デスマッチ続報、ハファエルは賞金増額を要求!!「もっと柔術の将来の事考えてよ」

http://www.graciemag.com/en/2010/07/let-the-reader-decide-is-mendes-worth-what-he-asking/

現在大注目のハファエル・メンデスvsコブリンヤの時間無制限1本勝負ですが、ハファエルは1万ドルという賞金額に納得していない模様です!!


どうして1万ドルじゃ嫌なんでしょうか。

あとハファエルのセミナーって1回2、500ドルだそうですけど、本当ですか?

「そうだよ。セミナー料金は1回につきその値段だよ。けどセミナーってお金とかよりもさ、知らない土地に行って、知らない人達と練習して、友人もできて、その場所に詳しくなったり楽しんだりするのが良いよね。

でさ、今年はもうヨーロッパでしょ、それにグアム、あと多分日本・・・、スケジュール一杯なんだよね。だからこの試合やるとするでしょ、そしたらこういうの全部キャンセルして、トレーニングしまくらないといけないでしょ。今年の前半みたいにね。だから僕にとってはこの賞金額だとちょっと無理だよ。」

なるほど、非常に現実的な内幕まで語ってくれてますね。こういうのちゃんと話してくれると、まあ確かに普通の神経してたら割に合わないって感じるだろうな、って理解できます。


ただ何でもこの話題に関してはグレイシーマガジンHPのコメント欄はもとより、アメリカでも結構な論争になっているとか。

そしてそれら意見の中には意外にも「ファイターは名誉の為に戦うべき」&「ハファエルは逃げてる」的な論調も多いみたいですね。

日本ではあんまそういう意見聞かないですけど・・・。

そういう論調や議論に対しては何か思う事はありますかね。

「ううん、まず初めに言っておきたいんだけど、僕はグレイシー・マガジン大好きだよ。だから議論とかは別に気にならないよ。けど嫌なのは、僕の事を何も知らないのに、僕に対して、僕に言わせてもらえば『お前が言うなよ』って感じの事を言ってくる人達だよ。誰かについて話す時は、その人の事を良く調べなきゃだめだよ。まして批判する時なんかは特にそうでしょ。そういうのが嫌なんだよ。もっと相手をリスペクトしなきゃ。じゃないと事態を混乱させるだけじゃん。

コブリンヤを応援するのはいいけど、それは僕の事を悪く言って良いって事じゃないよ。僕はどんなインタビューにおいても、彼へのリスペクトを欠かしたことは無いよ。」


「けどさ、僕が怖がってるとかって意見は、僕について本当何にも分かってないって感じだよね・・・。バカじゃないの?だって勝つ自信メッチャあるもん・・・。だいたい負けるの怖かったらアブソになんかエントリーしないって。

アブダビ・プロでもそうだったけどさ、みんな僕より大きいうえにコブリンヤと同じくらい強い人ばっかりだったじゃん、ブラウリオとかホミーニョとかデメンテとかガブリエル・ヴェラとかビッグマックとかさ。

負けるのがそんなに嫌だったら他のスポーツやってるよ。僕は12歳からこの競技を始めて、一回も止まった事が無い。ずっとチャレンジし続けてきたし、それが競技を続けるモチベーションになってるんだよ。」


もしかしてあなたはこの交渉を通じて、柔術ファイターの価値を上げようとしてるんじゃないですか?

「そうだよ!批判してる人達っていうのはさ、『ファイターは、戦う事に意義がある』的な見方の人ばっかりなんだよ。けどさ、そういう人達は、柔術がどれだけ長い間多くの人達を楽しませてきたか、そして僕にとっては仕事で、人生である、そういうこと忘れているよ。

僕はさ、悪いけど人生を柔術に超捧げてるよ。でさ、超練習してきたよ。本当にはんぱない練習してきた。だからさ、こういう事をもっと評価されて欲しいよ。僕がやっている事はさ、僕のためってだけじゃなくて、柔術選手みんなの事を考えてやっているんだよ。もしみんながさ、そういう自分達の柔術に対する凄い献身を、正当に評価してもらえるようになったらさ、生活に困ってMMAやる必要とか無くなるじゃん。

僕らのアートである柔術からMMAに行った人達っていうのはさ、柔術嫌いだったと思う?

そんな訳ないよね。絶対好きだったはずだよね。けどみんな将来の事とか考えなきゃいけないじゃん。

プロのアスリートになるって事は、別に飛んだり跳ねたりばっかしてるようになる訳じゃないからね。

ある時点で、必ず将来について考えなければならない。

もし現在競技しているアスリートが、本当に自分自身のやってきた事に価値を置くようになれ、スポンサーシップの契約等も含めて、より良いオファーを受けられるようになると思っているんだよ。

良いスポンサーシップを得る事を難しくしてるのってさ、みんな最初のオファーを二つ返事でホイホイ受けちゃってるからなんだよ。

もう僕らは自分達の価値をちゃんと理解しないといけないよ。この部分において後戻りしちゃだめだよ。」


これは深い話になりましたね。

よく考えてみれば、賞金が1万ドルだと、このくらいのビッグマッチですから準備期間を相当に要するでしょうし、そうなると年収計算として、まあ単純に考えて半年で100万円しか稼げないって事ですもんね。


じゃあこの試合は成立しないんでしょうか。

「試合オファーのメールを受けた後、すぐにオファーを貰えて嬉しい、けどこの賞金額では安過ぎると返信したよ。けど僕は別にとんでもない額を要求した訳じゃないよ。彼らに返信を待ってる旨を伝えて、彼らからは再交渉のメールが来た。彼らはこの試合を入場料を取って開催して、PPVも放映するつもりだと言ってきたよ。

まあつまり、この試合はお金になるって事さ。だから僕は自分にふさわしいと思う金額でないと動かないよ。

これはビジネスとか単純な楽しみの話じゃないんだよ。僕の人生の問題だよ。これははっきり言っておきたいんだけど、僕は彼らが物事を悪い方向に持って行ってるとは思わない。けど僕も自分の価値を自分で貶めるような事はするつもりはない。僕だってコブリンヤと戦って勝利するという事を、とても重要だと思っている。彼がどんなに凄いファイターか良く知っているからね。けどね、僕の柔術に対する愛情を示せだとか、それ系の事を言うのは本当止めて欲しい。

僕は自分が人生においてやってきた事に誇りを持っているし、僕の柔術に対する愛情とか、そんなの見れば分かるでしょ。」


この試合、やるとしてどれくらい長くなりそうですか?

「それは誰にも分からないなー。けど僕は多分長期戦になると思うよ。どっちにとってもキツイだろうね。」


この形態、流行ると思いますか?あなたも観客としてこういう試合を観たいと思いますかね。

「いや、流行らないんじゃない?だって試合時間が長くなる事間違いなしだからね。同じレベルの人が戦うと、すぐ1本とかあんまり無いよね。

ライバル対決っていう部分では凄い良いと思うんだよ。みんな見たがると思う。けどさ、こういう試合を1日でやるとなると、やっぱ長くなるからさ、みんな疲れちゃうと思うよ。」


さあどうなる事やら!!