ADCC2009を100倍楽しく見る方法 ハニ・ヤヒーラ編

長年に渡って、レオジーニョの唯一の対抗馬と呼べる実力を発揮してきたのが、みなさんご存知ハニ・ヤヒーラです。


ウェイトオーバー大好きっ子で、反省の色ゼロのナイスブラジリアンですね。

非常に若くしてアメリカに出てきたりして、たくましいです。


ヒクソン・グレイシーの道場にも通っていた事があって、ADCC2005ではヒクソンにセコンドに付いて貰ってましたね。

本来はアタイジ柔術という所に所属で、現在は自身の道場であるOC(オレンジカウンティカクテルグラス)柔術所属になっています。

あまりお金にならない(?)柔術の大会には不熱心なようですが(けど出場すると大体優勝するようです)、ノーギ・グラップリングの実績は凄まじく、ADCCグラップラーズ・クエストで大活躍しました。


非常にナチュラルなスタイルで、ボディもナチュラルな感じですねドキドキ

本人もインタビューで言ってますが、サプリメント等は一切取らず、ウェイトとかも全然やってないそうです。

確かに子供みたいな体つきですね・・・。

しかしそのナチュラルボディを活かしたテクニックで、どんな相手も柔らかく包み込んでゲームを支配してきました。


2005年、ADCC決勝のvsレオジーニョを、少し長いのですが是非見てみて下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=zJSjcvRrekE  パート1

http://www.youtube.com/watch?v=5LT9EIpNKrs  パート2

http://www.youtube.com/watch?v=RJhyw403qZw  パート3


最高峰というか・・・・。お互いすさまじい動き・・・。これはグラップリングの名を借りた戦争ですよ。

レオジーニョ永久機関付きの猟犬のように強力な絨毯爆撃攻撃を、ハニは柔らかなムーブで必死にかわします。

どんなにレオの圧力が凄くても、決して表情を変えず、非常に落ち着いています。この時21歳!!!!すごい・・・・。


しかしレオジーニョ相手だと、下のポジションというのはどんなに技術があっても非常に分が悪い事がこの試合ではっきりしたのではないでしょうか。


別にハニ自身のスタイルも、下攻め専門とか、そういうのでは全然無いですが、相手は何と言ってもレオジーニョ、ご覧の通り上になったら止まりません。世界最強です。


スタイルチェンジしたとまでは言えませんが、以降ハニは上を取る事を、より意識したスタイルを取るようになったのではと個人的に思います。


グラップラーズ・クエストでの、vsジョー・スティーブンソン戦です。

http://www.youtube.com/watch?v=-feX-TJBB5M

基本上取って、後は隙あらばチョークの雨あられという凄まじいスタイルです!!凄い時のペケーニョみたい!!!

こんな細っこいのに、完全に圧力でダディを押しています・・・。


さっきも触れたようにハニはもともと柔らかなムーブとタイミングで、上やバックを狙うタイプで、けど下になるのも別にいとわないというタイプでしたが、もう上でも下でも攻めダルマのようなメラメラ鬼攻めスタイルメラメラに変貌しています。

またMMAを始めて、その意識が更に強まったのかもしれませんね。


そして必勝の意気込みで臨んだADCC2007、鬼神の如き強さを見せます。

一回戦を超速鬼引き込みから、めっちゃキツそうなギロチンで一本。

ほんとペケーニョみたい・・・・。

二回戦はあのブルーノ・フラザトを、一回腕取られたくらいで、後は圧倒しまくってバックからマタレオン。


準決勝のバレット吉田戦は、これモンのムーブを見せて見事勝利!!

http://www.youtube.com/watch?v=94Uyu7srPu8


ぱねえキレ・・・。バレット選手相手にぱねえムーブかましてますよ・・・。

最後の腰切るパスの足の上がり・・・。なんじゃこりゃって感じですね。

僕がやったら脱臼間違いなしです。



そしていよいよ決勝で、星三度レオジーニョと対峙します星

http://www.youtube.com/watch?v=V_CCPBO8ZC4  パート1

http://www.youtube.com/watch?v=LSWi75zpM4U   パート2


見て下さいこのグー絶対不倒の心意気!!

他の試合では下になってから、強力なトップポジションへの移行を見せたりもしましたが、レオ戦は死んでも下にならない覚悟が伺えます!


あのレオジーニョから上をキープする事に成功し、バレット戦のようなヤバイムーブ連発でクマクマのように襲い掛かるハニですが、柔術ブッダことレオジーニョのあまりのガード技術に、パスできません!!

