3月1日の柔術ニュース・・・Ultimate Absolute2 決勝ラウンド

 いよいよ決勝ラウンドです!

BTTの若きイケメンホープ、ヘナン・ボウジェスvs元レーヴィ級絶対王者セルソ・ヴィニシウス、
そして若きアキバ系グラップラージャスティン・レイダーと、現プルーマ級最強の1人サミュエル・ブラガの対戦という、とても興味深いマッチアップ!!!
まずはこちらから!

セルソ・ヴィニシウス(ハイアン・グレイシー)vsヘナン・ボウジェス(BTT)

 

今大会ノリにのってるヘナン、開始早々ディープ・ハーフからのXアタック!!

これが見事成功し、セルシーニョの片足担いでスイープ完成を狙います。

しかしセルシーニョそこから耐えまくって、しばらくそのままの体勢!これが長時間続きます。

その後ヘナンが三角クラッチを決めた所で、セルシーニョがリフトしてスラミング!!!!
ヘナン猛抗議!!
けどルールはスラム有り!!
勘違いしたままチョーク喰らってヘナン敗戦です。
 
展開はかなり押せ押せだったので、かわいそうな事はかわいそうですが、まあこれはヘナンが悪いですねー。
プンプンにふてくされまくるヘナンをセルシーニョが慰めます。

ジャスティン・レイダー(ハファエル・ロバトJr)vsサミュエル・ブラガ(グレイシー・バッハ)

 

のっけからブラガがテクニカルな入りの腕十字!!
ジャスティン耐えますが、結構入ってる気が。
ライアンのヒールもそうでしたが、ここも腕が逆に曲がってるのにジャスティン痛くないんですかね!!

そして今度は3分過ぎ、ジャスティンが股裂けポジションから、カーフ・スライサー!!

ゴアアアアアアアアアア!!!!!1
ブラガ超痛そう!!!
メッチャ耐えるブラガ!!こんな痛そうなブラガは初めてみました!

しかしブラガ逆襲!!
両者こんがらがりながらも再度十字アタック!!
しかしジャスティンは平気そう!
技仕掛けながらも痛そうなブラガがたまらず十字を放棄。
ポジションを変えようとするもジャスティンは譲らず!
イタイイタイ!!!!!1

結構な時間過ぎた後、やっとブラガは解放されますが、どう考えてもダメージ大きそう。
自分を奮起させるブラガ、その後も鉄壁のガードを続けます。

8分50秒過ぎ、ジャスティンは両足担ぎをゆーっくり行い、ブラガのカウンターを封じた所でまたしても股裂きっぽいシングルバック・ポジションを奪取!
再びカーフスライサーの体勢へ。
青くなったブラガは必死でエスケープ!

「ザ・ガマン」のような試合は延長に突入です。

パート2
  

不死身のジャスティン、いつまで経っても元気ですね。
中央に戻る際などハツラツとしてます。

一方ブラガは結構ヘロってて、半分嫌になってる感じですねー。

延長8分50秒過ぎ、バテてるっぽく見えてもチャンスで急襲してくるのがブラガ流。

しかしブラガのTDをジャスティンは跳ね返してそのまま抑え込み!
ジャスティン、本当にキワが強いですね。
そして放送席を破壊しながらも、なんとブラガを完パス!!!!

そのままジャスティン勝利!決勝進出です。
2011ノーギ・ワールズ王者はダテじゃないですね。

そしてブラガはどうも3位決定戦を行うことが出来なかったらしく、ヘナン・ボウジェスが見事3位入賞です。
ポカはしましたが、この結果にブスタマンチ総帥も喜んでいるのではないでしょうか。

 

決勝戦
セルソ・ヴィニシウス(ハイアン・グレイシー)vsジャスティン・レイダー(ハファエル・ロバトJr)
パート1



のっけからセルシーニョが負傷して、治療している場面がほとんどです。
パート2



スタンドでの攻防が続きますが3分30秒過ぎ、セルシーニョのブルドーザーTDが炸裂!!
あのジャスティンをTDしてマウント&バックの大量得点!!!

