ヨーロピアン選手権速報

ヨーロピアン選手権、アダルト黒帯アブソルート級ですが、ホドリゴ・カヴァカがベウナウド・ファリアスをアドバン差で、グットー・カンポスがターシス・フンフェリーをレフェリー判定で退けて決勝進出のようです。


その他はまだ良く分かっていません

続報待ちですね。

http://www.graciemag.com/en/2010/01/european-2010-an-absolutely-thrilling-saturday/

帯の意味2

ホーレス・グレイシーがギの練習をしていないラシャド・エヴァンスに黒帯を授けた事について、なぜかホイラー・グレイシーがインタビューされてました。

http://www.tatame.com/2010/01/20/Royler-analyzes-Gracies-return-to-the-UFC


「他人の黒帯授受に関して、僕が何を言えるっていうんだい?黒帯を巻く人間というのは、セルフディフェンスや柔術、グラウンド技術やパスガード技術について知っていなくてはならないよね。ただ強いだけじゃダメなんだ。なぜならそれだけでは柔術を表現している事にはならないからね。ラシャドはどんな帯でも巻ける。彼は生まれながらのファイターで、ハードにトレーニングして、ホーレスから黒帯を貰った・・・。僕の道場だったら、ギの練習は必ずしないといけない。けどそれについて何か議論するつもりはないよ。」


確かにホイラーの言うとおりというか、ホイラーにそんな事聞くなよって感じです・・・。


それにしてもホーレス・グレイシーは、まだUFCデビューもしていないのに、かなり色々な所で話題になってますね。

2010年大会初め ヨーロピアン選手権

もうすぐヨーロピアン柔術選手権ですね。


今年初めの、大きな柔術大会です。

ポルトガルのリスボンにおいて、現地時間の1月28日から31日まで行われるようです。


今の所、この大会に一番力入れてるのは、アトスアリアンシのようですね。

アトスはリーダーであるハモン・レモスがその意気込みをアツく語っています。

http://www.graciemag.com/en/2010/01/atos-leader-comments-on-importance-of-european-championship/


もう全選手動員して、その上MMAの試合があるアンドレ・ガウバォンまで引っ張り出そうとしているらしいです!

ヨーロッパにおいて柔術を広める事の重要性を力説して、「全ての柔術選手はヨーロピアン選手権にエントリーして、観衆にすごい試合を見せつけて欲しい」とまで語っています。


そしてアリアンシも世界中に支部を拡大する計画が進行中ですので、それに沿った選手の出し方をしていますね。

確かターシス・フンフェリーも最近ずっとクロアチアに滞在して、現地の支部を盛り上げているんですよね。

一応現在までの黒帯エントリーリストから、主な選手だけ書き出しておきますね。


~ガロ~

ブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)

~プルーマ~

ギリェルミ・メンデス(アトス)

柳沢友也(ピュアブレッド大宮)

~ペナ~

ハファエルメンデス(アトス)

ウェリントンディアス(グレイシーウマイタ)

~レーヴィ~

ルーカスレプリ(アリアンシ)

マイケルランギ(アリアンシ)

ジョナサン・トレス(ロイドアーヴィン)

~メジオ~

ジウベルト“ドゥリーニョ”バーンズ(アトス)

グスタボ・カンポス(アトス)

マイク・ファウラー(ロイドアーヴィン)

~メイオペサード~

ターシス・フンフェリー(アリアンシ)

~ペサディシモ~

ホドリゴ・カヴァカ(チェックマット)

ヘイナウド・ヒベイロ(チェックマット)

有名所だけの抜粋ですが、アリアンシはペナ以外の階級全部に選手を送り込んでおり、その意気込みは並々ならぬものがあるようです。

御大ファビオ・グージェウ様もシニア1ペサード級でしっかり出場しています。


ペナはコブリンヤが出場予定でしたが、腰を悪くして今回はお休みのようです。

もしコブリンヤまで来てたら、アトスとの全面戦争状態でしたね。


いつもはレーヴィで出場するアトスのドゥリーニョが今回はメジオで出場です。

レーヴィの強力過ぎるアリアンシ勢を回避したかな?とか思っちゃいますけど関係ないかもです。

あとハモンのインタビューではハファエルと共にペナに送り込む予定だったブルーノ・フラザトの名前がありません。やはりアトス脱退なのでしょうか。

マスターの部でサウロ・ヒベイロが出場しないかと期待しましたが、どうもUSJJ勢はあまり出ていないようですね。

あと茶帯ペナで、チェックマットのアリ・ファリアスが出場です。

楽しみですね。

そしてあの超大物がまた出場するようです。

2008年ヨーロピアン選手権青帯シニア1ペナ級で見事優勝した、元サッカーフランス代表ビセンテ・リザラズ(BTT)が、紫帯シニア1レーヴィ級でエントリーしています。

