2010 アブダビ・プロ柔術-92キロ級決勝 ホムロ・バハウvsアレッシャンドリ・セコーニ

SFでの青木選手敗北以降、ASTRAの成功等、日本のMMA界が最近大激震中なので時間が無いです。

マメに更新できなくて済みません。



この前行われたアブダビ・プロの試合を少し見ていきたいと思います。

事前情報を取り上げた以上、一応フォローしておかないと・・・。



結果については、他のサイト等で確認していただくとして、有名選手の試合や結果について書いていきます。

まず-92キロ以下の決勝戦、

ホミーニョvsアレッシャンドリ・セコーニの試合です。


セコーニは、カーロスSrの末子であるヒリオン・グレイシー所属の選手です。

ヒリオン柔術の日本支部に所属する矢野選手のブログ、「伊那谷柔術日記」でこの一戦の記述がありました。

なんでもホミーニョは2007のドゥマウで、ヒリオンの高弟を破っており、今回の試合はセコーニ側にとってリベンジ戦の意味合いがあるそうです。


http://www.youtube.com/watch?v=tua1-fIh4BU

セコーニがデカイですね。

ホミーニョがまず引き込み、必殺のスパイダーや片襟片袖等、得意なガードでセコーニを揺さぶります。

そしてシッティングから見事に引き込み気味のアームドラッグ襟バージョン(分かりにくい言い方ですみません。見れば分かります)でスイープ!ホミーニョが上になります。



しかしセコーニはデカイながらも速攻で逆さまガード、その後も潜りのプレッシャーで応戦します。

セコーニの潜り技は結構単純なヤツみたいに見えますけど、力が強くてやり方が上手なんでしょうねホミーニョがベースを取れません。

ホミーニョはハーフ上からクロスチョーク極めるの得意なのですが、セコーニのフックに揺さぶられて技のセットアップが出来ません。

これは珍しいです。

しかしクロスニーからのパスに攻め方を切り替えると、パスを嫌がったセコーニがベリーダウンで避けてアドバン止まりにします。そこをすかさずホミーニョがバックを奪取!



バックの攻防ですが、セコーニがホミーニョの片方の足をしっかりホールドし、両足フックだけは許しません。

そうこうしている内にセコーニがリフト。その後もつれた所でホミーニョがあっさり上を譲ってしまいます・・・。

ここからホミーニョなぜかヘロヘロです。上を奪取してそのままパスをしかけるセコーニを、ホミーニョが押して必死のパス防御!

ホミーニョがこういう単純なディフェンスを強いられる場面は本当に珍しいです・・・。

何とかアドバン止まりにできたものの、パスを嫌ったホミーニョがベリーダウンして避けた所をセコーニがすかさずバック!さっきと全く同じ攻防で攻守逆転です。

サイドバックからなんとか回転してガードに戻すも、なぜかあっさり噛み付かれて遂にパスを許してしまいます。こんなにガードでヘロヘロなホミーニョは始めて見ました。

そしてそのままタイムアップ!セコーニが見事優勝を飾りました。


勝ったセコーニ

http://www.tatame.com/2010/04/17/Ceconi-fights-until-the-end-and-make-it-worth

「何も秘密なんて無いよ。今俺の柔術はどんどん良くなっているし、物事の整理も上手く出来ているし、何よりも神様を信じているからさ。試合中、ずっとベストを尽くした。」

「アブソでは(ブラウリオに)負けちゃったけど、階級別はこの座をゲットできた。自信を持つべきだと思うし、その一方で自分よりもハイレベルな選手が居るという事はちゃんと自覚しないといけない。そいつらを倒すためにまたハードに練習するよ!」


敗れたホミーニョの弁

http://www.tatame.com/2010/04/20/Barral–Theres-no-excuse-I-did-it-all-right

「俺の試合は何も良い所が無かったよ。人が注目してて、将来良いファイターになって欲しい選手は何人かいたかな。まあどんな決勝戦も勝ったり負けたりするし、それぞれ別物だよね。今日は俺のベストの日じゃ無かった。

俺の決勝戦じゃ無かった。階級別もアブソも負けた。けど決勝で戦えてうれしいよ。新しい選手が素晴らしい結果を残したわけだからね。セコーニにおめでとうと言いたい。俺はこれからムンジアルに向けてよりハードな練習をするつもりだよ。」

大会によって準備の度合いが違うのかと聞かれ、「練習は今までと同じようにしている。たくさん練習した。言い訳するつもりはない。準備は上手くやれた。ムンジアルの時と同じようにした。けどこれからはもっと集中してチャンピオンに返り咲かないとね。その結果は神様に任せるよ。」


ホミーニョ、確かに準備不足かと思われても仕方無いくらいヘロってました。

相手のセコーニが大きかったのもあるでしょうが、ホミーニョは本来ホジャー以外で体格差に苦しむ選手ではありません。

ムンジアルに期待ですね。