パート3



なんか中断している場面の多い試合ですが、途中からヒート!!
セルシーニョが張り手気味にプッシュしたり、喧嘩のような雰囲気に。
両者ともに猛攻タイプなので、グルグルに攻め合います。
しかしタイムアップでセルシーニョ勝利!!
見事優勝を飾ります。

セルシーニョはこの勝利で以前言及していた引退を撤回し、アブダビプロ・グラマド予選に出場する意向を示しました。
まだまだ活躍して欲しいですね。

敗れ
たジャスティンも大活躍で、大会を盛り上げました。
見た目は不審者風ですけどとても強いので、これからビッグネームの仲間入りが出来るように、頑張って欲しいですね

 

2月28日の柔術ニュース・・・Ultimate Absolute2続報

Ultimate Absolute2 、2回戦です!

ジャスティン・レイダー(ハファエル・ロバトJr)vsライアン・ホール(マルセロ・ガウッシア)



サイコな風貌に力強いファイトで注目の新鋭グラップラーであるジャスティン・レイダー、今大会は足関鬼と化しているライアン・ホールに挑みます。

ライアンには以前勝利しており相性の良い圧力系のジャスティン、今回も勝利を狙います。

しかしライアンは徹底して50/50ヒール狙い!!

インバーテッド・ガードや50/50といった、どこか可愛げのある技で柔術界のマスコット的存在となったライアンですが、それはもはや過去の姿!
今や50/50を凶器として扱う、MADなキメキメファイターに変貌を遂げたようです。

しかしジャスティン、ヒールアタックを耐える!!
けっこう入ってる気がするんですけどねー。
ヒールを耐えるって凄いですね。

そして試合終了間際にパスガードから失点という、ライアンお馴染みの負けパターンがここでも炸裂!
ジャスティン気合いの粘り勝ち!!


ヘナン・ボウジェス(BTT)vsウィルソン・ヘイス

 

マルファシーニを下して勢いに乗るヘナン・ボウジェス、ウィルソン・ヘイスと対峙します。
しかしヘナンは今大会絶好調!
物凄いフック・スイープと、ディープ・ハーフからの担ぎ&Xスイープ2発であのヘイスを撃墜!!



色々な大会のペナ級で非常に良く目にする名前ですが、どうもまだ23歳くらいのようです。
BTTボストンの新鋭、準決勝進出!

サミュエル・ブラガ(グレイシー・バッハ)vsマイク・ファウラー(ロイド・アーヴィン)
パート1

 

結構体格差を感じるこの両者ですが、ブラガの非常にテクニカルなガードが炸裂して、ファウラーが攻め込めません。
5分40秒過ぎくらいの「キス・オブ・ザ・ドラゴン」2連発などは圧巻ですね。

足の振り子の反動で、高速で潜り込むブラガの回転は、ギ有りの時とはまた違ったタイプでかっこいいですねー。
ファウラーの攻撃をかわし続け、延長に持ち込みます。

パート2

なぜかファウラー2ポイント先取の状態から動画がスタート。
引き込み際にTDポイントでも取られたのでしょうか。
何があったのか良く分かりませんが、ブラガが追う形になります。

ただ、ブラガのガードは難攻不落!!
時折見せる、内回りからの足関節もしつこい感じ。

それに業を煮やしたファウラーが下になる事を選択。
しかしブラガの本性は野獣系!
いつもは寝てますが、本気出すと怖いです。
10分過ぎくらい、急にマジでパスし出し、たまらずファウラーが背を向けた所を物凄いバック取り!!
そのまま攻め立て、バックチョークでファウラーがタップ!!
ブラガ、見事な逆転勝利で準決勝進出です。

その他、セルシーニョも準決勝に勝ち進みました。
決勝ラウンドはパート3でお伝えします。

2月27日の柔術ニュース・・・セルシーニョ、Ultimate Absolute2 を制覇!

先週末に行われた注目のUltimate Absolute2軽量級トーナメント、セルソ・ヴィニシウスが決勝でジャスティン・レイダーを12-0で破って優勝しました。 

最近黄昏れた話題しかなかったセルシーニョですが、昨年のアブダビ・プロでの大活躍に今回のUltimate Absolute2 と、ここにきて次々とインパクトを残していて凄いです。
試合を見ながら、大会の概要を追ってみましょう。

まず1回戦、ウィルソン・ヘイスvsデニー・プロコポス(10thプラネット)です。

 

エディ・ブラボーの黒帯として注目されるデニーですが、躍動するウィルソン・ヘイスにこれ以上ないくらいボコられています・・・。
24-2でヘイスが2回戦進出。

ライアン・ホール(マルセロ・ガウッシア)vsラモン・フロアーズ(Kioto Bjj)

 

これは恐ろしい!!
50/50ヒールフック!!!
インバーテッド・ガートから50/50へ見事な移行を見せたと思ったらコレですよ。
鬼のライアン来ましたね。

ヘナン・ボウジェス(BTT)vsブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)

 

BTTの柔術隊長ヘナン・ボウジェス、最初から凄い勢いですねー。
ガロから果敢に挑戦したマルファシーニを完パスで撃退!!