紫帯に昇帯したんですね!

こういう有名人が柔術やったりして、ヨーロッパでももっともっと柔術が盛んになるといいですね!

帯の意味

UFCファイターであるラシャド・エヴァンスが黒帯となった事は以前報道されました。

そしてこの黒帯、ホーウス・グレイシーの息子で近々UFCデビューが決定しているホーレス・グレイシーが授与したものらしいですが、この昇帯に関してアメリカで議論になっているようです。
http://www.graciemag.com/en/2010/01/four-questions-for-rolles-gracie/

ホーレスはこの論争にご立腹で

「何も言いたくないね。けどまあみんながみんなヘンゾのアカデミーで俺やイゴールやグレゴー、そしてエヴァンス自身と練習できる訳じゃないから仕方ねーか。あいつはヤバイよ。
エヴァンスとギの練習はした事が無い。彼はノーギの黒帯なんだ。
5年前なら、俺は彼に黒帯あげなかったと思うよ。

けど俺達のスポーツも進化した。IBJJFもノーギ・ワールズを始めたろ?
もしラシャドがそういう大会に出たいってんなら、俺は彼を黒帯登録して出場させるよ。」


こういった問題は日本でも良く話題になりますし、やはりみんな興味を持って、かつ一言いいたくなるテ-マなんでしょうね。

ノブ・ハヤシ選手の病気について

K-1で活躍したノブ・ハヤシ選手が、現在白血病のため闘病中だそうです。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/headlines/20100107-00000014-dal-fight.html


一度は再起したものの、再発による入院とは、本人の悔しさは我々では想像できない程でしょう。


治療には費用がかかり、K-1の公式ホームページ上で募金活動が行われています。

~『ノブ・ハヤシ支援プロジェクト基金』 (口座番号はリンク先に書いてあります)~
http://www.k-1.co.jp/jp/news/2010/0106_etc_01.html

僕も募金させてもらいました。

余裕のある方はご一考下さい。

テレレは生きていた 大晦日にも

もちろん生きてます。


http://www.graciemag.com/en/2009/12/terere-in-clinic-for-treatment/

この記事にあるように、去年の暮れに、救急車に乗せられて非常に管理の行き届いた病院に入院したそうです。


症状が悪化したというか、募金が一定の成果をあげたのでしょうか、やっと入院できたという事みたいですね。


ただし入院し続けるには、もっともっとお金が必要だそうです。


引き続きガウッシアらによる募金活動が続けられているようです。

https://www.paypal.com/us/cgi-bin/webscr?cmd=_flow&SESSION=lOBzImMkdUgANXpX4xCzkKGs7D6BYjaqLbi5ZXkC3wGtEEpqoCtwpeH9yDy&dispatch=5885d80a13c0db1ffc45dc241d84e953ae3a912d7415d1a97451b677930c8a71

興味のある方は上のフォームから募金してみて下さい。



そんなテレレですが、彼の技術はこの間の大晦日の場においても健在だったようです。


青木選手vs廣田選手の試合。


腕つかみと骨折&中指がなにかと注目を集めていますが、動画の45秒くらいからを見て下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=avCsi0uzJW8

廣田選手をTDした青木選手、ややサイド気味のポジショニングを取ったあとに見せるパスは、まごうかたなき腰殺しパス、それもレオジーニョ&TT-TYPEの上足キャップ型(僕が勝手に名付けました)です。


