2010年ムンジアル 関係者回想 キッド・ペリグロ  

黒帯柔術ライターとしてお馴染みのキッド・ペリグロさんが2010年ムンジアル大会を大総括です!

http://www.kidpeligro.com/2010/06/worlds-2010-good-and-bad-checkmat-black.html


奇しくも昨日書いたシャンジのメッセージとリンクしているので、適当に抜粋してみますね。

カッコ内の文章は僕の注釈です。


ペリグロさん、まずは良かった点を挙げています。


・IBJJFの大会運営能力はどんどん良くなっている。

・競技者の質、とくに紫と茶が良かった。

(茶はチェックマット勢が猛威をふるったようですね)

・もし、この10年間でホジャーが最高の選手だという事に同意しない人は、私とは違う何か他の物を見ていたか、注意力散漫な人間だ。私はホジャーの対戦相手やそのコーチが、「ていうか無理」「次元が違う・・・」「あいつの柔術は俺等のとはなんか違うぜ」とつぶやくのを耳にした。ホジャーが我々の競技に存在してくれている事自体が偉大な事だ。

(無理もありませんが、大大大絶賛ですね)

・ホメロ・ジャカレイ・カバウカンチ、ファビオ・グージェウ、アレッシャンドリ・ジジ・パイヴァが率いるアリアンシは、文句無く最高最強のチームだった。

・只の「インストラクター」「黒帯」と呼ぶにはかなり抵抗のあったホメロ・ジャカレイ・カバウカンチ(伝説のホーウス・グレイシーの、世界中で6人しかいない黒帯の1人で、アリアンシ総帥)、マウリシオ・ゴメス(ホーウス・グレイシーの6人黒帯の1人で、ホジャー・グレイシーの父)、セルジオ・ペーニャの赤黒帯(コラル帯ともいう、柔術7段から)昇帯。

http://www.youtube.com/watch?v=Heo0d5R7yNk 

(その昇帯式の模様の動画です。)


注*この件でカーロス・グレイシーJrのコメントがあります。

http://www.graciemag.com/en/2010/06/worlds-2010-according-to-the-president/

「最近のムンジアルではこういう風に、ドンドン貢献者を称えるようにしているが、これは正式なコラル帯昇帯基準を改めて示す機会でもあるのだ。

柔術新聞
(こういう赤黒の帯が柔術7段以上のコラル帯。ちなみにヒクソン・グレイシーはコラル帯7段の模様)

多くの人間が黒帯になって20年以下、ひどい時には10年以下でコラル帯を巻いている。

(ちなみに黒帯無段から初段に3年、2段に3年、3段に3年、4段になるのに更に5年、そこから5段に5年、そこから6段になるのに更に5年、そこから7段になるには7年必要で、つまり黒帯になってからコラル帯を取得するには、最低計31年が必要。)

しかし我々は常に我等がグランドマスターが作ってくれた基準を守り、強化する事に努めている。

だからIBJJFに対してちゃんと31年の年数を証明出来る者がコラル帯を巻けるのだ。指導者達はIBJJFと連携を取りながら、この問題にもっと注意しなければならない。」

なるほど、前述のような超大物達でも、ちゃんと31年経たないとコラル帯を貰えないという事をアピールする機会でもあったんですね。

それにしても僕みたいなパンピーにとっては天上界の話題でロマンがありますね。


だいぶ脱線しましたが、続いてペリグロさんが挙げるバッドポイント!!


「この事実を消化するまでに数日を要したが、今大会は前大会よりもエキサイティングな試合が少なかったと言えると思う。ちなみに私は前大会はハズレの年だったと思っている(確かに当時怒ってましたね)。多くの試合で、選手達はポイント狙いに走り、審判にたくさんレフェリー判定させる結果となってしまった。良いファイターはもちろん居たが、あまり勝ちにこだわるのは、柔術本来の姿を損ねてしまうのではないか。「イケイケ」精神はどこへ行ってしまったんだ?「あいつを極めてやる」姿勢はどこへ行ってしまったんだ?コロシをもってアタックするファイターはどこに居るんだ?世紀の一戦を見てやろうとして、我々を会場に足を運ばせるようなスターを誕生させようという気持ちはどこに行ってしまったんだ?

今大会のファイターの多くは、コロシを持って攻撃にいくよりも、アドバン取得の為に遊んでいるように見えてしまったよ。」


そしてご自身の気持ちを代弁するものとして、昨日紹介したシャンジのブログ文章を、ペリグロさんも引用しています。


なるほど、色々意見があるんですね。


個人的にはむしろDVD発売が楽しみになってきましたが、こういう部分がいろいろバランス取れてくるようになるといいですね、とか無責任な事言っちゃってすみません。

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