サミュエル・ブラガ(グレイシー・バッハ)vsジョエル・チュ-ダー(BJJレボリューション)

 

ギ有りでの希代のテクニシャンであるブラガ、注目のノーギ戦です。
ブラガのノーギはあまり見た事無いですねー。
対するはカリスマ・イケメンサーファーのジョエル・チューダー!!

のっけから逆さ全開のブラガ!!
ベリンボロよりも内回り「キス・オブ・ザ・ドラゴン」優先という、現代柔術のノーギ戦略として定番になりつつある方法をブラガも踏襲し、連発しています。

凄テクを次々繰り出していても、どこか「のらりくらり感」が漂うブラガ、ジョエルも非常にやりにくそう!

かと思いきやシッティングからいきなりTDをカマしたり、とにかく読めないブラガのスタイル。
6-4でブラガ危なげなく勝利です。

セルソ・ヴィニシウス(ハイアン・グレイシー)vsマーク・レイモス

 

ノーギだとその狂獣ぶりが一層際立つセルシーニョ、ブルドーザーと化して新鋭マーク・レイモスを撃破!!
6分過ぎの、逆さガード破りとか物凄いですね・・・。

5年半で黒帯を取得したマークに、ブラックベルトの恐ろしさをたたき込んだ模様です。

その他ではジャスティン・レイダーマイク・ファウラーが1回戦を勝ち上がりました。
以降の試合はパート2で速報します。

2月24日の柔術ニュース・・・マルキーニョス流TTパス・キャップ法

 
「Japanese Modern Jiu-jitsu Fighter」加古選手の黒帯デビュー戦として注目された先日のDUMAU、相手はいきなり日本最強、あのマルキーニョス・ソウザでしたが、今後もこのボンサイvsGSBという、柔術ファン垂涎のブラックベルト試合が数多く見られるかもしれないので楽しみですね。

さてその試合ですが、マルキーニョスがナイスなムーブを披露してくれました。

 

加古選手が自身の試合を振り返ったツイートから、自分なりに見てみたのですが、1分45秒あたりから、クロスニーで膝を抜いた後、レッグウィーブ&TTパスキャップという一連の流れですが、注目すべきはキャップの仕方、真上からガバっと被せるのではなく、少し被せたら、軽く弧を描くようにポスチャーを移動させて相手の脚を開き、その後は相手の脚のラインに沿うようにして、キャップするというよりも脚をスルスルとインサートするような感じでTTパスポジションに持って行ってるのが分かると思います。

上から無理にキャップしようとすると、膝を立てて防がれる事が多い場合、試してみてはいかがでしょうか。

その際レッグ・ウィーブする腕も上手く補助的に支えたいですね。

以前ギリェルミ・メンデス「軽量級のレッグウィーブ・パスは、挿した腕が相手のガード足に体ごと持って行かれてしまう。アンダーフックの方がやりやすい。」と指摘していたように、ここまで滑らかに体重移動させるのは体重差という要因ももちろんあるとは思いますが、さすがマルキーニョス・ソウザという見事なムーブだと思うので、是非参考にしたいです。

同じくパスの話題、最近無料の教則動画を次々とUPして、一般柔術家から熱い支持を得ているジェイソン・スカリーが改良版X-パスを教えてくれています。

 
サウロ・ヒベイロのX-パスだと、相手の襟を掴んだり等、セットアップが大変な場合があるため、より自分から近い距離にベースを作ってパスするバージョンです。
使いやすそうでナイスですね。

動画だと相手はノーリアクションですが、この手のパスは、相手がこちらの襟を掴んでくると非常にやりづらくなるので、そこを対処してからパスにかかりたい所ですね。

こちらの動画の後半では、より実戦的なフォームのX-パス・ドリルを教えてくれています。

 

