2010パンナム動画

今回のパンナムの動画が早速入ってきました!

まずはアブマー・バルボーザvsクロン・グレイシー

http://www.youtube.com/watch?v=TcurB3ADpXI


ーん、クロン、上になった時にポスチャーが上手く取れてませんね・・・。

これは意外です。ウマイタは上になったら不動の磐石ベースが持ち味なのに。

下半身が細く見えるというか、フラフラしてます。

アブマーの強力なスパイダーに、振られるだけ振られてる感じですね。


アブマーがスイープをかなり好き放題決めてます。

筋力の面だけでなく、足が揃っているというか、

なんかベースの取り方が不安定な印象があります。

中途半端なアタックから相手の足に乗っちゃって、思い切りシザースイープ決められてますし・・・。


それにしてもアブマー、下が強いですね・・・・。はんぱじゃないです。

スパイダーからのアタックを中心に、そこから内回り・逆さはもちろん自在に使いこなしてますし、

前述したようなシザースイープ的な、足をめちゃくちゃ良く利かせて相手を挟んだりベース崩すムーブがはんぱないです。

これらの煽りと、内回り&逆さで攻められたら、確かにベース取るのは至難の技でしょうね。

さすがドライズデール一派、足の利きがはんぱじゃなく、ラバーガード的に足もガンガン被せてきていて、これは上の人間からしてみるとうっとおしい事この上ないでしょうね。

最先端っぽいスパイダー・ガードの使い手です。


スパイダー・ガードって古くからありますけど、スパイダー&回転・逆さが最新形か?

カイロン・グレイシーvsアブマー・バルボーザ

http://www.youtube.com/watch?v=1d8VjoooZ-w

http://www.youtube.com/watch?v=9XZEX-Zxxgg&NR=1

http://www.youtube.com/watch?v=g2IyxCaakNU&NR=1

これまためちゃ興味深いです。

柔術新聞

カイロンもヘビースパイダーユーザーですね。
しかもチンギーニャ、ホムロ・バハウ的な所がバッハっぽいです。

基本スパイダーから足を掛けて、内回りしていくスタイルですね。


ホミーニョはあまり内回りを前面には出しませんけど、スパイダーから相手の中に潜っていって、足で押し出すようにして相手を倒すのが得意ですよね。

ホミーニョの師であるドラクリーノが自身の教則の中で頻繁に教えている物です。

そして相手の上腕に足掛けて、動きを止めるのあの必殺ムーブを得意とします。


そしてそのムーブから内回りに回っていく動きが得意なのがチンギーニャですね。いわゆるクロス・スイープです。

http://www.youtube.com/watch?v=ACaDkT1_ikY

カイロンはこの両方が合わさったようなスタイルで、しかも上腕ストップ固めから、内回り等面倒なことをせず、バンバン後転するムーブも見せています。

これはマイケル・ランギみたいです。

今はスパイダーからの展開として、この辺りの技術が必須となりつつあるようですが、カイロンはそれらを全てバランス良く持っており、とても参考になります。

アブマーのスパイダーも同じように最新形ですが、もっとラバーガード的な動きを多く取り入れた、ハファエル・ロバト・Jrっぽい動きが多いように思えます。逆さをはっきりと意識的に、頻繁に使っているのもアブマーの方ですね。

この辺りがアメリカンな感じします。

スタイル比較はこの辺りにして試合内容に目をやりますと、カイロンは下が強いスタイルなのに、試合開始直前は積極的に上を取りに行ってます。

この辺りがグレイシー精神でしょうか。

その甲斐あって、アブマーの引き込みとバッティングした所で上をゲットし、2ポイント先取します。

アブマーの下への対処も、苦労しながらもクロンよりも効果的にこなしているように思えます。

脇をしめ、ヒザのプレッシャーを上手く掛けて、そして何よりも体重の置き方が、アブマーが回りたい方向へ先回りして、アブマーの勢いを殺しています。

これはクロンには無かったムーブです。

クロンはスパイダー切るのと足を乗せる事に集中するあまり、ベースをアブマーの上に真正面から乗ってしまう事が多く、そこからいいようにゆすぶられてしまってましたが、カイロンは上手く受け流していますね。

スタイルが似ているので、やりたい事が分かるんでしょうか。

しかしそれでもアブマーはスイープしてきます。

①の後半、ハーフから逆さ、そこから1本残った足でコブリンヤみたいなに振り子スイープ!!

すごすぎです・・・。

アブマー・バルボーザはんぱないです。

②しかしそのアブマーもカイロンのスパイダーに苦戦します。

ホミーニョ固めを切るのに苦労し、最後には50・50から見事なスイープを喰らってしまいます!

それにしてもグレイシーが50・50・・・。

これに限りませんが、バッハはやっぱり下からの技術が非常に発達していて、しかもアバンギャルドな技もバンバン開発&取り入れていく進取の姿勢が素晴らしいです。

しかしアブマーもスイープされたキワを付いて、速攻でコブリンヤ振り子的なスイープを決め返します。

これはマジすごい・・・。

③後半はカイロンがアナル全開!

カイロンの逆さvsアブマーの担ぎで、そこからカイロンがなんとも言えない

押し出しスイープ!!

これは気合技というか、グッドタイミング・スイープですね。これで勝利です。

うーん世界は進んでますね・・・。

決勝は両者ともニュータイプなスパイダーユーザーだったのが、非常に参考になりました。

見て良かったです。

カイロンもアブマーも超ナイスムーブでした

アブダビ・プロ 事前情報

http://www.tatame.com/2010/04/14/A-dispute-for-the-belt-on-the-World-Pro

なんとチャンピオンベルトが貰えるそうです!!

柔術新聞

これは新しいですね・・・。

ベルトはUFCのチャンピオンベルト作ってる所と同じメーカーで制作したそうです。

さすが豪華ですねー。

大会主催者のモハンマド皇太子(ADCCのタハヌーン王子とは別の人で、アブダビ王国の皇太子であり、かつヘンゾの黒帯です)によると、

“For the champ to be permanently with the belt, he’ll have to win the World three times”,

だそうです。

多分「ベルトの永久保持者となるためには、この大会を3回優勝しなくてはならない」って意味だと思うんですけど、違ってたら教えて下さい。

「3試合勝って優勝すればベルト永久保持者」、じゃないですよね・・・。

柔術新聞


ちなみに白・青帯の階級別優勝者には

1位 3.000ドル

2位 1.500ドル

紫・茶・黒帯の階級別優勝者には

1位 8.000ドル

2位 3.000ドル

3位 1.500ドル

無差別級には

1位 20.000ドル

の賞金がそれぞれ授与されるそうです。

柔術新聞
誰がこんな感じで賞金をゲットするんでしょうね。


ちなみに出場者はハファエル・メンデス、ギリェルミ・メンデス、アンドレ・ガウバォン、ジウベルト・ドゥリーニョ、ブルーノ・フラザト、セルソ・ヴィニシウス、ホムロ・バハウ、ブラウリオ・エスティマ、アレッシャンドリ・ソウザ等が今の所現地入りしているようです。

豪華過ぎます・・・。


また色々詳細が分かったら続報しますね。