ADCC2009を100倍楽しく見る方法  ライアン・ホール編

北米新世代系の雄、ライアン・ホールです!!


今回は非常に難関である、ADCC北米予選を勝ち抜いての出場です。

ライアン・ホ-ルはもともとマイク・ファウラー等も所属するアメリカ・グラップリング界ではとてもメジャーなチームで、主催ご本人も「柔術ビジネスマン」として有名なチーム・ロイド・アーヴィンの選手ですが、現在はそのチーム・ロイド・アーヴィンを離れ、50/50柔術というアレなネーミングのアカデミーを主催しています。

http://5050bjj.com/ 


今年のムンジアルは茶帯で出場していましたが、現在はどうなんでしょうか。

現在の茶帯にはこのライアンと、このブログの始めに紹介したBRASA→チェックマット所属のアリ・ファリアス、そしてグレイシーウマイタ所属のザック・マックスウェルという選手がいて、この三羽烏がそれぞれ実力も凄く、かつ非常に個性的なファイトスタイルやキャラで、アサイカーカフェ大注目の若手成長株筆頭な訳です。


このライアン、どんな選手かと言えば、まあ見て下さい。イレズミじゃ無い方がライアンです。

http://www.youtube.com/watch?v=fwj-x7-2bMQ

キてますねー。

相手居ないのに回ってますよ。

もはやスイープ狙いですらない、内回りムーブです。

しかも何回回るんだよってくらい回って、そのままの体勢でガードを取ろうとしてます。

新世代ヤバイですね・・・。


相手もライアンのイカれたムーブに触発されて、なんか途中からプロレスみたいな間ができてます・・・。


ジェフ・グローバーもWWEの大ファンで、大会の休憩中にモノマネ大会やるそうですが、アメリカ人は基本的にプロレス、しかもWWEの薫陶を受けていますので、こういう空気に慣れてるというか、アメリカ人のグラップリングの試合って何か独特の雰囲気がありますよね。


しかしライアンにはもう一つの顔があります。

実はこの人「三角職人」なんです。

Ryan Hall とTriangleをもじって「Ryangle Choke」と呼ばれる事もある、非常に見事な三角絞めの技術を持っているんです。


この動画でも後半、クローズドに入ってからガード足で横返しスイープを仕掛け、相手がなんとか耐えた所に三角という、なるほどと思わされる見事なコンビネーションを見せています。

とても参考になりますね。

http://www.youtube.com/watch?v=TJBI8msjO40

相変わらず内回りで回りながら、スキを見て腕で取るアナコンダ・チョークのように足で三角を取ります!!分かりにくい表現ですみません!


何三角って言うのだか分からない体勢のまま相手がリフトしてきて外そうとしますが、そのちょうどリフト時に極めてタップを奪っています。

発想が自由というか、なんかやっぱタイミングが人と違いますよね。


そしてこのライアン、現在流行の50/50ガードに関する教則DVDを、なんとセット物でもう発表しています!

http://www.groundfighter.com/Ryan-Hall-Instructional-DVDs/

三角絞めの教則も同時に、セット物で有名な「World Martial arts」社から発売されています。

なんというタイミングの早さ・・・・。この前有名になったばかりの技を、しかもセット物で・・・・。

なんかやっぱ違いますよね新世代。


ジェフ・グローバーと共に、北米ニュージェネレーション代表として、強豪ブラジリアンを困惑させて欲しいですね。