それにしてもタダの動画でここまで親切に製作するとは・・・。
もう普通の教則DVD作っても売れないかもですね。
それどころか例え無料動画でも、粗雑な作りだと見てもらえなくなるかも・・・。
凄い時代になりましたね。

横のバーに広告を付けてみました。
これからは、自分で使って良かった物品を紹介させて頂く事が増えるかもですが、どうか宜しくお願いします。

僕はケガだけはブラックベルト級で、首以外は顔と頭も含めて全部おかしいので、ケア用品を良く使います。柔術家でケガ持ちで無い方が珍しいですから、みなさん良くご存じでしょうけど、痛くしたらまず冷やすのが良いですよね。

重いケガの時はアイシングですが、そこまででない時の為にアイシング用具持ち歩くのは面倒なので、コールド・スプレーを持ち歩いてます。

コールド・スプレーも時々あんまり冷えないというか効かないのがあるのですが、横に貼ってあるアンメルツのヤツはシップみたいな感じで冷えて好きなんです。
アンメルツコールドスプレー 100ml[第3類]

面倒なのでついついサボっちゃいますけど、こまめに冷やすと治りも早いですし、古傷が痛む時なんかもサっと冷やせて便利です。
仕事中なんかでもケアできるので重宝しています。
良かったら試してみて下さい。

IBJJF新ルールその他と2月23日の柔術ニュース



引き続きIBJJFの新ルールについてですが、他に目に付く変更点はやはりルールブック8.1.3の項目である

In the men’s black belt and women’s brown/black belt divisions, the event’s organizers may demand that athletes have two gis
of different colors (one royal blue and the other white), in order to distinguish between the two athletes in a match.

男子黒帯の部及び女子茶・黒帯の部では、試合中の選手を見分ける為に、大会によっては色の違う2つの着(1着は青、もう1着は白という組み合わせ)を用意させる事がある。

という内容ですね。

この規定を適用するかどうかは、大会毎の主催者にそれぞれ委ねられている形式ですが、今年のパン選手権及びムンジアルには、おそらく規定が適用されるのではないでしょうか。

それと面白いのはARTICLE 5 の5.5にある
known or found to hold a black belt in judo are forbidden from taking part in any championship as a white belt.

(柔道黒帯を保有している事が知られている者、及び保有が判明した者は、全ての選手権において白帯で出場する事を禁止する。)

僕が知らなかっただけなら申し訳ないのですが、この規定は新版特有の物ですよね確か。

柔道黒帯を持っていない証明をさせる事は困難ですから、回りくどい言い方になっていますが、実質的に禁止という事ですね。

あとは本人及びアカデミー責任者の良心に期待する、という解釈で良いのではないでしょうか。

その他ではルーチの取り方ですね。
ブレイクされる事が無くなったようなので、そのまま一気にルーチ加算で失格になる場合があるようです。
お気を付け下さい。

ヒューストン・オープン出場者や来場者に、ブドービデオがインタビューする動画が公開されています。



イカツイけどかっこいいサイボーグ、どう見ても不審者っぽいジャスティン・レイダー、かわいい系のジャンニ・グリッポ、やたら控えめなたたずまいのブランドン・ミュリンス、キリっとした審判姿が美しいヒラリー・ウィリアムス、爽やかイケメンのはずなのにどうも不穏なオーラを隠せないメンデス兄弟、判定に激怒しながらも対戦相手への敬意を忘れないライアン・ホール等、見所たっぷりなので是非ご覧下さい。
それにしてもライアンはどんどん殺気が出て来て良い感じですねー。

 

試合映像も、先にユーチューブにアップされたものよりも全然キレイなので、迫力満点です。

IBJJF新ルールについて・・・ベリンボロの運命はいかに??

