ドラゴン」アリ・ファリアスのドキュメンタリー動画です。

 

スパーもたくさん収録されていて、サイドからの抑え込みを細かに説明、そこからのナイスなアタックを2つ教えてくれています。
非常に丁寧な解説で分かりやすいですね。

そして皆さんお待ちかね、ATOS3部練の激烈な内容も語られておりはんぱないです。

その他、アリが柔術を始めたきっかけも語られており興味深いです。

アリの最初の柔術体験は、ヒクソンやホイスの試合動画だったそうです。
柔術かMMAかは分かりませんが。

体格の差をはねのけて、次々と巨人を倒す彼らの姿に、背の小さなアリ少年は痺れたそうです。

エリオの「至弱も、テコを使えば至強を倒せる」という精神を体現しようとするアリ。

「練習スパーでも負けたくなかった。負けるのが好きなヤツなんていないだろ。自分はこういう競争心を常に持っているんだ。けど自分は背が小さいから、負けないようにする為には人より多く練習しなければならなかった。」
バキバキボディに隠されたこの純粋なファイティング・スピリット、是非見習いたいですね。

2月7日の柔術ニュース・・・腰切りパスへのベリンボロ・カウンター

先のヨーロピアン選手権における、マイケル・ランギ(アリアンシ)vsマキシム・オリヴィエール(ゴクドー)
ランギの試合ですが、話題はランギの事ではありません。
 

試合自体は、
ランギが流しつつ勝利というごく普通の展開なのですが、動画の45秒過ぎ、ランギの腰切りパスがそのままベリンボロのグッド・ポジションになってしまい、マキシム選手はその機を逃さずベリンボロを敢行。あのランギのバックを奪いかけています。

その後は防がれ続けてしまいますが、おそらくフランス人選手であろうゴクドー柔術のマキシム選手、ナイスなムーブでしたのでご紹介しました。

ホドウフォ・ヴィエイラが、クォーター・ガードへのパス方法を教えてくれています。
 

スムースな足運びですね。

スムースなムーブといえばコブリンヤ

 コブリンヤ道場におけるカポエイラを取り入れたウォームアップ動画です。

あの左右にユラユラゆれるムーブとかやってます。
ユラユラムーブなら頑張れば僕にもできそうですが、1分25秒から、コブリンヤが逆さガード・ドリル的なムーブを始めていて、これがもう・・・・。

 

なんという動きでしょうか・・・。
360度自由自在ですね。

同じくコブリンヤ道場のウォームアップ動画。
こちらは通常のアップです。

しかし普通の柔軟やってても、コブリンヤだけ出来が異常で、一人だけ違う事やってるみたい・・・。
ごくごく普通なエビ・ドリルも、コブリンヤのそれは自動車の機関のようです。

 

バッハの名将ドラクリーノ、最新のインタビューです。

 

バッハ・ダ・チジューカ
における練習環境がうかがえる動画として、とても貴重ですね。

そして注目すべきは、ドラクリーノのグレイシー・バッハに対する現状認識です。
現在も世界一のチームであるとして、絶対の自負を持っているようですね。
 

しかし現実として、バッハのコンペティション成績は、近年あまり芳しくありません。
ブラウリオ・エスティマのお師匠さんであるゼ・ラジオーラは、バッハの現状に危機感を抱いて、徹底したコンペティション・チームを編成したとの報が以前ありましたが、バッハきっての猛将ドラクリーノ、何か秘策はあるのでしょうか。今年のベロリゾンチ道場勢の活躍
に注目ですね。

 

2月6日の柔術ニュース・・・Ultimate Abusolute2開催!

去年開催され、豪華メンバー出場で話題となったULTIMATE ABSOLUTE大会、第2回大会が来る2月25日に開催されるようです。

 

http://ultimateabsolutenyc.com/
今回は軽量級アブソトーナメントが目玉で、
出場選手がメチャクチャ豪華!

フーベンス・シャーレス・コブリンヤ(アリアンシ)
セルソ・ヴィニシウス(ハイアン・グレイシー)
ライアン・ホール(ブラザ)
ブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)
ジャスティン・レイダー(ハファエル・ロバト)
JT・トレス(ロイド・アーヴィン)
デニー・プロコポス(10thプラネット)
マーク・レイモス
クリス・ブレナン
ブルーノ・フラザト(ATOS)
ウィルソン・ヘイス
ジャンニ・グリッポ(ヘンゾ・グレイシー)
ヘナン・ボウジェス(BTT)
サミュエル・ブラガ(グレイシー・バッハ)

なんという豪華さでしょうか!!
そしてウィルソン・ヘイスが久々のグラップリング出場です。
最近はMMAが忙しく、UFCのファン・エキスポでのグラップリング試合くらいでしたが、楽しみですね。

ホリオンの娘ローズ主催の、サブミッション・オンリー決着のクレイジーな大会「Gracie US Nationals」が先日終了したようです。
注目のノーギ・アドバンス部門は10th勢が席巻したようですね。

 

http://www.gracietournaments.com/adult_competitor_2012_winner_list.html
「10thの黒帯」デニー・プロコポスとスコット・エプスタインは同門優勝シェアでしょうか。
詳しく分からなくてすみません。

 

こちらが10th勢の活躍をまとめた動画です。

 

こちらはデニー・プロコポスの試合動画です。

 
ナイスツイスター!!
そしてエディ技だけでなく、上になってからのパス・ムーブも素晴らしいですね。
股関節柔らかいからでしょうか、1歩が長くてスムース!