何度もスイープされそうになります!!

しかし何とか耐えて耐えて、絶対上を取らせないようにリキを込めます。

際の攻防で、こんなむかっ青筋立ててるむかっハニは非常に珍しいです!!


そして、戦いにおいては、やはり上を取ると良い事が多々あるという・・・。

エリオ・グレイシーから連綿と続くトップポジションの有利さというものを、我々はここでもかいま見る事になります。つまり下になったら、何が起こるか分からない!!!!


際でレオジーニョをはるかに凌駕する上への執着を見せたハニ、宝石白柔術の神が味方したか、たった一度のチャンスを掴んで見事見事パス!!

そしてバックから必殺のマタレオン!!

なんとなんとレオジーニョがタップ!!!!!

ベルおめでとうハニベル!!!!!!!!!!!!


こうして悲願達成のハニでしたが、これ以降ロクにグラップリングの試合に出ず、MMAばかりやってます。

大丈夫なんですかね・・・。


アサイーカフェブログの情報だと、何とADCC前にギ有りの大会に出場予定で、しかも所属がサウロ・ヒベイロ門下のユニバーシティ・オブジ・ジウジツだとか・・・。

サウロの道場とハニのスタイルは非常に相性良さそうですが・・・・、


どうなっちゃうんでしょうねドキドキ

ADCC2009を100倍楽しく見る方法 -66キロ級概観編

まあ見れないんですけどね!


メラメラめげずに、もうすぐ開催されるADCCの見所を紹介していきたいと思いますメラメラ


まず-66キロ級です。


この階級は日本人選手の活躍も多く、また体格的にも我々にとって特になじみのある階級ですね。

僕が一番好きな階級でもあるので、少し詳細に特集したいと思います。

以下が出場予定選手ですね。


ハニ・ヤヒーラ. Brazil
レオナルド・ヴィエイラ. Brazil
フーベンス・シャーレス. Brazil
バレット・ヨシダ. USA
ハファエル・メンデス. Brazil
ジェフ・グローバー. USA
ライアン・ホール. USA
八隅孝平. Japan

アイアン中村. Japan
ジェフ・カラン. USA
ユライア・フェイバー. USA

Nicolas Renier. France
Timo-Juhani Hirvikangas. Finland
David Marinakis. Australia
Jayson Patino. USA
Justin Rader. USA


凄いメンバーですね・・・。

そして2003年以降の、この階級の成績は以下のとおりです。


2003 1位レオジーニョ 2位バレット・ヨシダ 3位アレッシャンドリ・ソッカ

2005 1位レオジーニョ 2位ハニ・ヤヒーラ  3位マーシオ・フェイトーザ

2007 1位ハニ・ヤヒーラ 2位レオジーニョ  3位バレット・ヨシダ


尚、2003年のヤヒーラは、2回戦でレオジーニョに敗れて途中敗退となっています。


この階級は長らく王冠1レオジーニョ王冠1ことレオナルド・ヴィエイラが圧倒的に強く、対抗馬がほぼ居ない状態でした。

しかし前回のADCC2007大会決勝で、レオジーニョハニ・ヤヒーラに敗れるという波乱が起きました。


しかもこの階級は今回、もっともフレッシュかつ実力のある新規の選手が参入してきたため、結果としてADCC史上でも空前の大激戦区となったように思われます。

今回のこの階級の結果は、今後のグラップリング界にも大きな影響を与える事でしょう。

目全世界が注目しています目


登場選手をざっと見ていきますと、まずレオジーニョ、ハニ・ヤヒーラ、バレット・ヨシダという、2003年以降の鉄板黄金トリオは健在です。今回もおそらく優勝争いに絡んでくるのではないでしょうか。

そしてこのグラップリング界最強トリオを脅かす存在が、近年の柔術の大会では完全にその3人の実績を上回っているコブリンヤことフーベンス・シャーレスハファエル・メンデスと思われます。


この5人の争いで、間違いなくグラップリング世界最強が決まるでしょう。


MMAにおいては、団体枠を超えた最強マッチというのが、中々できないのが現状ですが、今回のこの階級は、まるでグラップリング・ファンの小学生に出場選手決めさせたような、単純明快さがあって素晴らしいです。


最後まで出来るかどうか分かりませんが、今後は他の階級も含めてなんとか、注目の出場選手毎にざっとした紹介をしていきますね。