今年に入ってから、国際柔術連盟であるIBJJFが競技ルールを更新しました。
これはヨーロッパ選手権の前に公開されていました。

しかしこのブログでは何も触れなかったので、結果としてヨーロッパ選手権のような重要な大会を前に、ルール変更という勝敗に大きく関係が出てくる事項に触れる事が出来なかった事を恥ずかしく思います・・・。

申し訳ありませんでした。

具体的な運用事例は、大会数を経ないとはっきり分からない事を大前提に、取り急ぎ大きな変更点について書いてみます。

まず、海外ではヨーロピアン選手権前から「ベリンボロ追放策か?」と大論争に発展していた、この形についてです。

 

パウロ・ミヤオの欧州ベリンボロ狂乱麗舞を見ても分かるとおり、結果としてベリンボロは従来通り合法です。

ただし、デラヒーバ・ガードから腕をアンダーフックで入れて、かかとを掴むやり方が、失格の危険性が高いそうです。

先のヨーロピアン選手権では、この形から膝を捻っているとみなされた場合、いくつか失格にされていた事例があったそうです。
http://www.scottonthenet.com/journal/b-is-for-berimbolo.html

「パウロ・ミヤオはオーバーフック(順手)でベリンボロをスタートさせていて、アンダーフック(逆手)に切り替える時は自分のズボンを掴むようにしていた。」という証言も目にしました。
検証してみましょう。



1発目のベリンボロ、確かにオーバーフック(順手)スタートで、そこからアンダーフックに切り替えて相手をしっかりホールドする必要が出た際、自分の脚を掴んで、相手のかかとをホールドしないように注意してる風に見えますね。

だから下の動画の1分15秒あたりの仕掛け方は、もしかしたら今後はリスキーなのかもしれません。


 

まあミヤオのようなスマートなテクニシャンは、「ついでに膝も捻ってやろう」みたいな動作は見られませんから、反則取られないかもしれませんが、今後は「俺その辺り分かってるよ~」というアピールが必要になってくるかもです。

同じく有名なブラガのベリンボロ動画ですが、このアタック方法は今後かなり目を付けられやすいのではないでしょうか?

 

アンダーフック型ベリンボロは、「そのフォームに入った瞬間失格!」という物では無さそうですが、かなりヒヤヒヤしながら使わざるを得なくなるかもしれませんね。

ただお分かりのようにベリンボロは禁止ではないので、海外のベリンボロ・ファンも安堵したようです。
海外のベリンボロ熱は中々のもので、「ベリンボロ無しでは生きられない」という人も居るほど。

 

「ベリンボロはオレの彼女」
「ベリンボロはオレの宗教」
キてますねー。

 

今や柔術界のシンボルとなったベリンボロ、禁止にならなくて良かったですね。

そんなベリンボロですが、遂に教則DVDが出ます。
出すのはATOS勢ではなく、なんと元アリアンシ現ロイド・アーヴィンのジョーダン・シュルツ

http://personalbjjtraining.com/



確かに大変な強豪ですが、非ATOSが「ベリンボロ」を謳う教則DVDを出すというのは、かなりチャレンジ精神が旺盛な気がします。
さすがそのビジネス手腕を慕って、アリアンシからロイド・アーヴィンに移籍するだけの事はありますね。

ベリンボロのやり方を大々的に含んだ教則DVDは、これが世界初ではないでしょうか?

DVDのタイトル自体は、「競技用ガードの秘密」というもので、ベリンボロ限定ではありません。

ただかなりベリンボロに重点を置いているらしく、ベリンボロ用のエクササイズも紹介している模様。
なんか棒持ってます。
そして「IBJJF合法技!」としっかりアピール!!

ネタを持っていたら構わず突き進む姿勢は、是非見習いたいですね。

2月20日の柔術ニュース・・・Modern Jiu-jitsu

先のヒューストン・オープン、茶帯のホープとして知られるジャンニ・グリッポの試合がナイスと評判なのでご紹介します。



深くフックをするタイプのベリンボロをキレイに使いこなしていますね。
下になったら即ベリンボロ狙いです。連発してますね。
しかしラストは内回り「キス・オブ・ザ・ドラゴン」でシメというニクい試合展開。
ルックスも爽やか系なので、今後人気が出るかもしれませんね。

同じくヒューストン・オープンで、バッハ・ベロリゾンチのムンジアル王者パブロ・シウバ相手に、強力なパス攻勢で23-2から一本勝ちという離れ業をやってのけた元祖爽やか系テクニシャンのギリェルミ・メンデス、強力パスの秘訣を語っています。

http://www.graciemag.com/en/2012/02/gui-mendes-explains-posture-first-technique-second/