しかも相手の足を揃えて畳むために、キャップした足を使って更に相手の足を刈るという、新型というかまさに(AOKI)型TT-TYPEって感じの進化形です。

インフルエンザみたいに呼んですみません。


このTT式上足キャップ型パスは、相手の足を揃えるのがなかなか難しく、

ポイントになると思います。


http://www.youtube.com/watch?v=rt4jRJ4FC-I

青木選手vsマッハ選手の試合ですが、この試合の1分10秒くらいからの青木選手のパス・ムーブが良く分からなかった所、「デミアン・マイアのUFCでのパスをやろうとしたのでは」という意見を読んだので見直してみると、なるほどそんな感じします。


この場面では、青木選手はマッハ選手のガード足の真上に乗っかってしまい、そこから無理にヒザをねじこんで畳もうとした所をマッハ選手に引っくり返されてしまっていますね。


おそらくこの失敗から更に研究を重ねたのではないでしょうか。


デミアン・マイアのネイト・クォーリー戦におけるTTパスは、TDからのどさくさという言い方はアレですけど、際のタイミングを上手く使ってサイド気味のポジションをゲットし、足を畳み始めています。動画をお持ちの方は、TDの時から既にTTパスを意識したヒザの入れ方をしている所にご注目下さい。

徹底していますね。


同じように青木選手も、なるべくTDの際と連動させながらサイド気味のポジションをゲットし、かつ足を畳むために更に足を刈って絡めるという新テクを加味し、見事に足を揃えていますね。


しかもそこから1回ホールドが解けても、今度は長い足を生かしてなんと逆サイドから足を畳み掛けて、その動作からマウントをゲットしています。

まさにA型TTですね。


ちなみにハファエル・メンデスは1回左右に相手を振って、足を畳むポイントをゲットするやり方を取っています。


デミアンや青木選手はそこからマウントを取っていますが、ハファエルはそこからバック気味のサイドポジションを奪取する事が多いですね。

詳しくは下の動画や、柔術魂6のTTパス特集やハファエルのインタビューをご覧下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=3EeC9PFaya8


テレレの技術は生き続け、不滅の物として、MMAにも進出を始めたようです。

本人の回復を祈ります。

まだまだ現役、ドラクリーノ

グレイシーバッハのプロフェッサーことヴィニシウス“ドラクリーノ”マガリャエスが2010年の大会出場に大乗り気です!

http://www.graciemag.com/en/2009/12/how-has-work-in-belo-horizonte-and-the-other-affiliates-been-going/


ドラクリーノといえばグレイシーバッハ・ベロリゾンチ支部を大成功させ、ホムロ・バハウ等を生み出し、インタビューによると更にアメリカ・ヒューストンに大きな支部を作ったとの事で、非常に多忙な大御所ですが、地位も名誉も得た38歳のオジサンになってもなお大会出場へ執念を燃やすその姿勢は素晴らしいですね。


そういえばドラクリーノは2008年のノーギワールズにも出場していました。

BJJレボリューションのジョニー・ラミレズと対戦していましたね。

ドラクリーノはいきなりTDに成功し、その後も上をキープし続けてかなり好調でしたが、後半疲れて集中が切れたところで一瞬のスキをつかれて三角を決められ、失神1本負けという壮絶な試合内容でした。


そういえば2007年にムンジアルに出場してシャンジと対戦した、こちらも大物道場主であるホベルト・ゴドイも、最初にTDに成功した後、三角絞めで同じようにやられてしまいましたね。

しかしシャンジをTDするのは凄い・・・。さすが達人ですね。


先頃惜しくも現役引退を表明したサウロ・ヒベイロも自身の道場を経営しながらも積極的に試合に出場し続けていましたね。サウロは来年からマスターの部で出場するようですので、同じく今も出場を続けるファビオ・グージェウとの対戦なんか実現したら楽しみです。


黒帯としての地位を確立した後も、多忙な活動の合間を縫ってコンディションを整えて試合に臨む大物柔術家達のヴァイタリティを僕も是非見習いたいです。


またインタビュー中でドラクリーノは、充実したオンライン・インストラクションをやりたいとも言っていますね。


オンライン講座と言えば先日マルセロ・ガウッシアが非常に本格的なヤツを開始しましたが、ドラクリーノのそれも始まったら、他の柔術家もこぞってオンライン市場に参戦するかもですね。


2010年のオンライン柔術市場激戦化を楽しみにしています。