ADCC2009 総括

アブソルートを見てないで総括もへったくれもありませんが!


今度見ておくので、どうもすみません。

ていうか今日見ようと思ったんですけど、なんか見れないですよ。

メラメラ本当に素晴らしいPPVですよねメラメラ



今大会は何と言うか、ショックが大きかったですね・・・・。

ホイラーが敗れ、ヘンゾとシャオリンがガウッシアにあっけなくやられた2003年大会みたいかもしれません。

サウロ・ヒベイロが現役なのかADCC限定でなのかちゃんと聞き取れませんでしたが、引退を表明。

ハニがコブリンヤに腕を折られ(折れたかどうかは分かりませんが)、レオジーニョがハファエルに絞められて1本負け・・・、階級別は絶対無敵だったはずのガウッシアがポポビッチにパスされて敗北・・・・。

完全に心が折れましたね。

-66決勝の、新時代到来を告げるハファエルの素晴らしいムーブで、またテンションあがりましたけど、

アブソルートを見る気力は残ってませんでした・・・・。



技術的な事から今大会を見てみると、このブログでもお馴染みの「回って潜る」回転系のムーブは、流行とか派手とかそういうのを超えて、もはや必須技術になってきているという印象を受けました。


回転系を使える選手とそうでない選手とでは、パスガード防御率がかなり違うのではないかと思います。

回って潜る回転系は、スイープ技術として知られていますが、もう一つ「アナルガードドキドキという顔も持っています。

正式名称が無いので、それが決まるまで僕が勝手に付けた名称です。

変態と思われてしまいますので、外では使わないで下さい!


こういうやつですね。

http://www.youtube.com/watch?v=-MJ3SElpOk8

今大会では各試合で頻繁に見られた体勢ですね。

http://www.youtube.com/watch?v=MSo61jXfkD4

相手選手がアナルを目の前にして困惑しているのが良く分かると思います。

逃げちゃいましたね。


パスガードというのは、相手のガード足を超えて、サイドなりマウントなり、相手の上半身を押さえつける所までの一連の作業を指します。

しかし動画を見ていただくと分かるように、

この体勢だと、足を超えようにもすぐボディです。

超えるスペースがありません。そして押さえつけなければならないボディは、両足にしっかりガードされている状態です。つまりガード下で普通に背中付けたり半身になるよりも、パスすべきスペースが非常に少なく、結果パスしづらい&できないという状態な訳です。


そしてこのガードのわき腹、サイドボディを突こうとすると、くるっと回って正対アナルガードに戻したり、そのままスイープしたりするんですね。今大会のレオジーニョvsライアン・ホールなんかは、まさにそのサイド回り込みvs正対アナルガード戻しのすさまじいイタチごっこでしたよね。

やっかいこの上ないガード形態と言えましょう。


吉岡大選手もこのガードが得意ですね。

http://www.youtube.com/watch?v=YKOuJDXuH9o

ご覧のように、ハーフガードからの最終形態として、アナルガードを取っていますね。

もちろん何でも使いようで、サウロ・ヒベイロのように、こういう技術を使わなくても鉄壁のガードを誇る選手も居ますが、今大会で非常に目立ったので取り上げました。

レオジーニョもガウッシアもサウロ・ヒベイロもそうですが、今までガードが凄い強かった人って、基本的にフックを中心にしてましたよね。その技術はまだまだもちろん有効ですし、アナルガードも今大会で初めて広まったとかそういう訳ではありませんが、なにせ舞台が舞台ですし、また新世代の使い手、特にハファエルとコブリンヤがレオやハニを破り、それらの技術を当たり前のように連発させて凄まじい決勝戦を行った事もありましたので、新しい潮流の台頭をはっきり感じさせる今大会だったと思います。



そしてその流れは、サウロ・ヒベイロという偉大なる柔術家の引退という出来事からも印象づけられたように思えます。

サウロは今回99キロ超級へのエントリーでした。巷では「階級を超えた挑戦」という賞賛の声も聞かれました。

この人はムンジアルを王冠14階級制覇王冠1していますので、もちろんそういう意味合いもあった思うんですけど、2005年大会ではシャンジが育ってくると共に、それまで欠かさず出場していた無差別級の枠をシャンジに譲り、2007年大会ではハファエル・ロバト・Jrの成長を確認したからか、自身の適正階級である-88キロ枠をロバトに譲り、-77キロで出場、その際減量に苦労したからかスタミナがすぐ切れてしまったので、今回の99キロ超級に出場した、という要素もあるのではないかと勝手に思ってます。

サウロ自身はもうタイトル取りまくっているので、先のある選手に活躍の場を譲ったという訳ですね。

サウロ自身のインタビューとかがないと分からない事ですけどね・・・。


まあ僕の妄想という事で。けど根拠が無い訳ではありませんよ。

サウロは常に柔術界全体の事を考えてますし、何よりもその振る舞いがいつも最高にかっこいいからです。


今回も2007年ムンジアルでシャンジ共々敗れているホミーニョを撃破し、優勝したヴェウドゥムをおそらく一番手こずらせたのでは無いかという程、いつまでも不変の、基本技術の超絶的な高さをを存分に発揮しました。

最終戦での柔術着姿は、かっこいいとしか言いようがありませんでしたよね・・・。


いつまでも最高にかっこいいサウロ・ヒベイロ、今までたくさんの事を教えて頂いてどうもありがとうございました。これからもたくさん教わると思いますので、あらためて宜しくお願いします。


機会があったら近々是非サウロ特集してみたいです!お楽しみにドキドキ