「セミナーでも、僕らは常にポスチャーについて多くの時間を割いている。自分をどこに位置させ、どのようにして自身の体重を充分に相手にかけ、そして素早く動くか、という事についてね。ポスチャーが一番大事で、テクは二の次なんだよ。ポスチャーが上手く取れていれば、相手を嫌がらせる事ができる。ベースを堅固にとって、チャンスを見付けて攻め込むんだ。例え1000のパスを持つ人間でも、上手くポスチャーを取れていないと、第1のパスを試してる間にスイープされちゃうよ。」

そのメンデス・セミナーですが、あのカイオ・テハも参加してベリンボロを教わったとか。

カイオはメンデス兄弟の、技術を隠さず公開し続ける姿勢をフェイスブック上で激賞しています。

そしてカイオの教則DVDのタイトルともなった「Modern Jiu-jitsu」こそが、進むべき道であると高らかに宣言。

「Modern Jiu-jitsu」という言葉はカイオの中で、いわゆる現代ハイテク柔術を表す代名詞として使われているようですね。

確かに「Modern jiu-jitsu」を遂行している選手と、そうでない選手は、スタイルを見てはっきり分かるようになってきています。

個人的には日本でも是非、「Modern Jiu-jitsu」化した選手がたくさん現れるようになって欲しいと思います。

2月17日の柔術ニュース・・・カショハオン・スイープ

 

先日「生徒とスパーしないインストラクターは詐欺師」発言で、各所から熱い支持を受けたヒカルド・カショハオン・アルメイダがフック・スイープのナイスなバリエーションを教えてくれています。

最初とは逆方向にスイープですね。
かっこいいです。
最後の方の、順方向に耐えてから→逆方向へのスイープ・ドリルが素敵です。

近日新しい教則DVD&アプリが発売予定のカイオ・テハ、内容の一部を動画で公開しています。

これは引き込みながらの腕十字を実演してくれている動画です。



これは見やすいですねー!!
教則動画も画質を競う時代になったのでしょうか・・・。

この「ブラックベルト・モバイル」という会社は、他にも教則動画を製作しているようですが、どれも環境DVDのような美しさです。



まるで森の息吹が聞こえてくるかのようなオオウチガリですね。

ややもすると最後まで見なかったりしちゃう教則動画ですが、こういう感じで付加価値を持ってるものだと、なんとか見通せるかもしれませんね。
参考書に馴染めない受験生みたいですけど・・・。

海外の掲示板によると、アリアンシの若きポイントゲッターであったジョーダン・シュルツが、アリアンシを去ってロイド・アーヴィンに加入したそうです。

その理由として、ロイドのビジネス手腕を褒め称え、強くなるためにはフルタイムで練習できる環境が不可欠であると語ったとか。
いかに限界まで練習時間を作れるかが、トップ柔術家同士の勝敗を決する要因となって久しい昨今ですが、これまで隆盛を誇っていたチームもその部分のケアがおろそかだと新興勢力に飲み込まれてしまう、そんな時代になったのかもしれません。
どうしてもビジネスが絡んできますね。

そんな厳しい時代の柔術家に、就職オファーです。
http://www.graciemag.com/en/2012/02/some-info-for-those-hoping-to-teach-jiu-jitsu-in-abu-dhabi/

アブダビ王国が、柔術の教師を募集開始。
定員は男女あわせて45名。キッズクラスを持った経験要。
来週、ブラジルはサンパウロとリオで採用試験が行われるとか。
月収は数千ドル、福利厚生や有給完備との事。
すごいですねー。
いつか日本もこうなって欲しいですね。

ブログについてのお知らせ

以前ツイッターでお伝えし、大反響だったホドウフォ・ヴィエイラの長編ドキュメンタリー映像ですが、その中にアウトテイク動画が存在し、先日それが公開されました。

その中でホドウフォ・ヴィエイラは、まだ若いながらも、柔術界の現状を鋭く分析し、全トップ柔術家の気持ちを代弁するかのような魂の叫びを聞かせてくれています。

 
「(もし柔術界で何かを変えるなら?と聞かれ)もし変えられるのであれば、パンナム、ブラジレイロ、そしてムンジアルのチャンピオンは、正当な報酬を受けられるようにしたい。これは僕だけが思っている事じゃないはずだよ。

けど他の選手達は、連盟がある程度の金額を支払えるようになって欲しいと望んでいるよね。連盟はそれが出来ると思うよ。だから僕はなぜ連盟がそれをしないのか、理由が分からない。