こちらは戦極でも活躍したナム・ファンとの対戦です。

 
見事なギロチンですねー。
迷いの無さが凄いです。

色々物議を醸した「10thの柔術黒帯」ですが、本人が色々な大会に出まくって、ナイスな実績を残しているので、頑張って欲しいですね。

 

今日の動画は、十字系をちょっと。


 
ラストの極め部分、逆サイドのキムラ等を匂わせて、ニアサイドの十字への移行です。
時々見かけますが、かっちょいいですねー。
アレッシャンドリ・ソウザが2008年ムンジアル決勝で、シャンジにやっていたような。

ホジャー・グレイシーがアブソ決勝終了間際にシャンジに放ってたのも同じ系統だったような。
動画が無くてすみません・・・。DVD持ってる方は確認してみて下さい。

それにしてもこうやってスムースに出来ると、めちゃくちゃかっこいい!!!!
十字系得意な方は、バリエーションに加えてみるのはいかがでしょうか?

あと、まだ確認が取れていないので間違ってたら申し訳ありませんが、なんでもメンデス兄弟がアメリカの永住権を取得したとか。
そしてサン・ディエゴ周辺にメンデス道場を開くそうです。
行った事無いですけど、あの辺りは柔術道場が凄い事になってますねー。

パウロ・ミヤオ・・・ベリンボロの乱

今回のヨーロピアン、アダルト紫プルーマ級にパウロ・ミヤオが出場しました。

 

思えば今回のアダルト紫軽量級は、プルーマでパウロ・ミヤオが優勝、ペナでGSBの“アイラブジャパン”高橋選手が準優勝、そしてレーヴィでブルテリア・ボンサイのクレベル選手が優勝と、何かパープル・ヘイズを感じさせずにはいられないラインナップです。

世界でもトップクラスのベリンボロジストであるミヤオ、今大会もベリンボロの狂乱麗舞でした。

 

ベリンボロで秒殺!
恐ろしい時代になったものです・・・。
相手の背中を登山するかのようなバック取りも凄まじいですね。

 

30秒過ぎから、ベリンボロの仕掛けが速い!!
相手がスペース消しにかかって凄い片側に寄ってるのに、構わずアウトサイドをローリングし続ける、ベリンボラーの鏡のようなムーブを見せてます。

またこの試合では、ミヤオは普通のパスからのバック取りも見せていますが、それがやや幼い感じなのに比べて、ベリンボロからのバック取りはキレッキレなのが興味深いですね。
何が違うんでしょうか?

 

この試合では序盤から、ベリンボロ崩れ→レッグドラッグ・ポジション→再バックアタックの素晴らしいムーブを見せています。

ミヤオのバックから逃れるのは、非常に難しそうですねー。

そしてベリンボロだけでなく、試合全体を通しても強いですね。
相手のチェックマット若手も物凄い強そうなのに、試合展開で劣勢になる事がほとんどありません。

50/50で膠着もお手の物、GSB髙橋選手がやっていたような、「必要以上に足関効いてないアピール」も堂に入ってます。

そしてラストは何と50/50からのベリンボロ!!!

ミヤオは、ちょっとでもアウトサイドフックが掛かっていれば、どこからでもベリンボロ行けるのでしょうか・・・。
歯医者には行ってない風なのに・・・。
 

空飛ぶブラジル人ホドウフォ!!・・・ヨーロピアン選手権その他

その他の動画も色々アップロードされてきましたので、ご紹介します。

ホドウフォ・ヴィエイラ(GFT)vsルシオ・ラガート(グレイシー・バッハ)
バッハの強豪ラガートが、通常パス側が嫌がるガードをたくさんやってるので、その攻略という意味でとても参考になりそうな動画です。

 
巻きスパイダーをTTパス気味に潰していったりしながら、ヤバイのが2分30秒過ぎくらい。
巻きサイドと逆側にピョピョピョーンと弧を描きながらフライング移動。
膝で完パスを狙い、ラガートがなんとか抵抗を試みようとすると今度は逆サイドにホドウフォ・パスですよ。
6分30秒過ぎ、巻きスパイダーを前に潰していって切ったり等、ラガートのガードが上手なだけに、ホドウフォのパスをたくさん堪能できる試合となってますね。

ホドウフォ・ヴィエイラvsビトー・エスティマ(グレイシー・バッハ)

階級別で見事に優勝を飾ったビトーですが、ホドウフォはこの名手のガードを徹底的に突破して行っています。
もう最初から最後まで圧倒していますね・・・。
ここでのホドウフォは飛びトレアナ系パスよりも、潰し系パスを多用しています。
TTパスのキャップ・ポジションを非常に有効に使って攻めていますね。

マイケル・ランギ(アリアンシ)

今大会はすっかりサトシ選手の引き立て役になってしまったかわいそうなランギですが、複雑怪奇なガードと、猛烈にバランスの良い上攻めで、僕の大好きな選手です。

 

ここでも引き込みフェイクTDからバックまで、素晴らしい流れを見せて時短な勝利を挙げていますね。

去年のレアンドロといい、今年のサトシ選手といい、怪物系ヤングの標的にされてしまっているランギですが、身体能力が飛び抜けているのに理知的な戦い方をするナイスなファイターなので、これからも頑張って欲しいですね。