IBJJF新ルールについて・・・ベリンボロの運命はいかに??

今年に入ってから、国際柔術連盟であるIBJJFが競技ルールを更新しました。
これはヨーロッパ選手権の前に公開されていました。

しかしこのブログでは何も触れなかったので、結果としてヨーロッパ選手権のような重要な大会を前に、ルール変更という勝敗に大きく関係が出てくる事項に触れる事が出来なかった事を恥ずかしく思います・・・。

申し訳ありませんでした。

具体的な運用事例は、大会数を経ないとはっきり分からない事を大前提に、取り急ぎ大きな変更点について書いてみます。

まず、海外ではヨーロピアン選手権前から「ベリンボロ追放策か?」と大論争に発展していた、この形についてです。

 

パウロ・ミヤオの欧州ベリンボロ狂乱麗舞を見ても分かるとおり、結果としてベリンボロは従来通り合法です。

ただし、デラヒーバ・ガードから腕をアンダーフックで入れて、かかとを掴むやり方が、失格の危険性が高いそうです。

先のヨーロピアン選手権では、この形から膝を捻っているとみなされた場合、いくつか失格にされていた事例があったそうです。
http://www.scottonthenet.com/journal/b-is-for-berimbolo.html

「パウロ・ミヤオはオーバーフック(順手)でベリンボロをスタートさせていて、アンダーフック(逆手)に切り替える時は自分のズボンを掴むようにしていた。」という証言も目にしました。
検証してみましょう。



1発目のベリンボロ、確かにオーバーフック(順手)スタートで、そこからアンダーフックに切り替えて相手をしっかりホールドする必要が出た際、自分の脚を掴んで、相手のかかとをホールドしないように注意してる風に見えますね。

だから下の動画の1分15秒あたりの仕掛け方は、もしかしたら今後はリスキーなのかもしれません。


 

まあミヤオのようなスマートなテクニシャンは、「ついでに膝も捻ってやろう」みたいな動作は見られませんから、反則取られないかもしれませんが、今後は「俺その辺り分かってるよ~」というアピールが必要になってくるかもです。

同じく有名なブラガのベリンボロ動画ですが、このアタック方法は今後かなり目を付けられやすいのではないでしょうか?

 

アンダーフック型ベリンボロは、「そのフォームに入った瞬間失格!」という物では無さそうですが、かなりヒヤヒヤしながら使わざるを得なくなるかもしれませんね。

ただお分かりのようにベリンボロは禁止ではないので、海外のベリンボロ・ファンも安堵したようです。
海外のベリンボロ熱は中々のもので、「ベリンボロ無しでは生きられない」という人も居るほど。

 

「ベリンボロはオレの彼女」
「ベリンボロはオレの宗教」
キてますねー。

 

今や柔術界のシンボルとなったベリンボロ、禁止にならなくて良かったですね。

そんなベリンボロですが、遂に教則DVDが出ます。
出すのはATOS勢ではなく、なんと元アリアンシ現ロイド・アーヴィンのジョーダン・シュルツ

http://personalbjjtraining.com/



確かに大変な強豪ですが、非ATOSが「ベリンボロ」を謳う教則DVDを出すというのは、かなりチャレンジ精神が旺盛な気がします。
さすがそのビジネス手腕を慕って、アリアンシからロイド・アーヴィンに移籍するだけの事はありますね。

ベリンボロのやり方を大々的に含んだ教則DVDは、これが世界初ではないでしょうか?

DVDのタイトル自体は、「競技用ガードの秘密」というもので、ベリンボロ限定ではありません。

ただかなりベリンボロに重点を置いているらしく、ベリンボロ用のエクササイズも紹介している模様。
なんか棒持ってます。
そして「IBJJF合法技!」としっかりアピール!!

ネタを持っていたら構わず突き進む姿勢は、是非見習いたいですね。

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