僕達のように、生活の全てを捧げてハードトレーニングして、試合に勝つ、その報酬として受ける物がメダル、そして写真撮ってもらって、あとは雑誌に載るくらい、これが公平な事だとはとても思えない。僕らはもっと多くの物を犠牲にしているんだ。

多くの人は、柔術がオリンピック種目になって貰いたいと願っている。けどそれは無理だと思う。なぜなら柔術はちょっと色々ゴチャゴチャしているからね。考えてもみなよ、色々な連盟の全部の大会に勝てば、1年で5回も世界王者になれちゃうんだよ?だから僕はオリンピック種目になるなんていう夢は持っていない。

僕はただ、連盟が十分な賞金を出す事、これだけを望んでいるんだ。少なくとも黒帯の部、そしてその中でもより多くの金額を、アブソルート級に対して掛けて欲しい。僕にはこれらの事が不可能な事とも、難しい事とも思えない。これを実現するかどうかは、彼ら次第だ。待ってみようじゃないか。彼らが考えを改めるその日が来るのを。そして選手達に見合った報酬を与える日を。」

変更してからだいぶ経ちますが、現在ブログの更新頻度をなるべく早めるようにしています。以前はツイッターで速報していた内容を、簡易にまとめて、デイリーニュースとしてブログに掲載するようにしました。

以前の分量のような記事は、これまでと同じような頻度で掲載していくつもりですので、宜しくお願いします。

そして、結果コメントに返信ができなくなってしまっている事をお詫びします。
どうもすみません。
まあ別に僕の返信とか要らないとは思いますけど・・・。

初めての方の質問的なものには、なるべく返信するようにします。

1年365日、なるべく柔術の話題を切らさないようにしたいです。

そしてフェイスブックというページで少し言ったのですが、柔術家を経済的に支援したいです。
柔術家に一番効くサプリは、プロテインでもステロイドでもなく、お金だと思います。
だから今後、広告とか増えていくかもしれませんが、宜しくお願いします。

そして、出来なかったら恥ずかしいので詳しくは言いませんが、いつか柔術新聞指定強化選手をムンジアルに送り出せるように頑張りたいので、これからも宜しくお願いします。

2月13日の柔術ニュース②・・・ヒューストン・オープン、ライアン・ホールの試合で物議

ヒューストン・オープン試合動画がアップロードされてきている模様です。
ライアン・ホール(マルセロ・ガウッシア道場)vsブルーノ・エンリケ(グレイシーバッハ・ベロリゾンチ)

 

ライアン・ホール相変わらず逆さ全開で頑張ってますね!
インバーテッド・ガードと、それを攻略しようと低い姿勢で粘るブルーノ、もう絵面は完全にピーピング・プレイですが問題は終了間際、ライアンがスペクタクルなローリング・サンダー・バックアタック!!
これが見事に決まりバック取りですが、ポイントならず・・・。
ホールド足をクロスしてたからみたいですね。
そういうルールってどうなの?という議論が盛んになっています。

ギリェルミ・メンデス(ATOS)vsパブロ・シウバ(グレイシーバッハ・ベロリゾンチ)

 

ギリェルミ、パスが強いですねー。
あのパブロ・シウバのガードを完全に攻略し切っていて、勝負になっていません・・・。
これはどういう事なのでしょうか・・・。

ハファエルメンデス(ATOS)vsアンドレ・モンテイロ(カーウソン・グレイシー)

 

ついついド派手な試合を期待してしまうハファエルですが、今回はハーフ上から足も抜かずチョーク勝ちという、サウロ・ヒベイロのような勝利の仕方です。

アブソ決勝、僕はJTとジミー・ハービソンのロイド・アーヴィン同士で対戦回避したのかと思ったのですが、普通に試合していたようです。

 
JTの動きが良いです。
動画1分過ぎのパスとか超かっこいいですね。ラストは足関節でしょうか。
重量級のジミー相手に一方的な試合内容を見せています。
JTvsマルセロ・サラザール(BTT)

 
この試合でも、JTはアタックで素晴らしい動きを見せていますねー。
4分過ぎあたりの、TTパスを狙えるポジションから一気に順方向へのパス!

握力の物凄い強さと、ロイド・アーヴィン・システムで有名になったJTことジョナサン・トレスですが、もはやそういう話題は抜きで、1人の強豪柔術家としてどんどん成長しているようで頑張って欲しいですね。